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自己肯定力は、株価と似ている気がする。

「努力せよ。」
「頑張れば報われる。」
「これを実践しましょう。」

そう書いている啓発本は苦手だ。

国内の著者は、なんだか自分が発展途上であることをいかに自覚させるかを書き並べている気がする。

それに比べて海外の著者は、君は輝いているし、立派だ。とひたすら褒められているような気がする。

もちろん、私の独断と偏見だ。

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例えば、私は洋楽が好きというのもあって、英語ももちろん好きだ。(話せるわけじゃないけれど)反対に「洋楽は聴くけど、英語が嫌いだ。」という人もいる。

それを国内著者は、「好きになるためには」「ライバルに差をつける英語力」「英語力0でも大丈夫」なんて並べる。そもそも英語が好きじゃないから内容も入ってこない。

海外著者の、「英語力がない!?そんなの重要じゃない。それよりもこれ知ってる?」とか「英語の勉強じゃなくて、日常じゃ絶対使わない言い回し教えてやるよ!」みたいなラフな感じが好きだ。英語が嫌いということを肯定しつつも、違う方向で英語を好きにさせようとアプローチしてくる。だから少し読んでみようかな。なんて単純な私は思ってしまう。

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自己肯定力が低い人あるあるなのかもしれないけれど、褒められるより、肯定される方が嬉しい。もっと努力しようなんて言われた日にゃ、もう発狂してしまいそうになる。だから啓発本1つ、好き嫌いが分かれてしまう。

そういえば、もう何十年も前に通っていた義務教育というなの小さな箱庭は「苦手だ」と声を大にして否定することを嫌う文化だった気がする。

大人になって、否定することの大切さを感じ、「NO!」というようになってからは、大分生きやすくなった。

私は、上には上がいると常に思っている。けれど反対に、下には下がいるということを忘れてしまう。

もっと毎日を生きやすくするために。ネガティブな感情を少しでも減らせるように。小さい頃に学んだことも正しいかもしれないけれど、大人になった今、より自分の生きやすい方へと殻を破っていかないといけないなと感じている。

明日は今日よりも、ポジティブ時間を増やしたい。

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お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。