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達人備忘録

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#自分軸

とある達人の備忘録16・ブラック企業との闘い

とある達人の備忘録16・ブラック企業との闘い

ー君の人生で一番追い詰められた時代がブラック企業にいた時だと言っていたな。
 その実態ってどんなものなんだろう?

「一見すると誰もが知る有名企業の名前を冠しているが
 中身は昭和の病棟みたいな会社でね。
 職場も真っ暗だし、床が歩くたびに軋むんだ。

 それだけならまだいいが、大声で上の人間が下の人間を叱る、
 なんて風景が日常茶飯事だった。

 真っ暗闇って自分の家と大して変わらなかったし。

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とある達人の備忘録12・少しずつ自分の軸を戻していくこと

とある達人の備忘録12・少しずつ自分の軸を戻していくこと

ーアデプトになってから辛い思い出の方が多かったようだね。
逆に楽しい思い出はあったのかな?

「どう足掻いてもブラック企業にいた時間の方が長かったからな。
 数えるほどしかないと言っていいんじゃないか。

 ご飯の時、酒飲んでた時が楽しかったくらいじゃない?」

ー結局ブラック企業にどれくらい所属してたの?

「1年ちょうどだね。本当は2ヶ月目で辞めるつもりだったんだけど、
 何度か辞める交渉した

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とある達人の備忘録11・「食」を極めることはすなわち「美」を極めること

とある達人の備忘録11・「食」を極めることはすなわち「美」を極めること

「自分が何に善と美を見出すかと言ったら『食』が鍵になる。
 何の因果か、これまで僕の人生においては
『食』についての『正しいこと』を様々な人から教わってきたんだ。」

ーふむ、つまり君にとっては『食』の本質を掴んでいる人が
何の因果か大事にされてきたのだろうな。

「ああ。そうした人たちに人生のパスを進める手伝いをしてもらったことに因果を感じた。」

ーいつの間にか君の人生において『食』がキーワー

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とある達人の備忘録10・起業塾という仮面舞踏会。

とある達人の備忘録10・起業塾という仮面舞踏会。

ー君がガイドさんに会ったっていう起業塾って
 ヒーラーというか、スピ系の人ってどれくらいいたの?

「起業塾の先生がコンサルしてるのが美容師とか整体師とか
 それこそスピ系とか、なんでも来い系の人だったからさ。
 本当にいろんなジャンルがいて異業種交流会状態だったな。

 記憶してるかぎりでは3人くらいかな?
 カウンセラー、ヒーラー、スピ塾、くらいかな?
 後は正体不明のキャラたちが多かったな。

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とある達人の備忘録2

とある達人の備忘録2

ーアデプトになると守護霊が総取っ替えするって言ってたじゃんか。
その効果を体感したことはあった?

「効果の話か?実感としては湧きにくいだろうな。
 その影響を語るのが、なんとも難しいな。

 自分の体験で言えば、妙に早い時間に叩き起こされたりするな。
 逆に睡眠が必要な、割とどうでもいい日はスヤスヤ寝させてくれる。」

ーそりゃ便利な身体だな笑

「いやいや冗談じゃないよ、
 夜中の1時とか3時

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とある達人の備忘録1・国の変革か、自分を生きるかの二択。

とある達人の備忘録1・国の変革か、自分を生きるかの二択。

ーアデプト、すなわち「達人」になった君にいろいろ聞かせてほしい。

「よろしく頼むよ。オレでよければなんでも答えるよ。」

ーブラック企業も大変だっただろうけど、正直起業塾ってどうだったの?
ヒーラーさんいたっていってたじゃん?

「あーー、あれね。
 失敗の話ばかりしたかもしれないけれど
 身になったことも多かったんじゃないかな。」

ー起業塾で学べたことはどうだった?

「やっぱり起業塾という

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