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なぜ好きなのか?を言葉にしてみる

みなさんこんにちは。
好きなことは何ですか?と聞かれて即答できる方は多いと思いますが、なぜそれが好きなのか、その魅力を言葉で語ることはできますか?
せっかく「言語化力」という本を通して言葉にすることの重要性を学んだので、今日は実践編です。
わたしが愛してやまないディズニーランドについて、過去に撮影してきた写真とともに大好きの理由を言語化していきます。

五感で楽しめる空間

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ディズニーというと映画やキャラクター、テーマパークなど様々な切り口がありますが、わたしにとってディズニー好きの入口は東京ディズニーランドです。
幼い頃から家族で毎年ディズニーランドに行っていたこともあり、覚えている限り小学1年生ですでにディズニーランドが大好きでした。

エントランスでわたしたちを迎えてくれるキャラクター。
明るい青空に真っ白なお城。
軽快な音楽と、チュロスやポップコーンの甘い香り。

アトラクションはもちろん楽しいけれど、五感に触れてくるこの空間そのものが、特別な1日を演出してくれるのです。

思い入れのある場所

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ディズニーランドに対するわたしの想いを聞いて、ある方がこう言いました。
「あなたにとって、思い入れのある場所なんだね」
その言葉を聞いた時、自分では気づかないうちにもはや大好きを通り越して思い入れのある場所になっていたんだと、はっとしました。
ここには家族での思い出や自分の歴史がたくさん詰まっていて、だから大好きな場所であり思い入れのある場所なんだ、と。

そういえば以前放映されていたこちらのTVCMをはじめて見た時、まるで自分のホームビデオを見ているかのような感覚になり、画面に釘付けになってしまいました。
フィルムカメラのちょっとザラザラした写真は、わたしの幼い頃のアルバムにも同じように並んでいます。

どんな景色が目の前に現れたら
はじめて来たあの日のように
あなたはワクワクしてくれるだろう

このセリフはきっとパークを作る側の人の頭の中にある言葉だと思うけれど、もしかすると両親もこんなことを考えながらディズニーランドに連れて行ってくれたのかな?と想像すると嬉しくて涙がこぼれそうになります。

わたしたち家族にとってディズニーランドでのお昼ごはんといえば、ラッキーナゲットカフェの樽に座ってアメリカ河を眺めながら食べるスモークターキー。
現在そのレストランは名前も外観も変わってしまったけれど、同じ場所でスモークターキーを食べると昔を思い出します。
あの頃はまだ1本食べきれなかったからお父さんと一緒に食べてたなあとか、なんてことのない出来事だけれど記憶に焼きついていて、あたたかい気持ちで満たされるのです。

パークは行くたび進化しているけれど、過去にタイムスリップできる場所が、たくさんあるんですよね。

キャストとのコミュニケーション

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小学生の頃の将来の夢は、ディズニーランドのダンサーかキャストのお姉さん。
運動音痴なのでダンサーは早々に諦めましたが、何を聞いても親切に優しい笑顔で応えてくれるキャストはずっとわたしの目標だったし、人としてあるべき姿だと思うようになっていました。
だからこそ、わたしのなかでディズニーランドでの楽しみのひとつに入っていたのが、キャストとのコミュニケーションです。

はじめてアンバサダーホテルに泊まった時お母さんに買ってもらったD-pop MAGIC!のチケットホルダーを気に入っていて何年も使っていたのですが、ある時トゥーンタウンのキャストのお姉さんが突然、「わあ、D-popだ!大事に使ってるんだね」と声をかけてくれました。
小6くらいの出来事だったと思いますが、お気に入りのものを褒めてもらえたこと、そして憧れのお姉さんに話しかけてもらえことがとてつもなく嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。

こうした小さなエピソードがいくつも積み重なって、わたしもこういう思い出をつくれる人になりたいと思うようになり、大学生になったら絶対キャストになる、という揺るぎない夢・目標ができました。

ディズニーが世界を広げてくれた

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ディズニーランドにあるものほぼ全てに興味を持つので、知らないうちに知識や感覚を身につけられていたり、行動範囲を広げてくれていることがあります。

パーク内でかわいいお花や珍しい植物をみつけると調べて名前を覚えたり、色彩豊かなパレードや建物から刺激をうけて写真が好きになったり。
様々な場面で、これってディズニーのおかげかも。と感じることがあるんです。

カリブの海賊があるあたりで流れている音楽がディズニーランドらしくて好きだったので調べていくと、どうやらそのエリアはウォルトディズニーが好きだったニューオーリンズの街を舞台にしているらしい。
そうとわかると、今度はニューオーリンズについて調べ始めます。
そこから本物を見てみたいと思い、実際にニューオーリンズへ行ったことも。

純粋にディズニーランドを楽しんでいるだけでも、目で見たものや体験したことが気づけば血となり肉となり、さらには行動範囲をも広げてくれていました。

飽きるとか飽きないとかじゃない

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そんなに何回もディズニー行って飽きないの?と聞かれることがあります。
答えはもちろんNO。
その理由は書いてきた通り、幼い頃からの大切な思い出がたくさん詰まっていて、立ち居振る舞いや色彩感覚などポジティブな影響をたくさん受けられる場所であって、飽きる飽きないで語れるものではないからだと思います。
自分の歴史とは切っても切り離せない存在で、しかもそれがどんどん更新されていくアルバムみたいな場所。
これまでたくさん夢を見させてくれたし、これからもまた新たなページが増えていくんだって考えると、それだけでわくわくしてきます。

いまは臨時休園中ですが、また笑顔あふれるしあわせな空間がわたしたちのもとに戻ってくる日を心から楽しみにしています。

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