秋色

「何か文章書いてみたら」と友人に言われて、ずっと心に残ったまま… ようやく何か書いてみ…

秋色

「何か文章書いてみたら」と友人に言われて、ずっと心に残ったまま… ようやく何か書いてみようと、読書感想から始めました。 ツィッター:https://twitter.com/akis_star 読書メータ―:https://bookmeter.com/users/1191717

マガジン

  • 僕とポプラブッククラブ

    ポプラブッククラブで届いた本を読んで感想です。ブッククラブが2022年3月で休部となったため。再会されるまでは更新はありません。

  • 感想詩 ~poetry of book~

    ツィッターでつぶいやた本の感想が詩のようになっていったものだけを読んだ本のタイトル情報やそのときの想いなどを振り返りながら逆輸入していきます。不定期更新。

  • 読書の秋2021課題図書の読書感想文

    読書の秋2021企画の課題図書の読書感想文です。

最近の記事

ロスタイム「ルームメイトと謎解きを」

ポプラブッククラブは3月で終了すると思っていましたが、note上の処理の問題でロスタイムが発生することに。今回は僕がサークルの退会処理を忘れていたことで料金が請求され、ポプラ社さんが致し方なく送付してくれたという思わぬプレゼントの一冊でした。 本の情報 ルームメイトと謎解きを 著者:楠谷佑 発行所:株式会社ポプラ社 ISBN:978-4-591-17251-3 装画:中村ユミ 装幀:岡本歌織(next door design)  舞台は全寮制男子校の霧森学院。そこに転入

    • 10冊目「花屋さんが言うことには」

      ポプラブッククラブ2022年3月の本は「花屋さんが言うことには」です。これでちょうど10冊目になりました。 本作について 2022年3月14日発売 花屋さんが言うことには  著者:山本幸久 発行所:株式会社ポプラ社 ISBN:978-4-591-17328-2 装画・扉絵:カシワイ 装幀:bookwall カシワイさんのイラストいいですね。ふわっとした雰囲気が素敵です。花屋さんが舞台ということもあってかわいい雰囲気がピッタリです。 新卒で就職したブラック企業を2年退職

      • 9冊目 博士の長靴

        ポプラブッククラブ2022年2月の本は「博士の長靴」3月発売予定の見本品という素敵なセレクト。しかも月末には特別トークも聞けるとか。休部まで1か月となりましたが、森さん気合入っていますね。案内には「人のつながりをあらためて大切にしたくなる」と書いてありましたがどうでしょう。なんとかネタバレしないように感想も交えて紹介できればと思っていましたが…今回は脱線しまくって支離滅裂になっていますね(苦笑)よろしければお読みください。 本の情報 2022年3月14日発売予定 博士の長

        • 感想詩「昨日壊れはじめた世界で」

          香月夕花さんの「昨日壊れはじめた世界で」の読了ツィートから逆輸入しました。(2021年10月25日ツィート)大人になってから再会した幼馴染の翔子と大介は、小学生時代を思い出しあるマンションを訪れる。そこで知る真実とは。 これがまた私にとってはぞっとする話だったのです。ありふれた日常の中で、となりの誰かが取り残されてはいないだろうか、そんな不安を感じてしまうほどに。そんな体の震えを振り払うように紡いだ言葉がこの詩でした。 実はこの本の前には湊かなえさんの未来も読んでいたので

        ロスタイム「ルームメイトと謎解きを」

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        • 僕とポプラブッククラブ
          13本
        • 感想詩 ~poetry of book~
          2本
        • 読書の秋2021課題図書の読書感想文
          3本

        記事

          感想詩「見えない星に耳を澄ませて」

          香月夕花さん著「見えない星に耳を澄ませて」を読んだときのツィートから 逆輸入しました。(2021年9月23日ツィート)これまでもちょっとした感想は残していたのですが、たぶん詩的な形状をとった初めての読了ツイートだったと思います。 ツィートでも書いたのですが、この本を読んでいて僕は途中はすごく苦しかったです。こう書くとすごくネガティブなイメージの小説に感じてしまうかもしれませんが、それでも読後は前をしっかり向けると思うことができる作品だと思います。ロールプレイというわけではな

          感想詩「見えない星に耳を澄ませて」

          休部のお知らせについて

          残念なお知らせが届いてしまいました…ポプラブッククラブ&文芸部が3月をもって休部となるとのことです。あまりほかの会員の方と絡みがあったわけではありませんが、やっぱりさみしいものですね。 2021年8月からブッククラブに加入しました。学生時代を含めて文芸部のような団体に所属したこともなく読書会に参加したこともありませんでしたが、選書のように自分で選ばない本が届くというものがすごく新鮮でした。学生時代の読書感想文は課題で与えられる面倒な部類の認識だったのですが、新鮮な形で届く本

          休部のお知らせについて

          8冊目 あずかりやさん 満天の星

           ポプラブッククラブ新年の1冊が届いた。「あずかりやさん 満天の星」 今年も懲りもせず思うがままにブッククラブ本の紹介と少しの感想を書いて行こうと思う。ネタバレに気を付けながら。  本作は、一日百円でなんでも預かってくれるらしい「あずかりやさん」のどうやらシリーズ第5弾らしい。全く読んでいなかったシリーズだったので「第5弾だと?相変わらずなんて本を届けてくるんだ…」と悪態をついてしまった。しかもお届けの案内には「一巻完結型なので、今作から読んでももちろん大丈夫。」だと?「大丈

          8冊目 あずかりやさん 満天の星

          空を見上げて

          #創作大賞2022 空 青空に太陽と雲 風とともに流れていく 鳥がさえずりながら飛んでゆく 茜色の空から 日が沈んでゆく 夜のとばりがおりると 月と星々が静かにまたたく 夜が明けてゆく 浅緋の空に 朝日がのぼってゆく 空は時とともに流れていく 今日も空を見上げて また新しい日がはじまる 太陽 いつも眩しい君 差し込む光は白く輝き 目を閉じても赤く燃えている君 強すぎる陽射しに 焼き付いてしまう傷もあるけれど 僕たちの身体をあたためて かがやかせてくれて いつも勇気をく

          空を見上げて

          7冊目 わたしの美しい庭

          本の情報 わたしの美しい庭 著者:凪良ゆう 発行所:ポプラ社 ISBN:978-4-591-17206-3 装画:植田たてり デザイン:bookwall 今回は、文庫版が、ポプラブッククラブ2021年12月のなんとおまけとして届きました。単行本も読んではいたのですが改めて再読しました。最初に読んだときは百音が見つめるきらめく世界を想像して涙しました。さすがに2回目ともなると落ち着いてはいましたが、やはりこみ上げるものはありますね。装幀デザインも単行本そのままのようでしたが

          7冊目 わたしの美しい庭

          6冊目 11の秘密 ラスト・メッセージ

           ポプラブッククラブ2021年12月の本。今回もとある文庫本という素敵なおまけがありましたが、それはまた別の記事として書きたいと思います。私はこれで利用しはじめて5か月目ですが、「ポプラブッククラブはホントに月1,500円で利用させてもらっていいんでしょうか…」と思うほどお得感をつくづく感じています。というわけでいつも通り極力ネタバレしないように、色々紹介できればと思います。  本作は私がめったに読まないアンソロジーでしかも書下ろし。こんな出会いもブッククラブならでは。すごく

          6冊目 11の秘密 ラスト・メッセージ

          5冊目「貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です」

          届いたレターパック開けてから、思わず「なんじゃこりゃぁ~間違いかぁ?」なんて思ったら2021年11月のポプラブッククラブのおまけに本が1冊!なんとまぁ太っ腹な。いやまぁたしかに普段の私ならこのパッケージはあえて自ら手に取る勇気はないかも・・・と思いながらも「せっかくだしな・・・」とか読んでみました。考えさせられる話題の「君の名前の横顔」を読んだ後だったので、ちょっと落差はありますが、よければお楽しみください。 本の情報紹介 「貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です」 あ

          5冊目「貴公子探偵はチョイ足しグルメをご所望です」

          4冊目「君の名前の横顔」

          今回はできれば早く読了してオンライン読書会を視聴しようかと思っていましたが結局間に合わず。仕事も忙しく視聴参加もできず、読了ツィートをするのが精一杯でした。色々感じさせられた作品で、ようやく落ち着いて感想記事にできましたが、ちょっとおかしな思考ではないかと少し不安に感じていますが、よければどうぞ。 君の名前の横顔著者:河野裕 出版社:株式会社ポプラ社 装幀:鈴木久美 写真:小嶋叔子 撮影協力:後藤嶺冴 「自由への第一歩」作品のイメージ紹介 最近自分の中で恒例のようになっ

          4冊目「君の名前の横顔」

          美術館に行かない私が普段読まないジャンルの本を読んでみた

           読書の秋ということで、基本的にアートに興味がない私にとってはある意味最大限のチャレンジ。せっかくの企画なので、普段読まないジャンルから1冊読んでみようと考えたわけです。多少でもアートに興味がある方ならもっと気の利いた感想を書くことができるのだと思いますが、私はあえて興味のない人として率直に感想を書きたいと思います。もしかすると色々ご意見や批判もあるかもしれませんが、興味がない人が読んだらこんな風になのだという程度にご理解いただければと思います。 選んだ本目の見えない白鳥さ

          美術館に行かない私が普段読まないジャンルの本を読んでみた

          『植物癒しと蟹の物語』を読んで

          【本の情報】『The Story of Plant Healers & Cancer 植物癒しと蟹の物語』 著者:小林大輝 発行所:コトノハ株式会社 装丁:鈴木哲生 ※あらすじや詳細は、私の拙文よりもリンク先の  出版社ホームページでぜひご覧ください。 【#読書の秋2021 読書感想文】ネタバレ感注意です。感想は読んで欲しいのですが、一度この作品を読んでからの方がいいかとも思います。 あまりネガティブな感想は好きではないのですが、あえて先にちょっと物足りなさというか要望を

          『植物癒しと蟹の物語』を読んで

          『死にたがりの君に贈る物語』を読んで

          はじめに(この記事について) 読書の秋2021の企画記事を読んで(本当はどんな本でもいいのだと思いますが)どうせならと思い課題図書のひとつにチャレンジしてみました。読み終えたのはよかったのですが、この読書感想文記事を書き始めてすぐ、悩みがいくつか出てきました(^^;  いつも読書後、割とすぐにツィートできるぐらいの感想が言葉になって出てくるのですが、今回はなぜか、"涙"と"ありがとうという一言"しかなかったのです。また、この感想を書くにあたり紹介記事などではなく【読書感想文】

          『死にたがりの君に贈る物語』を読んで

          3冊目「ほたるいしマジカルランド」

          ポプラブッククラブ2021年10月の本です。この作品の直前に司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」を読んでいたのですが、読中にこの本がブッククラブから届きました。個人的にはどこか運命的な不思議な出会いを感じています。 ほたるいしマジカルランド著者:寺地はるな 発行所:ポプラ社 装画:福田利之  装幀:岡本歌織(next door design) 月曜日から日曜日まで7つのエピソードに分かれていますので この本と一緒に一週間過ごしてみてはいかがでしょうか 週末にはやさしい気持ちにほぐ

          3冊目「ほたるいしマジカルランド」