感想詩「昨日壊れはじめた世界で」
香月夕花さんの「昨日壊れはじめた世界で」の読了ツィートから逆輸入しました。(2021年10月25日ツィート)大人になってから再会した幼馴染の翔子と大介は、小学生時代を思い出しあるマンションを訪れる。そこで知る真実とは。
これがまた私にとってはぞっとする話だったのです。ありふれた日常の中で、となりの誰かが取り残されてはいないだろうか、そんな不安を感じてしまうほどに。そんな体の震えを振り払うように紡いだ言葉がこの詩でした。
実はこの本の前には湊かなえさんの未来も読んでいたのですが、続けざまに割とネガティブな印象のストーリーでエネルギーをずいぶん消費しました。ホラーでもないのに…でもだからこそ誰かと手をつないで寄り添って過ごしたい、そんな風に思ったんだと思います。
JUJUさんの「奇跡を望むなら」を聴きながら
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?