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「自分の人生を生きる子」に育てる親子対話

承認欲求に支配されて他人にコントロールされる人生を生きて欲しくない・・・。我が子には自分の人生を生きて欲しいので対話しました。

はじめに

こんにちは!「こどもコーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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承認欲求に支配されて他人にコントロールされる人生を生きて欲しくない・・・。我が子には自分の人生を生きて欲しいので対話しました。

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「承認欲求」は他人に人生をコントロールさせる

👦:ねぇお父さん! 昨日言ってた(↓)「課題の分離」についてもっと教えてよ!

父:オッケー。自分と他者の課題を分離して「自分の人生を自分でコントロールする」のが幸せへのカギってのは昨日言ったよね。でもこれって実際はかなり難しいことなんだ。

👦:そうなの? どう難しいの?

父:実は世界中の多くの人が「承認欲求(しょうにんよっきゅう)」つまり「他の人から認められたい」っていう気持ちに支配されてるんだ。この気持ちが強いと「自分の人生を自分でコントロール」できなくなっちゃうんだ。

👦:「承認欲求」って例えばどういうこと?

父:例えば、

・先生にホメられたい
・友達に尊敬されたい
・世間にスゴいと思われたい

って思う気持ちのことだね。

👦:え! ダメなのこういうことを思うのは!?

父:別にダメって言ってないよ。こういう気持ちが強すぎて心が承認欲求に支配されてると「自分の人生を自分でコントロール」できなくなるって言ってるだけ。

👦:どうして承認欲求が強いと自分でコントロールできなくなるの?

父:承認欲求を満たすために生きるようになっちゃうんだ。もっとわかりやすく言えば「他人にスゴいと思われるために生きる」ようになっちゃうんだ。これはもう「他人にコントロールされる人生」そのものだよね。

👦:「自分が本当にやりたいこと」じゃなくて「他人がスゴいと言ってくれること」をやってしまうようになるってこと?

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貢献感は幸せの源

父:そういうこと。自分は別にそんなに好きじゃないけど「先生がホメてくれるから」やってることとかない?

👦:学級委員とかかなぁ。

父:そしたらそれは承認欲求を満たすための行動だったかもね。

👦:たしかに最初は「先生がホメてくれるから」と思って始めたけど、実際やってみたらみんなの役に立てて嬉しいよ。それでもこれはやっちゃいけないことだったの?

父:お、みんなの役に立てて嬉しいんだね。それはとっても良いことだね。アドラー心理学の用語で言うと「他者貢献(たしゃこうけん)」だね。誰かに貢献できていると感じる「貢献感」は幸せの源なんだ。

👦:誰かの役に立つのは良いことなんだね。でもなんだか混乱してきたぞ・・・。学級委員をやってる、というのは同じだけど「先生にホメられるから」と思ってやるのはよくなくて、「みんなの役に立つから」ってのは良いんだね。

父:みんなの役に立ってホメられたいから学級委員をやる」は承認欲求に支配されてるけど「みんなの役に立てると自分が嬉しいから学級委員をやる」ってのは支配されてない。貢献感を得るために、自分の行動を自分でコントロールしてる。

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他者の課題への踏み込みと他者貢献の違い

👦:なるほど。じゃあ昨日言ってた「宿題やりなさい!」はどうなの?

父:「キミの将来のために言ってるんだよ」って親が子どもに言う場合は、実は多くの場合は親の承認欲求を満たすためだったりする。子どもは押し付けられてる感を感じてしまう。でもこれが「宿題をやってくれるとお父さんは嬉しい」とか「宿題をやらなくて将来キミが困るのが悲しい」だったらどう?

👦:親が「子どもの役に立ちたい」「貢献したい」って思ってるとそういう言い方になるって話だね。主役はあくまで子どもってことか。

父:そういうこと。子どもは「自分の課題」に親が土足で踏み込んでこないから受け入れやすくなるし、親は「他者の課題」に踏み込まないことでもし子どもが宿題をやらなかったとしても「自分の課題」ではないので心の平静を保てる。

👦:本当に親は冷静でいられるの?

父:「課題の分離」がキチンとできていれば、ね。「承認欲求」を捨てられない人が世界中に沢山いるのと同じように、「課題の分離」ができない人も山程いる。お父さんも完璧にはできてないと思う。

👦:お父さんもできてないんだ!

父:できてないよ。でも、できてないことを自覚しているのが大事だとお父さんは思っている。「いま他人の課題に踏み込んじゃったな」「この感情、承認欲求だな」とか自覚さえできれば改善ができるから。

👦:お父さんでもそうなんだね。ボクもまずは自覚できるようになる!

さいごに

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