本好きになり国語力が高まる家族ルール
「読んだ本をパパママに説明して、読みたくさせられたらご褒美100円」の家族ルールでお子様の国語力が飛躍的に高まります。その理由と具体的なやり方について説明します。
はじめに
こんにちは!「こどもコーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。
東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。
😎--ちょっとCM--😎
自分で決めて実行できる子を育てる「こどもコーチング」やってます!
--- -- --- -- --- -- --- -- --- --
「読んだ本をパパママに説明して、読みたくさせられたらご褒美100円」の家族ルールでお子様の国語力が飛躍的に高まります。その理由と具体的なやり方について説明します。
■登場人物■
👨👩👦:コーチングご利用のAさん家庭
コ:コーチのこーちゃん
◆本好きになり国語力が高まる方法
👨👩👦:こーちゃん、この子が本を本好きになるいい方法ないですか? 本を沢山読んで国語力を高めてほしいんですよね。
コ:めちゃいい方法があります!
読んだ本をお父さんお母さんに説明
→ 読みたくさせられたらご褒美100円
です!
👨👩👦:おー、詳しく教えていただけますか?
コ:お子様が本を読んだら、お父様お母様に対して内容を説明したり感想を話してもらいます。話が面白かったり読みたくさせられたら、ご褒美として100円をあげてください。これでビックリするくらい国語力がUPします!
👨👩👦:えっ、それだけでいいんですか?
コ:単純そうに見えて実は国語力を高める要素が沢山詰まっている方法なので、順番に説明していきますね!
◆アウトプットが記憶定着につながる
こ:まずアウトプットの重要性についてお話します。本を読むのは外から情報を仕入れる「インプット」ですよね? それに対して「アウトプット」は自分から外部に対して情報を発信することです。例えば、書いたり、話したり。
👨👩👦:本を読む「インプット」よりも書いたり話したりする「アウトプット」のほうが大事なんですか?
コ:そうなんです!
「月に3冊読んで3冊アウトプットする人」
と
「月に10冊読んで1冊もアウトプットしない人」
ではどちらがより成長すると思いますか?
👨👩👦:前者ですかね。アウトプットしないと身につかないような気がします。
コ:その通りなんです! 本を沢山読んでインプットを多くすれば知識がついて成長するような気がしちゃうんですが、それは間違いなんです。人間はアウトプットしない限り記憶に定着しないのです。
👨👩👦:記憶定着にはアウトプットが必須なんですね。ただ本を読んでるだけじゃダメなんですね。
コ:アウトプットしないインプットはただの自己満足でしかないんです。アウトプットしない限り身につきません! ちなみに2週間に3回使った情報は長期記憶されると言われています。なので読んだ本の内容を3回使うようにこのようなルールにしましょう!
■ 読んだ本をお父さんお母さんに説明 のやり方
1.メモをとる
2.お母さんに説明
3.お父さんに説明
👨👩👦:この子が読んだ本の内容を①メモして、②お母さんに説明して、③お父さんに説明する、ことで3回アウトプットする機会を用意するんですね。
コ:これで本の内容がしっかり記憶に定着します。読んだ本が身になります。メモを取るときのコツは「すぐに作ること」です。読んでるときに作っていく。人間はすぐに忘れちゃうので。
◆説明が上手くなる
コ:お父さんお母さんに説明をするので、説明力が高まります。話したい内容をどう組み立てて、どんな言葉を使えば人に伝わるのか、というのを実践で学んでいくことができます。
👨👩👦:これが難しそうなんですよね。できるのかな。
コ:そう、難しいんです。だからこそ練習する価値があるんです。最初から上手く話せる必要なんてありません。「伝えたいのに伝えられない」というフラストレーションこそが説明力を向上させます。
👨👩👦:本の内容を要約して説明するような感じなのでしょうか?
コ:内容をきちんと要約できてるか、よりも「読みたくさせられるか」「楽しませられるか」に重点を置くのがポイントです。つまり内容だけじゃなくて、お子様の感想や意見を加えて話してもらうのが大事です。
👨👩👦:この子自身の感想や意見も話してもらうんですね。
コ:本に書いてある内容だけじゃなくて、お子様の考えや思考、想いを話すことで「言語化能力」が高まるのです。ホワッとしたものを言葉で表す訓練になり、自分の気持ちや感情を上手く表現できる子に育ちます。
◆楽しさがモチベと記憶力を高める
コ:そしてこれを続けるのがとっても大事です。2−3回やるだけだと効果はほとんどありません。継続的にやるのが大切です。そのためには楽しめる仕組みを用意する必要があります。
👨👩👦:継続するための仕掛けがご褒美100円ですか?
コ:はい! 楽しく継続する仕掛けです。お母さんお父さんに読んだ本の話をして「楽しませたり」「読みたくさせる」ことができたらご褒美が貰えるって素敵じゃないですか? 「面白い本を教えてくれてありがとう」っていう感謝を表すイメージです。
👨👩👦:なるほど。ただ「本を読んだから貰える」っていうのではなく、「面白い本を紹介したから対価として貰える」ってことですね。
コ:お子様にとっては、お父さんお母さんが自分の話をしっかり聞いてくれるだけでも嬉しいものです。そのうえ感謝までしてもらえるとなると嬉しくてたまりません。最初はご褒美をあげるハードルは限界まで下げてください。説明が下手でも褒めちぎって感謝して100円あげてください!
👨👩👦:最初に成功体験を積ませてあげるのは大事ですよね。
コ:楽しいとモチベーションだけでなく記憶力も向上すると言われています。なので厳しく審査するというよりは、お子様との会話を楽しむスタンスが良いと思います。この取り組みは親子の会話のキッカケにもなって、きっと今まで以上に会話が増えると思います。そういうプラス効果も期待できます。
👨👩👦:親子の会話が増えるのはいいですね!
コ:あとはモチベーションを保つ一つの方法として「結果の可視化」があります。どの本を読んだのかが可視化されると達成感があって継続に効果があります。以前ご紹介したブクログが適していると思います。無料で簡単にデジタル本棚が作れて便利です。
👨👩👦:ブクログ良いですね。
コ:いかがでした? お子様が本好きになり国語力が高まる方法は?
👨👩👦:さっそく今日からやってみます! ありがとうございます!
さいごに
お父さんお母さんに役立つ記事を毎日書いていますので「スキ」「フォロー」で応援いただけると嬉しいです!
自分で決めて実行できる子を育てる「こどもコーチング」やってます↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?