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大人になると「やりたいこと」が減る…

歳を取ると「やりたい気持ち」が弱まってしまいます。お子さんのやりたいことにブレーキをかけていませんか? 「やりたいこと」はどんどん実現すべきです!

はじめに

こんにちは!「コーチのこーちゃん」ことスタスタCEOの鈴木孝一です。

東工大院卒、ITベンチャーと一部上場企業を経て教育ベンチャー2社経営、趣味で器械体操やプレミアムテキーラのインストラクター、・・・。誰かが敷いたレールには従わない人生を毎日楽しんでいます。

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歳を取ると「やりたい気持ち」が弱まってしまいます。お子さんのやりたいことにブレーキをかけていませんか? 「やりたいこと」はどんどん実現すべきです!

◆歳を取るとやりたい気持ちが弱まる

👦:ねぇお父さん! やってみたいことリストで最近実現したものある?

父:一番最近のは4月にNHKに出演したやつだね。「テレビに名指しで出る」ってのが実現したよ。それからもう2ヶ月経つけど、あれ以降実現したものはないね。

👦:リスト自体は増えてる?

父:いや、増えてないね。意識しないと何か思いついてもすぐ忘れちゃうよね。ここ1−2ヶ月はちょっとリストのことが頭から飛んでっちゃってたかもしれないね。

👦:全然ダメじゃん!笑

父:ダメだね 笑 そもそも大人になると、というか歳を取れば取るほど「やりたいこと」自体が減ってっちゃうんだ。いや、もっと正確に言うと「やりたい気持ちが弱まる」かな。

👦:やりたくなくなるの?

父:うん、昔あんなにやりたかったことがもう今はそんなにやりたいと思ってなかったりする。「もう別にいいか」みたいな。

👦:そうなの!? 例えば?

父:例えば大学生くらいまでは「ギアナ高地に行ってみたい!」ってめちゃめちゃ思ってたんだけど、もう今となっては「そのうち行く機会があったらいいな」くらいになっちゃってる。(ギアナ高地↓)

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👦:なんでそうなっちゃったの??

◆やりたい気持ちが弱まる理由

父:自分でもよくわからないんだ。歳を重ねて色んな経験を積んだことによって「ギアナ高地に行く」ことで得られる体験のイメージが何となく付くようになってしまったのかな。「大体こんな感じなんだろうなー」って。

👦:想像だけで満足しちゃうってこと?

父:うん、そういう面が少なからずあると思う。実際に行ってみれば、想像を超えた楽しさがあってすごくいい経験になると思うんだけどね。でも何故か腰が重くなっちゃうんだ。

👦:面倒くさくなっちゃうの??

父:うーん。実現するために掛かる労力が想像できるようになっちゃうのかな。飛行機乗り継いで、車に乗って、・・・とか思うと結構大変そうだなって。

👦:えー! それも楽しさのうちじゃないの?

父:たしかにね。若いときはそうだった気がする。そういう意味でいうと「体力の低下」も関係してるんだろうね。新しいことをやろうとすると「元気」がいるじゃん? 加齢とともに元気は減ってしまってるからね・・・。

👦:元気って歳取ると減っちゃうんだ・・・。

父:あと考えられる理由としては「人間には変化を嫌う本能がある」って話は前にしたでしょ? ある程度知ってるモノやコトが増えるとその範囲内だけでも十分楽しく生きていけるから、そこから一歩踏み出すことに対して本能的にブレーキが掛かっちゃうのかもしれない。

👦:範囲内だけで楽しめちゃう?

父:コンフォートゾーン(Comfort zone)って言われたりするね。居心地のいい場所って意味だ。この図でいうと真ん中の水色の部分にあたる。その中にずっと留まっていると、人間は成長しないって言われてるね。

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👦:範囲の外に一歩踏み出していくと成長するってこと?

父:うん。緑の部分がラーニングゾーン(Learning zone)で一番成長できるって言われている。その外の赤いパニックゾーン(Panic zone)は未知の環境過ぎて混乱しちゃって逆に成長に繋がらない部分だね。

👦:なるほど。真ん中のコンフォートゾーンから出ないこと、つまり変化を嫌うのが「本能」なんだったら、子どももそうじゃないの??

父:子どもはそもそも「知ってる範囲 = コンフォートゾーン」が狭いから、その中では満足できなくてどんどん外に探しに行くんだと思う。水色の部分がめちゃ小さくて、緑の部分ばっかりなんだよきっと。

👦:そっかー。こんなにやりたい気持ちになるのは子どものうちだけかもしれないのか。

◆やりたいことはどんどんやるべき

父:うん。だからやりたいと思ったことは、思っているうちに早く実現したほうがいいってことだ。「大きくなったら」とか「時間ができたら」とか「お金が溜まったら」とか言ってるうちに、やりたくなくなっちゃうかもしれない。

👦:たしかに。やりたいことが実現したらめっちゃ嬉しいもんね!

父:その気持ちを沢山味わった方が人生楽しくなるからね。せっかくのチャンスを放置してたら勿体ない。それから外的な要因でできなくなることもあるからね。

👦:外的な要因?

父:今回のコロナ問題で海外旅行はしばらくできなくなったでしょ? 「後回しにせずもっと行っておけばよかった!」って思ってる人は多いよ。旅行はそのうちできるようになるだろうけど、場合によってはもう二度とできなくなることも全然あるからね。

👦:二度とできなくなることなんてあるの?

父:例えば明日交通事故にあって下半身不随になる可能性もゼロではないよね。そしたら「バク転する」みたいなのは二度と実現できなくなってしまう。

👦:たしかに。お父さんはどうするの? もうやりたい気持ちが弱まっちゃてるんでしょ?

父:意識的にコンフォートゾーンから出ていかないとね。「やりたいこと」への気持ちが本能的には弱くても、理性で制御して無理矢理にでも頑張ってやった方がいいのかもしれない。

👦:無理矢理やるの!?笑

父:さっきも言ったけど、実際にやってみればそれはそれで絶対楽しいし「やってよかった!」ってなるはずだからね。そのくらいやらないと成長もしないし。

👦:ボクは大人になってもずっと「やりたい気持ち」が強いままでいたいな。

父:それが理想だよね。お父さんもそう在りたいと思ってるよ。心が歳をとってる感じだもんね。常に若い心で居たいよね。多分、卵と鶏みたいなもんなんだと思うよ。

👦:卵と鶏??

父:心が若いとやりたいことをどんどんやれるけど、やりたいことをやってると心もきっと若くなる。つまり「やりたいことをどんどんやろう」ってことだね。最初は無理矢理にでもやってれば心が若くなって好循環になるはず!

さいごに

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