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自虐

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人によく見られたいと思っていた私が、プライドを捨て、すべてを曝け出すことに決めた。なぜならしんどくなったから。全てを曝け出すとはなんと楽で素晴らしく生きやすいのか。 ウェルカムト…
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#仕事

私は見栄を張るのをやめた。

 私は見栄を張るのをやめた。
 できないことはできないといい、やってないことはやっていないといい、知らないことは知らない、ということにした。

 それまでの私は、周囲の目を気にして少しばかりの背伸びのために、いわゆる知ったかぶりをしてきた。
 そこで得られたことは何もない。
 言ってしまったあとで、言ってしまった手前なんとかしなくては、というストレスに見舞われてしまっただけである。

 後悔しかな

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私は気ぃ遣いである。

 私は気ぃ遣いである。気ぃ遣いとは関西弁で、気を遣う人、ということを意味する。

 どれくらい気ぃ遣いか説明しよう。

 私はお笑い番組が好きだ。毎日なにかしら録画して、晩御飯の時間に妻と観るのが日課である。

 私が録画した番組は私に責任がある。

 番組を観ていて面白ければ私は大笑いする。
「あはははは…」と大笑いする。
 と共に皆さんとは異なる行動をする。

 そう、私は妻が笑っているかどう

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私はビビりである。

 私はビビりである。仕事に影響が出るくらいのビビンちょである。

 私の仕事は社内で複数のグループの人と一つのテーマをこなしていく。
 一つのテーマをみんなで頑張っていく、というよりは、各グループが責任の所在が自グループにならないよう、自分の仕事だけに力を入れる、というストレスフルな仕事の仕方である。

 そのため、グループ同士の仲がよくない。常に気を張り詰めて仕事をしている。少しでも気が緩むもの

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私は無能である

 私は無能である。

 ここで私が使っている「無能」と言う言葉は、金になる才能がないということを指している。

 こんな私ではあるが、得意なことはいくつかある。
 このようなバカな文章を思いついたり、絵が少し描けたり、音楽に少しばかり知識があったり…
 みんなには負けないぞ、というものがあるのだ。皆さんもそうでしょう?

 しかしながら、ここで立ち止まって考えていただきたい。
 大人になって、金に

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私はせっかちである

 私はせっかちである。人からのんびり屋といわれるが、そんなことはない。

 その証拠として、人の話が聞けない。

 人が説明し出すと、最後まで聞かず、結論を予測し、「なるほど、これってこういうことだよね?」と話しに割って入り、「いえ、違います」といわれることが常である。
 最近は会社の後輩が一生懸命に説明しようとしているのに、途中で「あー、こーゆーことかー」と遮ってしまう。
 そのあと後輩は侮蔑の

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私は調べ物が苦手である

 私は調べ物が苦手である。なぜなら、どーせ理解できないと思っているからである。
 こういうと、調べ物をする人からすると「何を最初から諦めてるんだ。努力しろよ」と、言われるかもしれない。
 でも私は努力しない。だって理解できないとわかっているから。
 私に取って文章は文字の羅列でしかない。一つ一つの単語の意味が頭に入ってこないのだ。
 最初の5行を読んで、次の五行に行くと、前の五行の内容を全て忘れて

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詰めが甘い

 私は詰めが甘い。なぜなら後先考えずに突っ走ってしまい、自ら丸見えの大きな穴にはまってしまうからだ。
 私は俗にいう、右脳人間である。直感的に物事を考え、「よし!やっちゃおう!」と純粋な心で出発してしまう人間である。
 聞こえはいいが、なんの準備、調べもせず、ふりちんのまま高速道路を走ってしまう人間となんら変わりはない。そもそもこのエッセイ的文章もそうである。
 本文は三作目である。ふざけた文章書

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仕事が出来ない。

 私は仕事ができない。そもそもやる気がない。
 なまじっか給料の良い会社に勤めているため辞める気はない。会社にとってはいい迷惑な癌社員である。
 どれくらい仕事ができないかというと、まず書類のミスが多い。自分で言うのもアレだが、誤字脱字が多い。これは対策がある。ある程度確かめたら、「ま、いっか」と思い切って提出する。そしたらほぼ100%の確率で怒られるが、みんなミスを見つけてくれるので、そこを修正

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