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【投稿ピックアップ】#好きな番組 第1弾

皆さんこんにちは。
10月16日から開催しているお題投稿企画、「 #好きな番組 」。

開始日から1つ1つ読ませていただいておりますが、
本当に、ありとあらゆる番組にそれぞれの思い出があるな〜〜〜〜〜と感じます。

最近の番組はもちろんのこと、かなり前の番組についても、その1シーンや感じたことを鮮明に覚えている方がとても多くて「好きな番組」がもたらすインパクトや影響の大きさを改めて感じることができました。

今回から数回にわたって、投稿いただいた記事から編集部のタンタン・ヤマがピックアップしたものをご紹介していこうと思います!



大人になって改めて見てみると

アンパンマンは持って生まれた力と恵まれた仲間がいるのですが、バイキンマンの戦いは一人で始まったのです。

強い。バイキンマン、強い。

確かにバイキンマンは欲望のままに暮らし、力なきものから奪い、ドン引きするような破壊も行ったりします。

しかし、それすらも僕は人間臭さを感じます。

そしてそんな人間臭さ故に、何度倒れても、何度ものを壊されても立ち向かっていく姿、目的のために必死になる姿に思わず熱くなってしまうのです。

「バイキンマンが好きだ」より抜粋


私も小さい頃「アンパンマン」が大好きでしたが(特にロールパンナちゃんが好きだった)、この前たまたま横浜のアンパンマンミュージアムの近くを通ったら親子連れの行列ができていて、いまだにこんなにも人気を博していることに「そりゃそうだよな」と思いつつも感慨深くなっちゃいました。

そんなアンパンマンの永遠の敵役、「バイキンマン」。
バイキンマンにスポットを当てて、悪役という運命を背負い、時に人間臭く戦う愛らしさについて語っていただいているこちらの記事。

小さい頃見ていた時はどうしたって主人公で愛と正義感に溢れたアンパンマンを応援してしまっていました。
けれど、何度倒されてもめげずにいろいろな策でアンパンマンを倒そうとする、ある意味「悪役としての正義感を持った」バイキンマンも愛らしいですよね。

小さい頃見ていた番組の見え方が変わったり、子供の時には沁みなかったことが沁みるようになるーその発見こそ、人生を歩んで経験を積んできたという証拠なのかもしれません。(タンタン)


キングオブコント2023

ダブルパチンコ🎰🎰

全組すごかったです!一組終わるごとに感嘆のため息の出る内容で、本当にかっこいいなって感じました。生意気ですが一本づつ感想を言わせていただきます。

「キングオブコント2023決勝 感想」より抜粋

キングオブコント2023、おもしろかったですね。中学生の頃にトリオさんのDVDを観ていた私、今年の優勝は涙なしには観られませんでした。

そんなキングオブコントの感想を一本ずつ書いてくださったこの方…なんとYes!アキトさん。二度見のイデアかと思うほど、綺麗に二度見してしまいました。
お笑い芸人として、そしてギャガ―としてのコメントがおもしろくて、読みながらにっこり笑顔になっていました。この記事を読んだ後にもう一度ネタを見返すと、さらにキングオブコントを楽しめそうです。

ただ1つ言うならばふすまを開けたときに『朝日、スーパーツラァイ』のギャグを挟み込めるタイミングがあったかなって感じです。

「キングオブコント2023決勝 感想」より抜粋

カゲヤマさんのネタについてのコメント。さっそく二周目観てまいります!
ダブルパチンコ🎰🎰(ヤマ)


人生を変えた番組

僕は間違いなく歌うことが好きになっていた。
歌うことの快感。その原点がどこにあるかとよく考えるのだが、思い当たるのはどうしたって「ものまね王座決定戦」なのだ。

番組の記録から逆算すると、僕が熱狂していたのはおそらく1988年から93年までの約5年。たったの5年だ。

(中略)

これだけ書いてもまだ「概要」を語ったに過ぎないのが恐ろしい。少年期に絶大なインパクトを残し、忘れられない番組が《爆笑!スターものまね王座決定戦》なのである。

少年期を過ぎ、僕は美大を目指し予備校に通い始めた。さらに青年期も過ぎた現在。僕はデザイナーではなくシンガーソングライターだ。

「人生を変えた番組」といっても決して大袈裟ではないように思う。

「「爆笑!スターものまね王座決定戦」」より抜粋

「爆笑!スターものまね王座決定戦」(現在、「ものまね王座決定戦」)。
1973年に特番として開始した本番組は、その出演者や番組名を少しずつ変えながら50年もの間続いているフジテレビの長寿番組です。

その番組を見ながら「コロッケのやる美川憲一」のように”ものまねのものまね”をするようになり、歌を歌うことが好きに。そして今はシンガーソングライターをされている(!)というこちらの記事。

かなりの年数が経っているのに、番組の出演者や、演出やカメラワークはどうだったかがかなり細かく書かれていて、当時の番組を見ていなかった私でも番組の様子が脳裏に浮かぶようでした。

現在音楽をお仕事にしているということで、まさに「人生を変えた番組」。

好きなことや得意なことを育む子ども時代に、「番組」は大きなインパクトを与えてくれますよね。(タンタン)


「番組の音楽」に注目

私は最初葬送のフリーレンを見ていない状態でこの曲を聴いた。その時はYOASOBIがまた素敵な楽曲を出したんだというくらいの認識だった。それなのに数話後からアニメを見始めて、もう一度この曲を聴いたところどうなったか。

曲の解像度がぐっと、一気に上がったのだ。

「君が残したものを、ずっと」より抜粋

人気アニメ「葬送のフリーレン」の主題歌「勇者」(YOASOBI)を軸に、物語を紹介した記事。
「勇者」はYOASOBIさんが「葬送のフリーレン」原作者・山田鐘人監修の書き下ろし小説「奏送」を元に制作されており、聴くと物語の哀しい空気感や主人公の心情が沁みこむ、素敵な楽曲ですよね。塩飴さんの「君の勇気をいつか~連れて行くから」の解釈を見て、ほろりとしてしまいました。

作品に合わせて作られた楽曲は、作品を見る前と後で異なる感覚で聴くことができますし、聴くことで作品をグッと深く楽しむことができて良いですよね。
「葬送のフリーレン」を観た方も、これから観る方も、塩飴さんのように、「勇者」の楽曲とともに作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。(ヤマ)


美味しいドラマから得られる、癒しや学び

「孤独のグルメ」に「ワカコ酒」、「晩酌の流儀」など「美味しい系ドラマ」の魅力を綴っていただいているこちらの記事。

で、「美味しい系ドラマ」って何?なんなんでしょう。
自分でもわかってません。

「「美味しい系ドラマ」が好きな話」より

と書いていただいていますが、でもわかります。美味しい系ドラマ。

もちろん美味しいご飯や飲み物が登場するのも魅力なんですが、だったらグルメ番組でいいじゃないか!っていうとそうじゃない。

日々仕事や恋愛、色々なことに揉まれながら懸命に生きる主人公が、束の間の「食事」という瞬間に救われ、癒やされ、また頑張ろうと思うー。

そんな姿をまるっと見て、改めて「美味しいもの」の素晴らしさを再確認することができるのが良さだよな、と個人的には思っています。

同じく「美味しい系ドラマ」であろう「きのう何食べた?」についてはこちらの記事も楽しく読ませていただきました。

料理研究家のリュウジさんもこう言っている。

「おいしい」と言ったほうが料理は美味くなる、と。
ケンジは「おいしい」だけで終わらない。

「んふぅ~!この唐揚げ、外サクサクで、お肉やわらか~い!にんにくと生姜が効いてる味つけもさいこぉ~ぅ」

ライターとして嫉妬するぐらい完璧な感想である。

私もご飯を作ってもらう時には「美味しい」表現を大切にしていこうと思いました。(とはいえ、ケンジの唐揚げ感想には勝てそうにないけれど(笑))
ご飯を作ってもらうことがあるみなさん、ぜひ「何食べ」とこちらの記事を履修しましょう!(タンタン)


あえて「番組」として見る良さ

いままで繰り返しさんざん見ている映画も、字幕表示をONにして見てみると、普段音声でしか聞いていない台詞が「文字」として目に入ってくるので、いままでと違った印象になったりするのが新鮮です。

 また、いままで音声だけで勝手に思っていた単語や固有名詞がじつは違ったり、いまいちよくわからなかった専門用語が文字で表記されることで、あらためて情報を整理しなおすことができたりします。

 よく見なおしている映画ほどオススメですね。

「邦画の字幕表示鑑賞のススメ」より

この部分の字幕データも、BSプレミアムと日本映画専門チャンネルでは違います。またBlu-rayにはここの部分の字幕は入っていませんでした。

こちらの記事で書かれているのは、「邦画を字幕ありで見る」魅力について。
チャンネルや媒体による字幕の違いもあるようで(知らなかった…!)そういう楽しみ方もあるのか!という発見ばかりで楽しく読ませていただきました。

最近、ながら見の補完情報としてTVerでも字幕ありで見ることがあるのですが、「ガヤの声」や「環境音」がどのように字幕として入っているかも意識して見てみたいなと思いました。(タンタン)


1つの番組の歴史の終わりによせて

今まで当たり前にそこにあったものが突然なくなってしまう寂しさ。私にとって土曜日の夜といえば「世界ふしぎ発見!」だった。

田舎にいた頃は「世界ふしぎ発見!」が放送されていることで「今日は土曜日なんだ」ということを実感し、なんだかワクワクした。

「土曜日の夜、世界が『ふしぎ』で溢れていたことを私は知った」より抜粋

「今日は〇〇の放送日だから〇曜日だ!」という感覚に共感しました。

来年3月にレギュラー放送が終了する「世界ふしぎ発見!」。小さな頃から大人になった今も、この番組が放送されることで「今日は土曜日なんだ」と実感し、毎週「土曜日の夜の旅」を満喫していたというteaまるおさん。
一文一文読むたびに、「うんうん、この感覚分かるな~」と深く頷いていました。

「世界ふしぎ発見!」は、さまざまな国のふしぎを面白おかしく紹介してきたが、本当に伝えたかったことは、人や国が違うことの意味であり、その国の常識だったり、風習、生活習慣などといった価値観を知ることだったのではないだろうか。

国が違えば常識も違い、人が違えばそこにはさまざまな価値観が存在する。

「土曜日の夜、世界が『ふしぎ』で溢れていたことを私は知った」より抜粋

後半では、インターネットなどの普及により身近になる「世界」と、異なる「価値観」に言及した本記事。PCの前でついつい思い出や世界に想いを馳せてしまう、読み応えのある素敵な記事でした。(ヤマ)


ここまで、「 #好きな番組 」のたくさんのご投稿本当にありがとうございます!毎日楽しく読ませていただいています!

引き続きピックアップさせていただき第2弾以降でご紹介していきたいと思います!


*タンタン・ヤマって?
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