とある出会いで精神的な病から復活。大学首席になるまでに実践したこと 前編
この話は前編と後編に分かれていて、前編は無料に、後半は有料になります。
後編はこちら https://note.mu/sprint_workouts/n/n0036b49141fe
数千字程度なのですぐ読めますよ!
僕は現在大学院生になります。陸上競技のために筋トレを始めて3年経ちますが、大学受験期の僕の性格は今とは全く異なるものでした。
高校時代
高校時代、自分はクソがつくほどまじめになんでも取り組む人間でした。高校は偏差値65の進学校で、勉強をバリバリやる学校でした。
学校の成績はテストで10番台には入るぐらいの成績でしたから、親から大学受験も期待されていました。
部活は陸上部で、休みなく練習するほど本当に一生懸命に取り組んでいました。立てなくなるまで練習したりなんていうことも結構あったのでとてもきつかった覚えがあります。 種目は走り幅跳び、高校2年時には走り幅跳びとリレーで県大会に出場しとても充実していました。
他にも部活の雰囲気を作るために大きい声で応援したり、励ましたり、いろんな面でムードを作ってたのかなと思います。
**大学受験期 **
充実していた高校2年も終わりを迎え、高校3年になりそんなこんなで部活の最後の試合を迎えました。
結果は今までの努力は報われず大惨敗。
今まで本気で取り組んできたのもあって、試合後は誰とも話さずに大泣き。もう人生か終わったかのような顔をしている僕にたいして
周りの先生や同期が言ってくれたのは
「大学でも陸上は続けられるよ」
そこから悔しさを忘れられない僕はプロのマラソン選手も輩出した、とある旧帝国大学を目指すようになりました。
「自分はそこの大学しか行く意味がない」
「そこの大学に絶対受かる!!」
こんな強い意気込みで大学を目指していました。
そんな気持ちが自分自身にプレッシャーをかけていたのかもしれません。
それから、毎日休日10時間以上の勉強をしていました。試合が終わってから、一切友達とも遊びに行かなくなり、勉強に全てを注ぐようになりました。
しかし、定期的に受ける模試の結果はd判定を連発
「このままではだめだだめだ」
なんて思っているうちにストレスがたまっていたのでしょうね。
模試やテストの前日はあれこれ不安がよぎり眠れなくなっていきました。
少しずつ成績は伸びるものの周りの同士も成績を伸ばしていく中で不安は頂点に達しました。
**眠れない日々 **
11月に入る頃でしょうか、自分も成績を伸ばしてc判定などを出している時期ではありました。
周りの成果を出している人と比較してしまい、不安ばかりを感じていて
完全に不眠症の症状が出始め慢性的な寝不足になっていました。
そこで自分は、大きな抵抗があったもののこれは病気なんじゃないかと思って心療内科(精神科)に足を運びました。
もちろんその時に初めて精神科に入ったのですが、そこで気づいたのは名前で呼ばれず番号で呼ばれる人がいること
「やっぱり心療内科って普通の状態の人が行くところじゃないんだなぁ」
そこで初めて自分もそこまで精神的に疲れていることに気づきました。
〇〇さんお入りください。
そうしているうちに自分の心療順が来ました。
入ったのは学校の応接室のような場所で、やはり通常の病院とは異なっていました。
お医者さんに最近眠れない日が続いていますと話すと、悩み相談のカウンセリングのような形になり、今までの部活のこと、勉強のことを全部話しました。
お医者さんとしてはやはり精神的にストレスを感じすぎて不眠症になっているということでした。そして渡されたのは漢方薬と睡眠薬。
その頃から日々睡眠薬をつかって眠るようになってしまいました。
薬を使って眠るようになって1ヶ月、模試では良い成績を出せるようになり、第一志望の大学にはB判定を貰えるまでになりました。
しかし、睡眠薬は根本的な解決になっておらず、眠れるものの眠りは非常に浅くて途中で目が覚めるなんてことも多々ありました。
それでも勉強は続け、そうしているうちにセンター試験までの日数が減っていきました。
センター試験
そして迎えたセンター試験前日、せっかくもらった睡眠薬を使っても眠れず、不眠不休で試験を挑むことになりました。不眠不休では集中力が発揮できるはずもなく、直近の模試で8割得点していたにもかかわらず、本番は20点以上マイナス。周りのみんなが模試より点数を挙げているのにたいして、
散々の出来でした。
そこから精神的には本当に追い込まれ、睡眠薬を使ってもしっかり眠れない日々が続きました。
滑り止めで受けた同志社大学の試験当日も眠れず受験、なんとか合格を果たしたものの
続いた国立2次試験も前日に眠れず、試験本番は全て不眠不休のまま挑むことになりました。
結果は不合格、合格したのは後期日程の国立大学(現在在学中)でした。
たしかに落ちた原因は眠れなかったということだけが理由ではないことも分かっていましたが、今でも悔やんでも悔やみきれない経験です。
不合格のショックから受験後も本当に精神的に参っていて、引きこもりがちで家で1日中眠るなんて生活を送っていました。
「こんな大学行きたくない」
「なぜ眠れなかったんだ」
とにかく自分を責めました。
後編に続きます😊
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