穏やかな水槽

言葉を愛する。

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最近の記事

イキモノの不思議

多産多死のイキモノたちに思い馳せ  ただそんな風に創られただけ ベランダに小さなプランターをこさえて野菜を育てていたら、おびただしい数の小バエが発生した。小バエたちは網戸の網目もすり抜けて部屋の中へ侵入し、お部屋の観葉植物”ベンちゃん”ことベンジャミンバロックにも卵を産みつけ、部屋まで小バエだらけになった。土を替えてもどこからともなくやってくるハエたち。 「私vsハエ」の激しい攻防を続けること1か月。 ブンブン飛んでいる以外に害はないので、一瞬「小バエとシェアハウスする

    • 譜読みは「謙遜と忍耐」って感じ。適当に譜読みしがちな私…奮闘中🌱

      • 「きみ」はいた方がいいのか、いない方がいいのか

        「ジュテーム?/スピッツ」より  君がいるのは ステキなことだ  優しくなる 何もかも  君がいるのは イケないことだ  悩み疲れた 今日もまた 「さびしくなかった/スピッツ」より    さびしくなかった 君に会うまでは  ひとりで食事する時も  ひとりで灯り消す時も  いつか失う日が 来るのだとしても  優しくなる きらめいて見苦しく  生まれ変わる これほどまで容易く  君に出会えたほうがよかったのか  出会わなかったほうがよかったのか  もちろん、出会えたほ

        • 自分のチューニングをしたい、と思いながら、頭の中は次やらないといけないことでいっぱい。音のくるったギターの弦みたいな私。「時間」は1番の贅沢品かもしれない🐢

        イキモノの不思議

        • 譜読みは「謙遜と忍耐」って感じ。適当に譜読みしがちな私…奮闘中🌱

        • 「きみ」はいた方がいいのか、いない方がいいのか

        • 自分のチューニングをしたい、と思いながら、頭の中は次やらないといけないことでいっぱい。音のくるったギターの弦みたいな私。「時間」は1番の贅沢品かもしれない🐢

          母からの手紙

           連休を振り返ってみて、本当に良い時間を過ごしたな〜となんだかしんみりする夜。半分サザエさん症候群だけど、半分なんだか元気。  色々楽しい思い出はたくさんあるけど、特に、母や弟と庭いじりをした時間は、ホッとして心がじんわり温かくなった。  母とこんな関係性になれたのは、実はごく最近のこと。  きっかけは、先日、母からもらった手紙を、ようやく3年越しに読んだこと。  その手紙は、3年前の今頃、ひとり暮らしをすると家を出たわたしに送られたものだった。  その当時、九州の

          母からの手紙

          求めるもの・嫌なものを言語化すると起こる変化

          「自分が求めているものをハッキリさせないと  願うこともできない」 最近言われて、ガーンと来た言葉、その1。 「ダメなことはハッキリとNOと言った方が  むしろ選択肢が広がるんだよ」 ガーンと来た言葉、その2。  私はあいまいさを好んで生きてきた節があるし、今だってそう。それは、平和に生きるための術と思っていたし、可能性を広げるために、あいまいさは大切と思ってた。  でもいつからだろう。そうやって生きていくと、知らずのうちに大切なものがポロポロと手からこぼれ落ちてい

          求めるもの・嫌なものを言語化すると起こる変化

          ちょっと嬉しくて ちょっと複雑だった話 今日小さな図書館に立ち寄ったら、受付さんに「いらっしゃい、児童書は2階よ☺️」と言われた、今年で29歳。 (≧∀≦)←内心こんな感じ

          ちょっと嬉しくて ちょっと複雑だった話 今日小さな図書館に立ち寄ったら、受付さんに「いらっしゃい、児童書は2階よ☺️」と言われた、今年で29歳。 (≧∀≦)←内心こんな感じ

          日々のことば

          「いのちとは時間のことだ」と言う人がいて あなたは何に命を燃やす 弱虫は幸福すらも恐れると 言えり作家の悲しみを想う 「さくら味もいちご味も全部同じ味なの」と 教えたり君の頬は桃色 反芻する 君との会話 さりげない癖 持ち寄りしもの 育てゆく日々 「よくふってからお飲みください」って 先に言ってよ つれないじゃない 熱かろう マグの取っ手じゃない方を 持てる君の 隠れたる愛 なんだか久々に投稿します。 にもちゃんの良い匂いのする温かい日記読んでたら、書きたくなって

          日々のことば

          夫婦を超えてゆけ

          愛する友達の結婚によせて 私の言葉では本当に足りないのだけど この想いを残しておきたいと思う。 彼女と出会ったのは、16歳の頃。 わたしは高校生向けのホームステイプログラムに参加すべく、地元の小さな空港に向かっていた。 行き先はアメリカ。 その当時、洋楽にしっかりかぶれていた私は 英語はほとんど喋れないのに、外国に行けることが嬉しくて仕方なかった。 空港に着くと同年代だけど知らない子ばかり… 完全に人見知りしている最中に 突然母が 「ねえ、あの子あんたと同じ楽器

          夫婦を超えてゆけ

          早くおばちゃんになりたい

          突然ですが 女性の皆さん、早く「おばちゃん」に なりたくないですか? 私はめちゃくちゃおばちゃんになりたい。 それも、いるとまあまあ便利で いなくてもちょっと気づかれないくらいの 汎用性の高いおばちゃんになりたい。 理想のおばちゃんが、私の職場にたくさんいる。 面白エピソードは数知れず…だけど 今日イチ笑ってしまったのは 1人のおばちゃんが 「ねえ、あなた1番好きな果物って何? ミカンでしょう?」 と別のおばちゃんに聞いている。 多分ミカンをあげたくて、この質問

          早くおばちゃんになりたい

          ギザギザハートには肉まんを

          イライラ… カリカリ… ここ1週間のわたしの様子。 近づく締め切りと、終わらないタスク。 やってもやっても片付かないのに 仕事はどんどん生まれていく。 でもやりたいことも山積みだから休日も動き回る。 そんなことばかりしていると 体はバキバキ 睡眠もなんとなく浅い。 色々なことが重なって 自分はあんまりイライラしないタイプだと思っていたのに 気がつけば 「締め切りまでに絶対出してください!」 「なんでそれ今言うんですか!」 あ〜これ全部わたしが言った

          ギザギザハートには肉まんを

          あのねスピッツさん

          人生で初めて、スピッツのライブに行って来た。 スピッツを聴き始めたのは、Twitterで1人の女の子をフォローしてから。 その子はスピッツが大好きで、よく歌詞を味わい、それをツイートしていた。 その頃の私は社会人2年目。 仕事に疲れて半年間のお休み期間をもらい、実家で休みながら退職か復帰か悩む、悶々とした毎日を送っていた。 どうやらその子も辛い毎日を過ごしているようで、その子と自分を重ねては慰められていた。 聞いたのがスピッツの「春の歌」 平気な顔でかなり無理して

          あのねスピッツさん

          言葉はイキモノでナマモノ

          あるロックミュージシャンが言っていた。 「今、作りたいものがあるなら  今すぐ作ってください。  なぜなら、その感情は消えるから。  優しい言葉をかけてあげることはできるけど  君のその想いを  僕が作品にしてあげることはできないから。」 元ネタはコレです。 ドレスコーズの志磨遼平さん。 彼の音楽や歌詞の世界観は本当に素敵です…。 最近、人生で初めて「講演」をする機会に恵まれました。 今でこそ「恵まれた」という表現ができているけれど 最初は嫌で嫌で仕方がなくて。

          言葉はイキモノでナマモノ

          ものすごい音楽を聴いた話〜丈青”Quiet Passion"九州ツアー〜

          こんばんは〜。 久しぶりのnote更新は先日行ったライブの記録です。 同じ文章をinstagramにも投稿しているのですが、こちらは記録用に。 先週、天文館カフェさんへ「ジャズピアニスト丈青」のライブを聴きに 行ってきました。 ツアーテーマは「Silent Passion」 丈青さんについての予備知識は「Soil & pimp sessions のキーボードの方」 という具合で、天文館カフェさんの投稿を見て「ジャズピアノ聴いてみたいな〜」と何となくチケットを購入。 私

          ものすごい音楽を聴いた話〜丈青”Quiet Passion"九州ツアー〜

          「もの書き100問100答」やってみました

          おはようございます!水槽です。 鹿児島に住んでいる私の家の外はひどい嵐。 そうです、台風がやってきました。 今日は大切な友人の誕生日だというのに、直撃。 なんだかすごい運を持ってるね、なんて思ったりしました。 台風が通り過ぎたら、美しい秋晴れがやってくるのです。 私は小さい頃から台風一過が大好きです。 良い天気になったら存分にお祝いしようね。 今は、雨の音しとしと聞きいている。 偏頭痛持ちだけど、実は悪天候のことがそんなに嫌いではない。 こんな天気の中で出勤している

          「もの書き100問100答」やってみました

          そっくりなオトン

          私は父親にそっくりだ。 どこがそっくりなのかと聞かれると、容姿にはじまり小さな癖や好きな食べ物まで、打ち合わせもしていないのにすっかり一緒である。 まず容姿。 4人兄弟の長女に生まれ、私以外の兄弟(みんな弟)は178〜179cmと日本の平均身長を上回っている。 それに対して、私は調子が良い時で154cm、時々153cm。 背が高い方に分類されたことは、これまで一度もない。 私の父は160cm前半と男性にしては小柄である。 (そして本当の身長を教えてくれない) 一方で母

          そっくりなオトン