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そよかぜ農園の暮らし -ごはん編-

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

自然栽培農家-そよかぜ農園-
米粉のおやつ-イツモノ- です。

今回は前々回の記事の続編となります↓

これがいい!という押し付けではなく
あくまで""の仕事をしている
私たちの場合の話しなので
へ〜そうなんだ〜
くらいで読んでいただければ嬉しいです。


-うちの谷津田の田んぼ-

-やさいとお米は自分ので-

そよかぜ農園では"自然栽培"で
多品目のやさいを育てているのと
自家用の田んぼをやっています。

なので、普段食べているお米とやさいは
ほぼ自分たちの田畑で採れたものを
食べています。

やさいは惜しげもなく使うので
「これ外で食べたらいくら分だろう〜」
というくらい、そこは贅沢をできちゃって
農家の特権ですね。

ただ、端境期になりますと
自分たちの食べるやさいもなくなってくる
ということで、毎日菜花を食べてたり
大根食べてたりという日々もありますが
それはそれで、まぁこれが自然なのかも。

いつでもやさいってあるものでもなく
採れたときの嬉しさや感謝も
より感じられるので
私達にとってはそれも"しあわせの一部"
なのかもしれません。

あとは、農家友達からやさいを
分けてもらったりして
普段食べないものを食べられて
それも楽しくて美味しくて好きなのです。

そして田んぼはまた重みが違うんですよね。

ひとつひとつの作業がタフでもあり
でもそれが一年分の自分たちの命の源となる
その安心感と幸福感はちょっと桁違い。

正直、もう価値も付けられないくらい
貴重なお米なのです。

無農薬のお米なので
粒が黒かったりするのは当たり前。

実際に「こうも違うんだなぁ」と体感する
ということは大切なことなのかもしれない
そんな風に思ったりもします。


-杵と臼で味噌作り-

-味噌と醤油は自家製を-

うちでは大豆と小麦も育てているので
味噌(大豆×お米×麹菌×塩)
醤油(大豆×小麦×醤油麹菌×塩水)
も自分たちで仕込んでいます。

うちの大豆•お米•小麦と
塩はシママースを使っていて
ちゃんと時間をかけて発酵させているので
こちらも値段を付けられないくらい
貴重なもの。

なので、大切な定期宅配のお客さまには
お味噌をお分けしていますが
味噌だけっていうご注文は
受けられないな…と思うほどなのです。

○自家製味噌

味噌は移住してきた翌年に
ご近所のおばぁちゃんに教わって
そこから毎年仕込んでいるので
かれこれ10年作り続けています。

大豆は"八郷在来"というこの地の品種を。

米麹も2日間かけて自分で仕込んで
大きい鉄鍋を薪火にかけ大豆を炊き
お餅をつく杵と臼で大豆を潰して
米麹と合わせます。

そんなこんなで今まで味噌って
買うことがなかったのですが
今はたまにイベントでご一緒した方や
お友達のものを食べたりして
味の違いを楽しんだりもしています。

そうそう、因みに"イツモノ"の
自家製みそクッキーはうちのお味噌なので
本当にかなり自家製率が高いのです。


○自家製醤油

こちらは…5年前くらい?
にお友達から「醤油作らない?」と誘われ
仕込むようになりました。

作ってみたらこれが美味しい!

醤油は仕込んだら終わりではなく
夏場は毎日、冬場は何日かにいっぺん
樽を混ぜます。

でも、それもルーティンに入っちゃえば
別に大変なことでもないのです。
(これは主人がやってくれていますが…笑)

そして、最初の頃とか夏場なんて
特にブクブク発酵している様子がすごくて
目で見て「これが発酵か!」と体感し
「こりゃ、体にいいわ〜」
と自然と思えちゃう。


-チリコンカンのorganic spice-

-素材には拘りたい-

""の仕事をしているので
"素材"や"調味料"はいいものを
使いたいのです。

そんなに拘っているつもりは
自分の意識としてはないのですが
きっと他人の目から見ると拘っている方
なのかも?と最近思ったりして。

○農家さんから直接

豚肉とたまごは農家さんから直接購入。

豚肉の豚さんは広い土の豚舎で
のびのび育っていて
豚舎の近くまで行っても臭わないのです。
(これって凄いんんです!)

たまに子どもたちにも
豚さんを見させてもらいますが
"この子たちの命をいただいている"
というのも分かるから
それもとても大切なことでもありますよね。


たまごは"平飼い"のものを
先輩有機農家さんから。

こちらもニワトリたちが自由に動けて
ほんと鶏舎も臭わない。
(繰り返しますがこれって凄いんです!)

毎日、緑餌という草を刈ってきて
粉砕してニワトリたちのごはんにするなんて
本当に尊敬。

まぁ結局
"誰から買いたいか"
"信頼があるか"
が一番なのかもしれないですね。


○調味料

基本的に混ざりけのないものを選びます。

原材料の欄がシンプルなものだったり
添加物の記載がないものだったり。

というのも、やさいはもちろん
その他、豚肉だったり、たまごだったり
"素材の味を活かしたいから"
自然と選ぶものが決まる感じなのです。


○その他いろいろ

鶏肉は、ブロイラーではないものだったり
お豆腐は、丸大豆•にがり、のものだっり
お魚は、天然のものだったり…

あれこれ書きましたが
「絶対これがいい!」というものではなく
私達は""の仕事をしているので
"そこにはお金をかける"し
単純に"美味しいものが好き"という
そうね…食いしん坊なんですね(笑)


-味付けは"塩"だけのスープ-

-バンザイ!手抜きごはん-

そして、素材がいいともうひとつ嬉しいこと
があるのです。

それは"手抜き"で美味しい!
というなんとも有り難いこと。

例えば、美味しいソーセージと白菜は
いい出汁が十分出ているので
味付けは塩だけパパっとふれば完成とか。

カブを厚切りにして
じっくり焼いて、塩パラリだけ、とか。

じゃがいも蒸して、ちょっといいバターと。

それで美味しい一品になってくれるので
仕事して、育児して、の中では
簡単で美味しいって最強。

やさい料理ばっかりで
子どもに不評な時はおいしい"卵かけご飯"
を出しておけばいいか!みたいな。

いい素材を選ぶことが
手抜きになって
体も心も元気になっちゃったら
なんて最高なのだろう!

あと、手抜きではないかもですが
単純作業なので"天ぷら"もよくやります。

ガツンと系がおかずに欲しいなぁ
子どももパクパク食べられるのが欲しいなぁ
という時には"天ぷら"にすると
お肉もお魚もなくても
とっても満足な食卓になりますよね。

-外食も-

ただただ我が家の"ごはん"のご紹介に
お付き合いいただき
ありがとうございました!

みなさんの食卓はどんな感じなんだろう。
"食"って関心のあるテーマですよね。

さて、今回もお読みいただき
ありがとうございました。

今日も美味しいものを食べましょう。

-そよかぜ農園-
-イツモノ-

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