あなたの組織はこれで成長します
どうも、そうたろと、申します。
僕は読書が趣味で、元々暇な時に「Yahoo知恵袋」などに投稿された深刻な悩みに答えていたりしていました
ですが、もっと多くの人に知識を共有したいと思ったので、noteで少しでも多くの人に知ってもらい、役立って貰えるような記事を目指し書いています。
普段から多くの人から支持されている授業、研究をベースにし、そこから役立つ情報や知識を紹介しています。
ですが、心理学などの知識は不思議にもあまり日本人に浸透していません。なので、ここからご紹介する行動を実行できれば、周りとは少し違った成果が期待できます。
僕も紹介していく知識を最初に見た時は皆さんと同じく、「これほんとに効果あるの?w」と思ったのでそこはご安心ください。
【ぜひ短めの電子書籍を読む感覚でご覧下さい。】
ではさっそく参りましょう。
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現在はハーバード・ビジネススクールの教授となっているエイミー・C・エドモンドソンが、博士課程の大学院生として、組織行動学の第一人者であるリチャード・ハックマン教授のもとで研究していたときのことです。
ハックマンは▶「効率的なチームワークは、ゴールが明確で優秀な人材のいる環境下に生まれる」◀といており、エドモンドソン はそんな効率的なチームワークを発揮している医療チームでは、ミスは少なくなるだろうという仮説を立ててリサーチを行ないました。
しかし、リサーチの結果は驚くべきものとなりました。
ハックマンの説く「効率性の条件」を満たす医療チームの中では、ミスが少ないどころか、他のチームより多くのミスが起きていたのです。
これは何十年にも及ぶ研究と矛盾するものでした。一体何が起こっているのか。どうしてこんなことになったのか、エドモンドソンは悩みました。
しかし、しばらくして、その原因がわかりました。
チームワークのいいチームは▶「より多くのミスを起こすのではなく、より多くのミスを報告していた」◀のです。
エドモンドソンは、自分の仮説を修正し、それを実証するために、もう一度病院でリサーチを行ないました。
そして「効率性の条件」を満たすチームのほうが、明らかにミスが少ないということをデータで証明しました。
条件を満たさないチームは、実際にはたくさんのミスを起こしているにもかかわらず、その事実を隠すので、外部の人間にはそのミスが見えないのです。
そうしたチームが報告するミスは、患者の死亡などといった隠しようのないミスに限られていました。
エドモンドソンの研究は「失敗して学ぶか、学ぶこと自体に失敗するか」という概念を個人の領域から広げて、集団や組織に応用したものです。
絶えず変化しながら、個人として向上していくこと、組織として学んでいくことが競争力につながる世界では、失敗の報告を恐れることは長期にわたる失敗を引き起こしかねません。
エドモンドソンはこの研究結果から、▶うまく統率されたチームでは「心理的な安全性」が確保されている◀ことを発見しました。
そこでは遠慮なく意見を言っても、助けを求めても、たとえある業務で失敗しても、決して恥ずかしい思いをさせられたり、罰せられたりしないという安心感があるのです。
チームリーダーが心理的に安全な環境をつくりあげ、メンバーが失敗に対して否定的感情をもたずに、ミスを共有し話しあうことができれば、チーム全員が学び、向上することができます。
その反対に、批判を恐れてミスが隠蔽されるようであれば、何も学ぶことはできず、ミスが繰り返されることになるでしょう。
【Think】
・あなたが「心理的に安全」と感じた場について考えてください。それは職場や、家で両親と一緒にいるときや、特定の教師のいた教室かもしれません。
・現在と過去、両方について考えてください。どんな気持ちだったでしょうか。そこは、安心感を感じられない場所とどう違っていたのでしょうか。
・ベストを引き出す
あなたはまわりの人が安心できる場をつくっているか、考えてみてください。子どもたちや社員や友人やパートナーに対してはどうでしょうか。
一般に人がどういう行動をとるかは個々人の性格によるものと思われていますが、じつは環境によって影響を受ける場合が多くあります。
たとえば同じ子どもでも環境が変わると、まったく違った行動をとったりします。
▶あなたはこれまで、どんな環境のときに、自分の最高の部分が引き出されたでしょうか。◀
子ども時代や大人になってからのことも思い出してください。
また、あなたのまわりの人たちの最高の部分を引き出せるような場は、どうすればつくることができるでしょうか。
ここまで見ていただきありがとうございます
最後にあなたの背中を押す名言を添えておきます
「もし間違いをする自由がないとしたら、自由にはまったく価値がない」
政治指導者 マハトマ・ガンジー
この記事が少しでもあなたの人生に役立てば嬉しいです。
それでは、また次回お会いしましょう。
ばいばーい(^_^)/
出典:ハーバードの人生を変える授業
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