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【お料理】 冬瓜と鶏そぼろの煮物 (調理時間:20分)

・夏バテ予防はお腹を温めることから。
・出汁にとろみを付けて優しい味わいに。

「冬瓜」、その名前を見ると冬の食材のように思えてしまいますが、旬は夏。
大きいものから、ちょっと小玉のものまで、お店に並んでいる姿も愛らしいこの旬の食材は、出汁との相性が最高です。

今年の夏も暑くなりそうなので、夏バテが心配、、、。
夏バテの時は、梅干しを食べたりやお腹を温めることで体調を整えることが改善の秘訣
そんな旬の食材を使った、じんわり美味しいお料理を作ります。

☆材料はこちら

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・冬瓜
・鶏ひき肉
・生姜
・出汁
・酒
・みりん
・白醤油(薄口醤油でも)
・塩
・片栗粉(または本葛など)

今回は小玉サイズの冬瓜半分に、鶏ひき肉は約80〜100g使います。

まずは冬瓜の皮を剥き、ワタを取って、一口大に切っていきます。
そして出汁に入れて中火にかけます。

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ぐつぐつしてきたら、調味料を入れていきましょう。
酒、みりん、お醤油を入れてアルコールを飛ばしたら一度味見をし、その後に塩を少し入れて味を整えていきます。

鶏そぼろにも薄く味をつけるので、濃くなり過ぎないようにするとバランスよく出来ると思います。

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もし冬瓜の苦味が気になるようだったら、お砂糖をひとつまみ入れて落ち着かせるのもひとつの方法です。味が整ったら弱火にして、落し蓋をして煮込みます。

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冬瓜が煮えるのを待っている間に、鶏そぼろを作っていきます。
油をちょっと入れ、鶏ひき肉を焼いて解していきましょう。

だいたい火が通ってきたら、すりおろした生姜とみりん、お醤油を少々入れて味を付けていきます。

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冬瓜が半透明ほどになったら、鶏そぼろを入れます。
そして浮いてきた脂を丁寧にすくい、また少し煮込みます。

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そうしていると冬瓜がほとんど透明になってきますので、仕上げのとろみ付けをします。
最近は、水に溶かなくてもよい片栗粉が売っているので、私はそれを使っていますが、普通の片栗粉をお使いになる場合は、片栗粉と等量の水に溶いて下さいね。

火を止めて片栗粉を入れながら混ぜていきます。
一気に入れるのではなく、混ぜながら適度なとろみを付けていきます。

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少し緩めの餡ぐらいが美味しいと思います。
お皿に盛り付けて出来上がりです!

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アイスコーヒーやビール、そうめんに冷やしトマトなど冷たいものが美味しいこの時期。
冷えた胃腸は夏バテの元です。
たまにこうして身体の芯からじんわり温もるお料理を頂くことで、暑い夏を乗り切りましょう!

※煮物の味付けの秘訣です。久しぶりの煮物なので、リンクを貼っておきますので、ご参考までにどうぞ。


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