天才について #4
リンクを貼った村木風海さんのインタビュー記事の中で、もう一箇所、みなさんに読んでもらいたいところがあります。
(以下引用)
そうなんです。たとえば、宇宙開発が発展した先に必要になると言われているのが、"暇つぶし"の方法。火星に行くとなれば約半年を狭いロケットの中で過ごすことになるので、乗組員がメンタルに不調をきたすのではと心配されています。
今、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、偶然にも人類は自宅に閉じこもってロケット生活と近い経験をしました。すると、自宅で遊べるゲームや動画コンテンツが重宝されるようになった。これまではどちらかといえば「時間を無駄にするもの」として扱われてきたゲームやYouTubeのようなものが、宇宙開発という人類の挑戦に役立つかもしれないと、図らずも証明された気がしませんか。ひょっとしたら、初めて火星に行く船に乗り込む人の中にYouTuberがいる可能性だってあると僕は思っています。
(引用ここまで)
村木さんの回答の趣旨である「ムダの大切さ」「遊びの大切さ」についても書きたいのですが、今はこっちの方を書きます。すなわち、本気で遠くを見据える眼を持つ、ということです。だって、宇宙旅行で起き得るメンタルの不調と、それを改善するための暇つぶしの方法。そんなことを世の中の誰が今のうちから本気で考えるでしょう?
つづく
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