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「無認可保育園は不安で…」の裏にあったもの<60分じっくり相談コース③>

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今日は「無認可保育園は不安なんです。どうしよう?」というお悩み。


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仕事的には、今すぐにでもあずけたい
でも、無認可って聞くと不安で決められない。
そんなご相談には、背景に「あるもの」が隠されていました。





みほさん(仮名) 30代 女性



「保育園が見つからない…無認可なら空いてるけど不安。
でも仕事はあるし、どうしたら気持ちの整頓がつくかな」



子育ても仕事も真っ盛りの30代
まずは、みほさんの環境からお聞きしました。

お子さんは、もうすぐ2歳の次男、小学校中学年の長男、と旦那様

旦那様はサービス業で、自営。みほさんは経営面などを担当しています。
外に出てタイムカードを押す系の働き方ではないけど、
家事育児と仕事の線引きが難しく、入園の優先順位も下になりがち。

待ちに待った、4月からの入園許可申請の結果。
残念ながら、今年も入園できませんでした。
これ以上、次男が家にいる状態でパソコン作業は無理!
一時保育も利用しているけど、月に数日しか入れない。

そこで候補にあがったのが、無認可保育園でした。




ここで、説明

認可保育園とは、


児童福祉法で国が定めた基準を満たした保育園です。
都道府県知事に認可されているため、認可保育園と呼びます。
認可保育園と認可外保育園は子どもの数に対する保育士の人数や
施設の広さ、申し込み方法などが異なります。

認可外保育園とは認可保育園以外の保育園です。

国の定めた基準を満たしていないものの、
都道府県の基準を満たして認可を受けているのが認可外保育園です。
認可外保育園は認可保育園より、開園時間が長い、
保育料は保育園側で自由に設定できるなどの違いがあります。

引用:フコク生命 47Life 




なぜ、無認可保育園が不安なのかお聞きすると、


「なんか、ちゃんとしてるのかな?って感じがして」
と、明確に嫌なことを見つけてはいない。

それなら、一緒にその保育園のホームページを見て、
経営方針や先生と園児の数を確認するとか、
見学をおすすめすればいいのですが、
決められないのは「無認可」という響きだけではありませんでした。


お話をきくにつれ、子育てへのこだわりが見えてきました。


「私が行ってた保育園は、子供が多くて騒がしかった。
 だから、子供にはのびのびと育ってほしくて」

「私は、バランスの良い食事で育たなかったから、
 子供には無農薬の野菜を食べてほしくて」

「小学校の時新卒の先生が担任で、イマイチだったので
 子供にはベテランの先生がいい」




お話されていたのは、全て母親の愛情です。


悪いことはひとつもない。
でも、みほさんを苦しめる気持ちがこの中に含まれていました。

「自分の子供の頃を、悪いものとしている。
 だから、同じになってはいけないと考え、
 我が子には完璧な環境を求める」

と表現できるかと思います。




話は、みほさんの子供の頃にさかのぼります。

子供の頃に、充分な食事が与えられなかった
大人に自分の話を聞いてもらえなかった
心を許せる環境ではなかった
友達を作るのも苦手だった


いちどのご相談で、みほさんの育った環境を理解できるほど
簡単なことではないと思います。
つらかったんだね、頑張ってきたんだねとお伝えしました。




このような経験をもっていると、

無意識のうちに「完璧な人間を育てる」という目標をたてがち。

これは、我が子に愛情があるから。
同じにしたくないと思うのです。

だとすれば、
「自分の子供時代と、目の前にいる我が子は、別の人間」
「目の前にいる我が子に合った環境なら大丈夫」

という視点を持てたら、いろんな面で楽になっていくはず。



そんな感情があるのでは?というお話をすると、


みほさんは、
「だから、無認可ってつくと不安だったんですね!」
と気が付いてくれました。

確かに、子供を預ける時は、不安はつきもの。
ここまで、気持ちの整頓が付けば、
保育園の見学をしたり、情報を集めればいいのです。

今回は、自分の思い癖を理解すると、
気持ちのストッパーが外れるよ!という結果になりました。

その後、みほさんは周りのお母さんに話を聞いたり、
見学に行って無認可保育園に預けて働いているそうです。
次男くんもすっかり慣れたそうですよ。

また、連絡してくださいね!




相談後の、みほさんからのご感想です


単に『無認可』という響きが、『保育園として、ちゃんとしていないんじゃないか…子供を任せて大丈夫なのかな?』と不安になっているのかと自分自身では思っていたけれど、お話を聞いていただいて、その思いの根底にはなにがあるのかを改めて掘り返してみて、自分が気づかないうちに自分と子供をイコールにして、重ね合わせてしまっていたことに気付き驚きました。

言われてみるとその通りで、自分と同じくなってほしくない、という、予想以上に強い思いが自分の中にあるのだということに気がつきました。

自分と子供は同じ人間じゃない、子供は子供という一人の人間。だから、同じような思いをすると思い込んでいては、逆に窮屈な思いをさせてしまうのかもしれない、親のエゴに振り回してしまうのかもしれないと、気づかせていただきました。

専門的な知識を持っている方にお話を聞いていただくことで、自分では気づけない自分の気持ちや考えを、一緒に解きほぐしていけるので、一人で悩みつづけているより、まず一度、相談してみることをおすすめします。
とても気持ちが前向きになりました。ありがとうございました。



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