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発達障害 20歳男子こんな風に育ててきました

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過去に電子書籍で発売していた文章です。20年間をつづった手記。発達障害をもつ息子の、誕生から保育園、通級の特別支援教室に在籍した小学校、中学高校から障害者枠で一般企業に就職するま…
このマガジン内の文章を読むには、記事ごとよりマガジンの方がお得です。 10章の記事を別々でご購入さ…
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内容の説明・目次 まず開いてください!最後まで読めます

このマガジンに興味を持ってくださりありがとうございます。 この記事では、マガジン全体の説明をいたします。 【どんな内容のマガジンか?】 「発達障害 20歳男子こんな風に育ててきました 子育てが不安な保護者へ」と題し、過去に電子書籍で販売していた文章をマガジン化しました。 一章ずつ、記事にまとめています。 【はじめに(本の冒頭に載せていた文章です)】 自閉スペクトラム症をもつ息子の誕生した瞬間から保育園、通級の特別支援教室に在籍した小学校、中学校、そして高校から障害

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1 全体的な育ち

【全体的な育ち の内容】 この記事では、息子が産まれた時から就職までの育ちを大まかに紹介します。 出産の直後から身体の発達が遅かったこと。幼少期からは、身体に加えて言葉の発達も遅かったこと。そして、こだわりが多くコミュニケーションをとることが困難だったこと。 名前も書けないまま入学した小学校では、特別支援学級へ通級しながら、少しずつ友達と放課後の付き合いも出来るようになったこと。中学・高校では落ち着いたところもあるけれど、自立に向けての課題が見えてきたことなど。就職したと

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2 こだわりについて

【こだわりについて の内容】 この記事では、息子にあったこだわりと、対応を書いています。 誕生直後から周りの赤ちゃんにはない反応がありました。育てやすい子だと感じていた時期から一転し、家の中でも外出先でも、食事などのこだわりが激しく出始めます。私自身が疲れていく様子や、案外深く考えずに過ぎていったものまで書きました。 幼い頃は、自分の気持ちが表現できずに頭を叩いたり、同じものに没頭することが中心。大人になると「自分はこうしたい」と表現し、本人と「解決方法を話し合えるこだ

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3 療育へつながる

【療育へつながる の内容】 ここでは、息子にいつ発達に偏りがあることが分かり、どのように療育へとつながったかというお話をします。 療育施設に通い始めたころの母としての迷いや苛立ち、そして、先生方に支えてもらえた安心感など。小学校での通級学級の様子や、中学、高校から社会人と、内容が変わりながらも療育が継続されていることも書かれています。 続けていても、点数のように毎回目に見えて効果が分からないのが療育です。それでも何かが積み重なり、振り返ると身に着いたことが増えていくのも

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4 小学校にむけて

【小学校にむけて の内容】 このマガジンでは、小学校入学にむけての苦しみと、取り組みをお話ししています。 発達障害があると分かった3歳当時は、息子のこだわりと現実を受け入れることだけで精一杯でした。それから約3年。保育園の卒園が見えてくると、何も考えずに地域の小学校へ入学させるわけにはいかないのだと気が付いて、焦り始めます。ランドセルの色や卒園のスーツに悩む母親を見ては、悩みの重たさの差にため息をつきながら葛藤した1年間のバタバタが描かれています。 【どうしたらいいのか

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5 ママたちとの関わり

【ママたちとの関わり の内容】 子供が入園・入学をすれば、そこに必ずいるのはその保護者たち。その方たちとのことをまとめました。 そういえば、自分だって保護者だけど!でも、どう付き合っていいものか、何をどう伝えたらいいか、伝えたら嫌われないかと不安になるものです。 私はけっこう我が道を行くタイプですが、一応良い関係になるように頑張ったつもりなので、参考になったら嬉しいです。書きながら、自分自身が避けられていた頃も思い出して、同じ思いをしている方も多いだろうなぁ…と感じていま

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6 言葉・算数を教える

【言葉・算数を教える の内容】 ここでは、息子に言葉が出てくる頃の話と、算数の理解など学習全般についてご紹介します。 息子に発達障害があると分かったとき、知的の遅れも指摘されていました。私は、「息子が笑っている人生なら学習は追いつかなくてもいい」という思いと、「笑って生きて欲しいから、ある程度の学習は理解して劣等感を持たないで欲しい」という思いの間にいました。 そして、小学生になってから「ひらがな・たし算・ひき算・簡単なかけ算・わり算」くらいは…と思って毎日コツコツと取

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7 文章を教える

【文章を教える の内容】 ここでは、息子に文章を教える取り組みを書いています。 「うれしい」「かなしい」などの感情が育った後、単語で気持ちを表現していた息子。けれど、小学校へ上がるころから幼いながらも会話が出来るようになり、作文を書くための関わりが増えていきました。 具体的には、ほとんど親が文章を作るところから、小学校高学年以降は自分で考えて書かせるように移行していったことについて書いています。単語を並べて文章に繋げることは、コミュニケーション能力を伸ばすことだと考え、少

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8 告知することとは

【告知することとは の内容】 ここでは、告知について書きました。 自分の子供に発達障害があると分かったら、いつか向き合うことになる『告知』をするか?ということ。育ちがいわゆるグレーゾーンならなおのこと、「本人がそのことを知るのか」を考えることになるでしょう。 あくまで「我が家での出来事」をご紹介します。うちでは本人に告知をしていますが、それが正解だと言いたいわけではありません。私の書くことすべてに言えますが、一例として読んでほしいのです。そして、自分の子や身近にいる教え子

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9 自立を考える時期

【自立を考える時期 の内容】 形は様々だけど、誰しも迎える自立について書きました。ここでの主な内容は、高校進学の事、就職に向けてのことです。 幼いころの息子は、私にとって永遠に守っていくべき存在で、自分の手の中から離れていくなんて想像もしていませんでした。けれど、声変わりもして、「ちゃん付け」で呼ぶことが不自然になった頃、社会へと送り出す準備をしなくてはいけないと思い始めたのです。可愛いからこそ、手を放していける環境を作る必要があると思います。その環境作りは、この文章を書

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10 就職までの道

【就職までの道 の内容】 ここでは、3歳で自閉スペクトラム症と分かった息子が高校生となり、本人、家族、学校、ハローワーク、生活就労支援センターが横のつながりを持ちながら、就職に向け奮闘した様子をまとめています。永遠に消えない「彼らしさ」を活かしつつ、社会で生きていくにはどうしたらいいのか、悩んだ経過です。 これはあくまでも一例であり、同じように動くのが正解と言いたいわけではありません。「我が子の場合はどうしようか」と考えるきっかけになるなど、何かのお役に立つことが出来たら

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