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5 ママたちとの関わり

【ママたちとの関わり の内容】


子供が入園・入学をすれば、そこに必ずいるのはその保護者たち。その方たちとのことをまとめました。
そういえば、自分だって保護者だけど!でも、どう付き合っていいものか、何をどう伝えたらいいか、伝えたら嫌われないかと不安になるものです。


私はけっこう我が道を行くタイプですが、一応良い関係になるように頑張ったつもりなので、参考になったら嬉しいです。書きながら、自分自身が避けられていた頃も思い出して、同じ思いをしている方も多いだろうなぁ…と感じていました。





【言うのか言わないのか】


よく質問されるのが、「学校(幼稚園・保育園)のお母さん達には、子供の(発達の)ことを話した方がいいのでしょうか?」ということ。率直に私の気持ちを言うと、YESです。



状況はいろいろだとしても、集団に馴染むことに課題があるわけだから、どちらにしても「この子ちょっと…」と思われるのではないかと。それなら、「あ~かも」「こ~かも」と言われる前に、「こちらから説明してしまった方がいいんじゃないか?」と思います。なにも、お母さん方の前で宣言しろというわけではなく、仲の良いお母さんだけには伝えるとか、懇談会を利用して先生から説明してもらうとか。



相手がどう受けとるかは、相手の問題だと思います。その方の知識や、子育ての経験から、サッと理解してくださる方もいれば、よくない意味での特別扱いをする人もいるでしょう。でもそれって、隠していても変わらないのでは?と思うのです。我が子が集団に上手に馴染めないからこそ、急におもちゃを取り上げてしまうかもしれないし、勝てるリレーでも上手に走れず負けにしてしまうかもしれません。「ご迷惑をかけるかもしれないけれど、どうぞよろしくお願いします」という気持ちで、ありのままを話すことが、その後の良好な関係のきっかけになるかなと思います。



勝てるリレーを負けにしていたのは、我が家の話です。運動会で、何位でバトンを受け取っても、全員に抜かされることを確認してから走り出していました。でも、クラスのみんなは息子を責めないでいてくれたのです。それは、小学校に入学してすぐから息子が「ちょっと変わっているけど仲間」だったからではないかと思います。その陰には、クラスメートの保護者の方たちの理解がありました。とても感謝しています。



なんて言っていますが、私も息子に発達障害が発覚したころは、どうやって説明したらいいのか分からなかったし、「ちょっと遅れがあって…」と言えても、露骨に避けられて傷ついたりもしました。じゃあ、どうやって今のような「ママ友は心の友状態」になったのか、お話していきます。



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