見出し画像

「支援級にいたら未来は無いんですか?」<60分じっくり相談コース⑦>


障害のある子が利用するクラスに所属させたら、将来自立出来ないんじゃないか?


と不安な方は多いと思います。
今日は、そんなお母さんからのご相談です。 



ゆなさん(仮名) 40代 お子さん小学5年生


「不登校だったり、支援級に通ったら、
その後の進学や就職、大人になった時にどうなるの?
未来がないような気がして不安です」




ゆなさんは、ハキハキした印象の笑顔いっぱいのお母さん。


お子さんのご様子からお聞きしました。
小学1年生から行き渋りはあったものの
4年生からは行かないことが増えたそう。

「勉強をする」ということが嫌なようで
「めんどくさい」と言うことが多い。

先生と相談して、本人が来れるタイミングで行ったり、
宿題をしなくて良いことにしたりしていました。

でもお友達と遊びたくて学校へ行ったり、
運動会や遠足は朝から行ったり。

放課後は毎日公園に行っているそうです。

5年生からは先生の提案で、
支援学級で低学年からの勉強のおさらいをしようとなり。
通い始めたものの、勉強はしたくない気持ちが強い。
かたくなな意志をもっていて、揺るがない。
発達関係の検査も行い、育ちにばらつきもある様子。

支援級の先生からは、
足し算引き算、掛け算は出来るから、生きていける!
と言っていただいているそうですが…。

お子さんは支援級は楽しくて通っているものの、
そのままで将来困らないか、不安…と話していました。




お子さんの不登校に悩む方は多いはず。


このまま中学も支援学級に行ったら、
高校受験が出来ないのではないか?
将来お給料がもらえないのではないか?
と不安になりますよね。

ゆなさんの不安も、もっともなことです。

市区町村によって、制度が違うので
情報は学校や支援センターなどに
問い合わせるのが確実です。

でも、その勇気が出ない時もあると思うので、
私が知る限りの情報をお伝えしました。




支援級だからって、自立出来ないということはないと思う。

むしろ、その人ごとの自立を考えていけると思っているよ。

支援級に在籍していることが理由で、
一般校高校を受験できないわけではないはず。

特別支援高校というところもあり、
将来の仕事をするための取り組みに力を入れるので
自立に向けて相談もしやすいと思うよ。

通信制の高校もあるよ。
その場合には、通う意志がしっかりあった方がいいかも。

それぞれに、中卒か高卒かとかあるので、調べてみてね。

就職も、配慮をお願いしたり、
お子さんの希望を一緒に考えて決める方法もあるよ。

特別支援高校を卒業して、自立している人はいます。
希望を失わないでね。




そこで、もうひとつお伝えしたのは、


ゆなさんは、凄いパワーで子供を信じて支えていた
スーパー母ちゃんだということです。

我が子が学校へ行きたくないと言い出した当初、
一生懸命行かせようとした。

でも、
勉強が嫌だという意志は変わらないことや、
登校したくないと言い出したら変わらないことが分かり、
「連れていくのが正義なのか?」って思った時、
全てのストレスから解放されたそう。

そして、
社交生は飛びぬけていると思った。
その強みは無くしていけないと思った。

この気づきは、無敵だと思うのです!!!




不登校に悩むときに「我が子の強み」に目覚めるのは、凄い!

拍手ものです!!!

とはいえ、不安になる時もありますよね。
そこは、本人の気持ちを聞いたり、
学校の先生にも話しながら決めていってくださいね。

もう一つ、自立に向けてのアドバイスとして、
お伝えしたことは、
「時間の管理が出来ること」
「お金の管理が出来ること」
大人になるまでに、ゆっくり身に着ければよいかと!

これは、机に向っての勉強よりも、
お子さんにとっては大切かもと思います。
お母さんも一緒に時間を守ったり、
欲しいものを目指して一緒に貯金したらいいかもです。

ゆなさん!
またご連絡お待ちしています!
愚痴でもいいから、話に来てくださいねーーー




【ゆなさんからご感想をいただきました】


先日は有難うございました☆
高校進学についても色々選択肢がある事を知れてとても安心しました
次男のお陰で身も心もボロボロですが
やつれて痩せる事もないので、私って強いんだな〜と再確認した次第です

「お金の管理・時間の管理」
次男だけではなく上の子達にもタイミング見計らって話合い実行しようと思います!
ありがとうございました!



<<ご相談申し込み ↓↓↓クリック>>
【無料】LINE電話 60分じっくり相談コース

【無料】フォームに書くだけ お気軽相談コース

<<お問い合わせ ↓↓↓クリック>>
オンライン相談infantへのお問い合わせはこちら

<<講師派遣などのご依頼 ↓↓↓クリック>>
講師派遣・執筆など、仕事のご依頼はこちら



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?