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衝撃の事実!Fukusima という単語を笑いながら話してる女性がこの世に一人はいるということ!

今回の話は別にカタカナ英語ではありません。

むしろその逆です。

日本語が英語に輸出されるとどうなるのか
という場合について考えます。

健康上の理由で放射線治療の用語に
”ふくしま”という固有名詞をあてている
ドイツ語系の医師がいるんだそうです。

I called my health problem's treatment "Fukushima",
 because it uses radioactive particles
 It's a result of radioactive decay.


なのでカタカナ英語をしゃぶり尽くせの

マガジンに掲載させて下さい。

その時国際的なしゃべり場で
ふくしまという単語を
そうたいは聞いています。

別に国際会議なんてもんじゃありません。

気軽なおしゃべりをする場として

多国籍の人たちが集まって

参加する英語の共同学習室で、

その事件は起きました。

その場にいた面子は大爆笑しています。

そうたいは何がおかしいか

まだよくは分かっていませんでした。


今なら分かります。

妙齢の女性が話を始めたその時、

そうたいの耳はダンボになりました。

この女性(Aさんとしておきます。)

いったいなんで”Fukushima”と言ってるんだ?

しかも笑っていて楽しそうなんです。

そうたいは福島と言えばNHKの「花が咲く」という

テーマ曲しか浮かべることができませんでした。

復興あっての福島じゃ。

住み慣れた福島県から他県に出ざるを得ない人たちのこと。

風化させるわけにはいかんと思ったのです。

でも。そんなことおしゃべりの場では

そうたいともう一人以外構う人はいません。


”Fukushima.” It is a proper noun.とは。

Fukushimaとは、福島という名前の発声を記録した固有名詞です。

国際語としての”ふくしま"です。

Fukushima (複数形はplural) Fukushimas)

別にカタカナで”フクシマ”と

表記しても良いのか?

このことは、そうたいには実に分かりにくいです。

Aさんは以下の通り書きました。

I called my health problem's treatment "Fukushima", because it uses radioactive particles It's a result of radioactive decay.

→そうたいが意訳します。

放射能の減衰反応から、放射線(放射能の粒子を使った)治療を”ふくしま”と読んでいるんです。

健康上の理由で放射線治療の用語に”ふくしま”という固有名詞をあてているドイツ語系の医師がいるんだそうです。

このAさんは、女性はブルガリア系の女性です。

ドイツ語を話します。

なので英語もドイツ語訛りだそう。

差別的な意味のないFukusimaという英単語って
ありえますか?

日本人ですらもビキニという日本語については

ある種の過激な水着の特徴を指して使う単語です。

放射性被爆をされた第五福竜丸の悲劇など言うニュアンスはありません。

言葉はいつもいつもひとり歩きしていきます。


Aさんによる説明です。
When the doctor smiles a little saying "Fukushima", he did not mean to laugh at the problem caused to people at the time of Fukushima issue.
He smiled because of the "idea" to call it like that.

実際に福島県で起きた災厄について述べてはおらず、

Aさんの担当医師は微笑みながら

放射線治療という概念において"ふくしま”と呼んでいます。


そうたいは拙い英語を使って
一生懸命に説明を試みました。

東日本大震災で福島は復興に

必死で生活していること。

だからお願いだから気軽にふくしまと

言わないで欲しいと。

そしてつい一昨日地震があったばかりだということ。

(地震雷火事オヤジなどという言葉は

もしかして死語かもしれませんが。

さらに国際的な理解を得るのも大変でしょう?)


そして最後に英語学習のボスはこう言います。
 I feel 10 Richter scale earthquakes
  
when My wife gets mad.

奥さんが(怒り)狂うと震度10の地震を感じる

という冗談を言われたらもうそうたいは

何も言い返せません。



いえ、何か言い返したいと思いました。

もう何もかも嫌だ。

(さよなら絶望先生か、これは...)

もう死んでしまいたいというと。

友人が頼むから勉強室で「切腹」なんて

しないでくれよというんです。


これで教室にいた一同は大爆笑します。

滅入っていたそうたいも

少し気分を取り戻すことができました。

めでたし、めでたしなものか。



ひと手間かけてふくしまという単語に過剰な反応をしますか?

それともただ泣き寝入りして国際語としてのふくしま≒Fukushimaを黙認しますか?

そうたいは唯では済ませませんでした。

まったく澄みませんねぇ。

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