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半額シール品が在庫処分と買う人の自由時間に貢献する


店頭に置けるかorそれとも廃棄か?

買う側にしたらいいモノだけを安く買うという結論になりがちです。
それ以外に何が残りますか?
具体例を示します。
月曜日には食品がポイントが2倍になる酒屋さんに通っています。
そのお店に足繁く通います。
そこには数点ですけれど見切り品が半額でいつも売られています。

いわゆるおつとめ品です。値ごろ感があるので行くたびに買っています。
今回のカバーの写真もハウスのレトルトカレーがもともとの売値の30%オフになります。(半額シールの下に隠れた30%オフシールが…。)

やがてそれでも売れ残ってしまい仕方なく半額という立場で店頭の片隅に並ぶことになっていました。

スーパーの鮮度を見たければおつとめ品の鮮度を見ろは応用できそう

酒屋さんはお酒を売るのが本業です。レトルトのカレーはある意味で周辺商品です。

ついでに買ってもらえておそらく普段は一般的なお店に比べれば逆算して138円の価格であることがわかります。

食品スーパーなら88円くらいが底値だと私なら推測します。

定価で買うのが馬鹿馬鹿しいほどの半額の破壊力かといいますと88円と69円というおよそ20円の差です。

塵も積もれば山となるはずです。

けれどこういうみみっちい価格が好きな消費者はだいたい高い買い物で大判振る舞いをしがちです。

ですので結局のところ適切な節約は困難を極めます。

それでも普段138円のレトルトカレーが売れるって逆にすごいことだと思います。

それだけ「お、このお店お酒が安いな。あと今日はカレーが食べたいからついでにレトルトでも買っておこうか」的な消費者の要求を満たしているはずです。

酒屋さんでレトルトカレーをついで買いさせるのはお店の信頼があってこそ

そもそもいつもならば私は88円でもレトルトカレーは買いません。

恥ずかしながら趣味でカレーのルゥを使ってですが自炊します。

私の通う酒屋さんが普段138円で売るのにそれを半額にしてくれるその心意気を買ってるとも言えるのです。

そしてまた絶対的に安い価格だから支持してお店の販売状態を評価した上で信頼してる証拠にお買い上げをします。

商品管理がしっかりしていて清潔感もあって品揃え豊かな店舗だからこそ足しげく通えます。

どんなに安くても不潔で愛想の悪い接客をしてしまうような店舗で誰が好んで買いますか?

小さく節約したら大きな買い物で浪費してしまう罠に注意する

ふだん10円20円の節約をしているそこの一般的な消費者(だった)あなたへ。
私もですがおそらくずっと前からほしかった例えば10万円の商品。
これが1万円安くなってるといると今が買いだ!とばかり飛びついて買いたくなりはしませんか?

変態節約家と呼ばれるがま口夫妻の節約youtubeほどは私は節約できませんが節約したお金は夜遊びに消していきます。

私の人生夜遊びしないと生きていけません。

夜遊びができるためなら鰹節は削り器で削り、杏仁豆腐は牛乳で手作りしラーメンは生麺を茹でて作ります。

料理研究家の先生たち(たとえばバズレシピのリュウジ先生やnoter等でご活躍のふらおさん)が頑張ってレシピを編み出してくださいます。

日中の外食も元パートナーさんとお別れしてよりする意味が薄くなってしまいました。

二人で食事をするなら外食にも大きな意味があったのです。

マクドナルドとか牛丼屋さんやファミリーレストランは私にとっては自分の生活を苦しくさせるのである意味で家計を圧迫する存在ですらあります。

向こうはセントラルキッチンだの効率よく安く食事を提供させてくれるようなイメージ戦略でしょう。

大きな利益を出すためにありとあらゆる節約で売価を下げます。

それでも自炊ほどの豊かさに叶うものはないかと思います。

外食産業はテレビなどのCMでいかに消費者のおサイフのひもを緩ませるか必死です。

それはさておき。

レーズンバターがバーのカウンターで氷で冷やされて提供されてる様子のお写真
最近初めて食べたお店の自家製レーズンバター


ただし夜遊びとしての外食は大好きです。
最近足繁く通うショットバーで生まれて初めて食べたレーズンバターは格別の味でございました。

例えば頻繁に通うショットバーばあったとしてもそこが10円20円値引きなんてされたらむしろがっかりします。

お店がずっと存続してもらうためにも(私にとってはかなり)お高いテーブルチャージを払います。

ほぼいつ私がお店にやってきても気さくにお話してくれるバーテンダーさんへの応援の意味もあります。

自分の存在の売価を叩き売ってやしないか?

ここまではあくまで自分が買う側のお話でした。

しかし自分の人生をいったいいくらで売ればよいのか?
そこを最後に考えたいのです。

働く場合はその対価をお金でもらいます。
その際に自分の自由時間を売りますね。
いくら自分の自由時間を売るつもりでしょうか?

私は結局はフルタイムの正規雇用とは程遠いパートタイマーです。

(雇用保険にすら入れないほどの)

短い労働時間しか提供する能力に乏しい有り様でして…。

それでも自由時間はかなり多い。

  1. 空いた時間にnoteも書けます。

  2. 書道の作品づくりにも集中できます。

  3. ジャズギターの練習すらできています。

  4. 毎日のようにネットで将棋ウォーズを無料で一日3局ほど楽しんでいます。

  5. 病院のデイケアで老若男女を問わず友人もできて一緒に時間を過ごせて楽しいです。

言っちゃなんですけれど高い給料ではなくても相対的には豊かに暮らしています。

まぁ精神科通いの危なっかしい生活そして危なっかしい性格の存在でもあるのは自覚しているつもりですけれど。

貧しくとも楽しい一人暮らしです。

昔読んだ本の一節で

錦着て憂う人、水飲みて笑う人

確か加藤諦三先生の本にでてきた一節より

そんな表現がありました。私はもちろん後者の水飲みて笑う人です。

錦なんて着られません。高級ブランド品など縁も遠い暮らしです。

プレゼントでもらったちょっとしたブランド品ならば喜んで身につけます。

3足1000円程度の靴下で十分です。

その代わりに自分の自由時間はかなり長い豊かさを享受できます。

働けないで高額な所得をもらえないのは確かに自分のプライドを満たそうにも満たせそうにありませんか?

いえいえ。心配ご無用。他人と比べないなら自分で自分の人生を納得できさえすればよいのしょうね。

自由な時間こそが私にとっての財産なのかもしれません。

自由の幅は自分で納得できさえすればよいのです。

以上、販売士2級と消費生活コンサルタントかつ障害者を兼業しているそうたいよりレポートをお届けしました。

ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。

皆様におかれましてはおつとめ品を有効に活用して自分の暮らしを楽にさせるなんらかの参考になれば幸いです。無理に買うこともなければ買うことにどこか後ろめたい抵抗があったりする遠慮もいらないということが伝わったらば望外の喜びです。

そしてまたの機会にもお会いできますように切に願います。

せっかくのお時間を割いてまでここに来られたことにまず感謝します。そして読んでくださるあなたのスキやコメントが大きな励みになっています。投稿したものは我が子のような同時に自分の分身のようなものです。どんな作品であれ一役買ってもらえたらば何よりの幸せです。今後ともぜひどうぞご贔屓に。