生きた勉強こそが人生を豊かにする

けっこう自分は勉強してきた方と思ってるんだが、

それが今役に立ってるか?と問われれば、実は微妙。

勉強やってきて良かったと思える事は、自分より物凄い人達に出会えた事。

その人脈くらいかもしれない。

それよりも、詰め込んで勉強してきた事で、今になって苦労してる事の方が大きく、

今さら大人になって、

「自分にこれは絶対必要だろ」っていう勉強をしてる気がする。

子ども達からクイズを出されても、

頭がガッチガチなもので、想像力を膨らます事ができない。

いざ、新しい事を企画しようとも、アイディアは出てこず、まるで教科書の隅から隅まで読み尽くすように、

ネット上に答えを求めてしまう。

それなりに、自分の頭で考える癖をつけてるようにしてるんだが、中々積み重ねた思考の癖は取れず、

「何のための勉強だったんだ!」って嫌になる時もある。

とは言え、まだまだ教育界、たくさんの大人達は、

「勉強はできないといけない」と思い込んでいるように思う。

確かに、土台がなければ、想像力を掻き立てる事も、 想像力を 膨らませることもできない。

だが、 基本的な土台さえ整ってれば、後は何を積み上げていけるかが大事。

土台ばかり大きくなっても、 将来役に立つとは限らない。

自分のように。。。

例えばお医者さんになりたいという明確な夢があって、

学力がなければ、 その夢に到達できないので 死ぬ気で勉強する必要がある。

医学部に入らないといけないという条件があるから。

でも、 とりあえずいい高校・いい大学に行くのであれば、教科書の勉強より、別の事をやった方がいい。

別の勉強が分からなければ、とにかく自分のやりたい事に打ち込む。

終身雇用制度が崩壊しつつある今、勉強やってれば安心だという時代はとっくに過ぎてる。

だから、勉強する事自体が、 目的になってしまってはいけない。

勉強はあくまでも手段だ。

例えば、 サッカーだったら

コミュニケーションスキル・ 判断力・ 計画力。・目標を達成するための論理的思考。

こんな力を自然と身につける事ができる。

ただし、中途半端にやっていては、思考停止と同じなんで身に付かないとは思っているが。

トップアスリートの方達と話をすると、

「しっかり競技に向き合ってきたからこそ色んな物の見方ができるようになった」

こんな印象を受ける。

だから、アスリートの言葉には重みが加わる。

スポーツに打ち込む事も、自分の人生を豊かにするための素晴らしい勉強だと思う。

打ち込む事によって、自分の考え方に軸ができ、それは何にでも応用可能だと思うから。

決して、勉強はしなくて良いというわけではないが、
自分のために生きた勉強をしなければいけない。

今、自分にとって子ども達は自分を成長させるための生きた教材だ。

だから、子ども達を成長させるために色んな事を勉強してるつもりだし、考える時間を使う。

このnoteに書き残していってる事もそう。

勉強って苦痛なイメージがあるが、今こうやって文章を書いてる事はめちゃくちゃ楽しい。

これこそ生きた勉強なんだなと勝手に思ってる。

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