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【就活生必見!】課題選考を通過する"コツ"

どうも~~
元アングラ女優、3年目社員・あおきちゃんです。
(昨日で3年目になりました㊗)

前回まで、自己分析のやり方、エントリーシートの活用方法について、あおきちゃん目線でお伝えしてきましたが、後編に入る前に、ワールドの選考についてご紹介したいと思います。

ワールドの採用選考では、エントリーシートや個人面接に加えて、毎年、課題選考が実施され恒例となっています。
課題選考が最もハードといわれ、かつてその難関を突破してきた先輩社員がいまワールドで働いています。(かくいう私もその一人です。)


(参考)㈱ワールド 本部職 22卒の選考フローはこちら。

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そもそも、課題選考ってなに?
どんな課題が出されるの?評価ポイントは?etc.
課題選考のイロハを伝授したいと思います!


なぜ課題選考を実施するのか?

課題選考、経験者の身から語らせてもらうと、結構ハードです。
特に、授業や卒論課題と並行しながら課題選考に取り組む為、時間との闘いでした。
同期には他社の選考を進めながら課題に取り組んだ人もいたし、この選考に集中するために他社の選考を辞退したなんて人もいます。
そして、この選考で離脱した方もいました。(採用担当してわかった事ですが、この段階の離脱が一番多い!)

なぜ、ここまでして、課題選考をさせるの!?
と当時の私は頭を悩ませながら、取り組んでいましたが、
面接官として「選考する側」に立った時、気づいたことがありました。


ひとつは、「この業界やワールドという会社への興味・関心を持っているかどうか?」そして「課題を自分事として捉え、考えて行動しているか?」だと思いました。
入社してからも、その業界や企業の課題を自分事と捉えて、興味・関心を持って課題解決に取り組める人材なのか?を見ています。

ESや面接の為だけに、業界や企業のことを調べて、はい終わり。じゃ意味がありません。
その判断材料として、情報収集力や課題設定~企画立案までの組み立て方、企画や資料のアイデア性 etc.から本人の熱意や個性を図っています。
実際に選考に携わって、就活生の最終成果物を見た時に、「面接では印象が良かったけど、アウトプットの質が低いな…課題の取り組み方が荒いな…」と感じたことがありました。

通常の面接では、口頭で「自分はこんな人間です!」「これまでにこんな事を頑張ってきました!」とうまくアピールできるかもしれませんが、課題選考では、面接官は事業会社の社長や事業部長、執行役員など責任者クラスとなり、アウトプットに対して色々な角度から質問がビシビシ飛んできます。
中途半端な考えでは太刀打ちできず、ごまかしが利かないという事がわかりました。

もちろん、これまでの学生生活で、仕事に近いことや業界を勉強してきていない方が大半だと思います。
それでも、情報収集を頑張っていたり、資料に創意工夫がされていたり、自分が今できる最大限を尽くしている方は、その姿勢が制作物にあらわれてきます。
面接官はきっと、その姿勢を一番見ていると思います。


内定者からは、毎年「課題は大変だったが企業の理解が深まった」「この業界に入って考えなければならない事が分かった」という声が多く、きっと皆さんの気づきや学び、成長に繋がるきっかけがあると思うので、
これから課題選考に取り組む方は、ぜひ全力で取り組んでみて下さい。


【大公開】21年新入社員の課題選考をチェック!

では、ここで実際に課題に取り組んだ新入社員の制作物をお披露目!
本人インタビューでは、課題発表された時の心境や、取り組み方など…聞いているので、是非参考にしてみてください!


21年新卒選考課題のひとつは、『シェアリングエコノミー ~20代ユーザーを獲得するヒット企画をつくろう!~』でした。
(1)(2)の問いに対するレポートを提出頂き、プレゼンテーション選考を行いました。

実際の出題文がこちらです。

Q.近年、大量生産・大量消費型ビジネスモデルに対して、環境や経済、社会のバランスから疑問を唱える声が大きくなっています。
ファッション業界でも、売れ残った商品の大量廃棄が問題となり、
「リデュース(減らす)」「リユース(転売する)」「リサイクル(再利用する)」を実践するサステナビリティ型ビジネスモデル(シェアリングエコノミー)が注目されています。
(1) 日本でファッションにおけるシェアリングエコノミーが浸透するには、どのような課題があるとおもいますか?

(2)ワールドグループでは、以下のサステナビリティ型ビジネスブランドを展開しています。
今後、あなたと同世代(20代)にユーザーを拡大させるためにはどのような取り組みが必要か?企画提案してください。企画案は2つ以上とします。
※下記の既存サービスor新規サービスどちらのアイデアも可。

■シェアードビジネス:洋服レンタル「SUSTINA」、ブランドバッグ・レンタル「LAXUS」
■オフプライスストア:「&BRIDGE」
■ユーズドセレクトショップ:「RAGTAG」


(例)21年 新入社員 齋藤さんの場合

齋藤さんには、以下のような資料を作成していただき、オンライン形式でプレゼン発表に取り組んで下さいました。

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ここで齋藤さんにインタビュー! 

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(プロフィール:齋藤千絵さん。大学時代、弊社ORBENE・pink adobeにて2年4カ月アルバイト。就活当時はアパレル業界の中でもSPAの企業に絞っていたとのこと。エントリー企業数は2社のみ。)

Q. 企業の採用選考に「課題」が課せられる事に対してどう感じていましたか?
A. 採用選考に課題があることに対しては、正直大変だと思う気持ちもありましたが、努力次第で自分を最大限に表現できる場であり、頑張りたいという気持ちの方が大きかったです。
また、課題への取り組み方や姿勢に個人の経験や能力、志望度が表れるので、採用選考としてとても理に適ったものだと思っていました。

Q. 課題テーマが発表された時の心境を教えて下さい。
A. シェアリングエコノミーやサステナブルの意識の浸透については店頭で働く中で身近な問題として捉えていたため、自身の販売経験や購買経験に即して現実味のある企画を提案できるだろうと思いました。

Q. 制作期間はどれくらい?
A. リサーチと資料作成を同時並行で約5日間行い、原稿を約1週間かけて作成し、その後約1週間半は毎日原稿を暗記し、推敲していました。

Q. プレゼン作成にあたってどんなことをしましたか?
A. 大学でプレゼン発表をしたことがなかったため、まずはYouTubeやTEDで著名な方のプレゼンを参考に話し方や流れを考えました。内容を考えた後は聞き取りを行なったりアンケートツールを利用したりして調査を行いました。資料作成では、姉が会社で作成した資料を参考にし、アドバイスをもらいました。資料や原稿を作り終えた後は、毎日プレゼン動画を撮影し、知り合いや家族にアドバイスをいただきながら、原稿を書き換えたり、身振り手振りを加えたりして精度を高める努力をしました。

Q. 発表にあたって工夫したことは?
A. 声のトーンや表情を変えて話すことが苦手でしたが、オンラインでのプレゼン発表ということで画面越しからでも熱意が伝わるよう、表情や視線、明るさ、身振り手振りなどの見え方を工夫しました。

Q. これから課題に取り組む学生さんにアドバイスお願いします!
A. プレゼン発表の経験が豊富な方も少ない方も、店舗での販売経験がある方もそうでない方も、様々な方がいらっしゃると思いますが、そのひとつひとつを個性として強みに変え、楽しみながら一生懸命取り組めば、きっと納得のいくものが出来上がるだろうと思います。頑張って下さい!!

(齋藤さん、ご協力ありがとうございました^^)



齋藤さんは、プレゼン選考で以下の様な評価をゲットし、選考に通過しました。


✔ロジカルシンキング
実際のコメント①「同年代への調査から課題を定義し、解決策も論理立てて提案できていた。質疑応答も的確。」

✔課題達成意欲の高さ
実際のコメント②「競合サービスに登録して情報をゲット。資料の精度をあげるために、社会人の友人・知人にフィードバックを受けた点など、達成に向けて、今できる努力を惜しまずやり抜く力を持っている。」

✔入社後に活躍するイメージがついた事
実際のコメント③「企画は既にマーケットに近いサービスがあると思ったが、お店目線・お客様目線でワールドだったら~という視点を持った提案であった点を評価。」
実際のコメント④「「課題選考も楽しんで取り組んでいた様子。入社後も前向きに仕事に取り組んで活躍するイメージがついた。」


いかがでしたか?
新入社員からのコメント、現場社員からの視点を参考にして、課題選考頑張ってくださいね!


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