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短歌・詩・俳句

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#鬱

第290話:今日を終わらせる

第290話:今日を終わらせる


PREMIUM MALT'Sを買って帰る日は なんにもしない  グーダラしたい

これは戯れ歌に過ぎないが、一日の終わりに何か自分へのご褒美があるのは大事なことだと思う。「ああ、今日はもういい。終わりだ」って酔っ払って寝てしまうのは快感である。

僕らは直線的な時間を生きていると言われる。
今日は明日につながり、明日を追いかけ、明日に追われる。1ヶ月後にはあれがあり、来年はこれがある。

高校生

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第282話:🟢鬱の心象:短歌

第282話:🟢鬱の心象:短歌

鬱の歌を4首集めてみました。

■ 鬱とは。

とりとめもなくなつかしい手触りのたとへば耳たぶのやうだ 鬱は

君のおなかに顔を埋めているやうな やはらかきやはらかき 鬱

やわらかい取り留めもないものとして「鬱」を詠んでみました。
「耳たぶ」「おなか」。
人肌の温みとともに、どこか懐かしい閉塞感。

ネットの検索ですが、「鬱」の解字は次のように書かれていました。

そこに隠れ込んで埋もれてしまい

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鬱について

鬱について

君のおなかに顔を埋めてゐるやうな やはらかきやはらかき鬱

鬱の歌です。以前にもこんな歌を。

とりとめもなくなつかしい手触りのたとへば耳たぶのやうだ 鬱は

とらえどころのない「やわらかい鬱」・・

次のは、明確に迫って来る「硬い鬱」・・

広重の雨その明確な直線の鋭く鬱は差し迫りにき

驟雨いま晩夏の道を白く打ち すばやく耳ゆ滑り入る鬱

もう昔々のことですが、「薔薇って書ける?」と安田成美が

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▲広重の雨→鬱の心象にまとめ

▲広重の雨→鬱の心象にまとめ

[ 鬱の心象 ]

驟雨いま晩夏の街を白く打ち すばやく耳ゆ すべり入る鬱

広重の雨 その明確な直線の 鋭く鬱は さし迫りにき

今回は激しい「鬱」を詠んでみました。
夏の終わりに 突然の驟雨がアスファルトを叩きつけている。
忽然と胸に走った緊張と、押しつぶされるような圧迫感。
なぜ不安なのだろう。
わかるわけもないのに、どうしても、そう問うてしまう。

二首目も同じ趣。
広重のイメージを借りて

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▲🟢鬱の心象:短歌

▲🟢鬱の心象:短歌


とりとめもなくなつかしい手触りのたとへば耳たぶのやうだ 鬱は

君のお腹に顔を埋めているやうな やはらかきやはらかき 鬱