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【連載】世界の女性とてしごとを訪ねて

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世界の女性とてしごとの現場を訪ねる旅。
運営しているクリエイター

#てしごと

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.7また会いに行ける日までSUSU(がんばって)〜カンボジアSALASUSU〜

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.7また会いに行ける日までSUSU(がんばって)〜カンボジアSALASUSU〜

スタンプに込められた思いとは?

SALASUSUは、カンボジア・シェムリアップ郊外で最貧困家庭の女性たちにものづくりを通したひとづくりをコンセプトとした「SALA(学校)」として運営されています。「SUSU」はがんばってという意味。

SUSUは、カンボジアの作り手に対するメッセージであると同時に、日本の使い手へのメッセージでもあります。

▼工房では、作り手の女性たちにライフスキルトレーニング

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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.5~ものづくりで女性の課題解決!をサステナブルにする5つのポイント/インドネシア・フローレス島~

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.5~ものづくりで女性の課題解決!をサステナブルにする5つのポイント/インドネシア・フローレス島~

ヤシの葉で編む美しいポーチこの美しいポーチ、何でできていると思いますか?

革細工?と聞かれることも多いのですが、こちらはなんと!ヤシの葉で編まれたかご細工なのです。

ジャカルタから10時間!フローレス島へこのポーチは、インドネシアのDu'anyamというブランドのもの。インドネシア西部にあるフローレス島の伝統工芸の美しい編みこみが印象的なブランドです。

フローレス島は、ジャカルタから飛行機を

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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.4~マイノリティへのまなざし/マレーシア~

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.4~マイノリティへのまなざし/マレーシア~

先住民族の村を訪ねて女性×てしごとを訪ねる旅。第4弾はマレーシアです。2018年1月にクアラルンプール郊外のオラン・アスリの村へ、女性たちのてしごとの現場を訪ねました。オラン・アスリ (Orang Asli) は、マレー半島の先住少数民族。「オラン」はマレー語で「人」「アスリ」は「本来の」という意味。

案内してくれたのは、Earth Heirの創業者サシバイ(サシ)キミスです。

クラフトマンシ

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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.3~生まれた村で幸せに働く/タイ・ルーイ県~

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.3~生まれた村で幸せに働く/タイ・ルーイ県~

生まれた村で幸せに働けるように

女性×てしごとを訪ねる旅。第3弾はタイ北部ルーイ県です。
バンコクからノックエアで北へ1時間ほど。ルーイ空港から車でさらに1時間。そこには、心安らぐ農村風景が広がっていました。

バンコクでコットンアパレルブランドを立ち上げたFolkcharmのパサウィーさんとともに作り手の村を訪ねたのは、3年前のこと。

タイ東北の農村部では、自給自足はできるものの、賃金を得ら

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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.2~ルワンダは女性活躍先進国なのか⁈~

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.2~ルワンダは女性活躍先進国なのか⁈~

 旅がいきがいなのに、、、仕事と不妊治療の両立、親の介護・看護などで5年ほど海外旅行に行けなかった時期がありました。2016年3月、45歳となることをきっかけに仕事と不妊治療を同時にやめると決断。半年から1年はゆっくり休んで、これまで行けなかった国に行くのだ!と決めていました。

女性国会議員比率世界一位の国へ

 最初に選んだ旅先は、ルワンダ!

 前職の同僚が、ルワンダに子連れで移住。彼女はな

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世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.1~カンボジア・プノンペン~

世界の「女性×てしごと」を訪ねてVol.1~カンボジア・プノンペン~

旅する雑貨屋、そらとひとです。
旅する雑貨屋なのに、旅ができない今日この頃、、、

今年は移動ができないので、、、これまで訪れたてしごとの現場を振り返りながら、みなさまをてしごと旅にお連れしたいと思います。

わたしの「てしごと旅」の原点

わたしは1980年代、父の仕事の関係で幼少期をドイツで過ごしました。休暇になると家族でヨーロッパ各地を車で旅するのですが、行く先々でその土地ならではの小さな手

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