『就活は情報戦』と思っているけれど疲れる日々。

『就活は情報戦』とは、よくいったものだと思う。

就活において誰かを盲目的に信じるのは禁忌であり、万が一その誰かの教えが大失敗だったら人生への影響があまりにも大きすぎるからだ。

前の仕事では実家暮らしの箱入り娘扱いを受けていたが、実際そうだったと思う。私は今も実家という社会から隔絶された場所で守られているニートだ。

それを羨ましいと思う人もいると思う。

ただ、だから何？という話であって、それを言われると「あなただって○○じゃん！？」と言いたくなるのが人の性である。なにせ、相手が持っていて自分が持っていないものなんて星の数ほどあるし、比べて羨ましがったところで何の意味もないと思う。

逆に言えば、相手が持ってなくて自分が持っているものも抱えきれないほどあるはずである。たとえ自分にとって要らないものだとしても、相手はそれが欲しいかもしれない。　
（※例えば性別とか身長とか肌の色とかは誰もが持っているけれど羨ましがる人も多いと思う。異性を羨ましがって犯罪を犯す方もいるし）

ただし就活において、私の場合は実家の家族を頼りにすることはできない。

なぜなら家族は障害者雇用に詳しくはなく、東京に通うことに関しては反対されがちだからだ。エージェントや就労移行では東京まで範囲を広げないと厳しいと言われているし、東京の方に受けてみたい求人もある。

私は近ければよいというものでもないと思うのだ。

母は私が東京で仕事をしても、通勤が辛くて続けられないと思っているし、私も正直不安ではある。ただ、東京の方が求人が圧倒的に多いのは間違いないし、こだわればこだわるほど選べる求人は少なくなる。

だから就労移行のスタッフを頼っていたが、正直求人を紹介してくれるわけでもなく、ただハロワでよさそうな求人を見つけてきて、応募しないか聞いてくるだけなので、就活においてはあまり頼りにならないと思う。その点においては、エージェントの方がよほど優秀であり、応募先企業の評判や雰囲気等にもよほど詳しい。

今通っている就労移行は、もともとリワークが専門だったらしい。つまり就職先についての情報がかなり少ないのだ。私はもっと早く別の求職する利用者が多い施設に移ればよかったと後悔し始めている。

また障害者雇用に成功して就職した卒業生の情報もあまりにも少ないので、そういう情報を多く持っているかどうかも、施設選びにおいては重要である。

私はもう、休職して施設に通っている人たちや発達障害でない人たちと一緒に通い続けるのが苦痛になってしまっているように思う。今まで半年以上無駄な時間を過ごしてしまったようにも感じる。ただ今更であって、心理士による講義や交流した時間はすごく為になったと思う。

今気になっている施設は実績もあり、頻繁に卒業生が就活体験等を語りに来たり、企業が面接会を開いたりしているところだ。人気も高く3か月待ちだったが、順番待ちをしており、現在空きも出てきたようである。

ただ、今すぐ移転はできないだろうし、その前に就職してしまった方がブランクが空かずに済むから良いとエージェントには諭された。個人的にもそう思う。施設に対して恩があるし、もっと早く別の施設を探さなかった私にも落ち度があると思う。

ちなみに、つい先日にDodaチャレンジの方と初回のキャリア面談をした。今後の就活についてと自分の話をしたが、2時間もかけた。

そのエージェントさんはかなり親身になってくれていて、企業も現在は約20社紹介してくれている。すべて事務職で給料の高めなところもある。また評判についても教えてくれたので、けっこう職場の雰囲気や仕事のやり方等も聞けた。

atGPも利用しているが、カウンセリングの丁寧さと紹介企業数の多さではDodaチャレンジの方が上だと感じた。
もちろんatGPのエージェントもレスポンスが早いし模擬面接も丁寧だったので、どちらもお勧めしたいと思う。
※ただし経験歴の長さ等によってエージェントの質も変わるらしく、悪い評判も聞く。

ちなみに、初めての障害者雇用の面接は一次面接でお祈りメールが届いた。予想はしていたけれど、5年後にはまた面接を受けても良い企業で、40歳くらいでも採用してくれるらしいので、もしかするとまた受けるかもしれない笑

そうやって励ましてくれたので、Dodaチャレンジのエージェントは信用できそうだなと勝手に思っている。教えてくれた企業の情報が合っているかどうかはわからないが、就職出来たら良いなと思う。

p.s.
私と同じように障害者雇用で就活している方がおられましたら、参考になれば幸いです。何とか働きやすい職場であることを願うしかありませんね……

※ハロワはネット応募できないので、私は拒絶反応出ます…逆に就労移行利用者はなぜ文句も言わずにハロワで応募するのでしょう。洗脳…なのか……（ただしエージェントで成功するかはまた別の話）

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