「食の風景・夏野菜の季節到来!と謳いつつ米を語る」
朝ご飯、アングルを少し変えてみる。果物、刺身わかめ、ミニトマト、ズッキーニは塩胡椒でソテーにしてある。ズッキーニの季節がやってきた。レアで焼くと美味しいのだ。数年前まではこれほど食卓に馴染むとは思ってもみなかった。甘酢あん多めに作ったからまだ食べてる。因みにこれは六月あたまの話です。茹で玉子、いつものナッツとレーズン。そして十六穀米入りごはん。昆布の佃煮のせ。
先日から山形県産のお米「はえぬき」になった。余談だけれど山形に行きたい。今一番行きたいのは山形のべに花畑の見える場所。そこへ立ったらどんな景色?どんな風に何が見える?もちろん、べに花。でもそれだけじゃなくて、屹度、想像以上のわくわくがある筈なんだ。行ってみたいなあ・・・
話を食に戻そう。
「はえぬき」の前は秋田県産「ひとめぼれ」を食べていた。どちらのお米も名前をね、一生懸命復唱しておいたのに、結局忘れてね、仕方がないからチラシをカンニングしてきたの。残っててよかった。わが家はいつも単一原料米の中から選んで、色々な地域のお米を食しております。全国津々浦々、いつも美味しい美味しいお米なのです。全国のお米がいつだって食べられる幸せ。農家の皆さまに、大きく手を振って「ありがとうー!!」と叫びたい。実際は恥ずかしがってかかしに隠れて出て来ないかもしれない。でも本当にありがたいことだと、十キロの米袋抱き抱える度に思うのです。買って帰って家で、ぺちぺち表面を触ってみる度思うのです。米袋って大体一部は透明で、中のお米が見えるではないですか。精米まで済まされて、半透明の奇麗な粒が、ぎゅっと詰まって、生米でさえ既に美味しそうですよ。しかも毎年新米を頂いているんです我々は。贅沢です。心の底から感謝なのです。ぺちぺち。
「農家の皆様本当にいつもありがとうございます」
この台詞、いつか富士山に登ったら天辺から叫んでおきたい一言ベスト三に入れておこうかな。
今日はお皿の上について語るのよりも、お米の煌めき語ってもう満足しました。そうですね、お皿の上について敢えて何か語るならば、この日はミニトマト沢山入れてますねってことくらいでしょうか。
最後に、米一粒には三人の神様がなんとかと云いますが、やっぱりそうだなあと思うんです。一粒たりともあのふっくらと、もちもち、輝く白を、無駄にしてはいけないなと思いますね。箸で最後の一粒まで奇麗に頂きたく思います。おむすびでも、お茶漬けでも、いいですね。
食べたくなってきちゃった。 いち
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