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6月6日 通院メモ 安定する事を目指し、現状について、そして何を頑張るのか

昨日のクリニックでふり返りをする中で、
「何を基準として頑張れば良いのかがつかめない」
というような話をしたら、結構長い時間を割いてホワイトボードに書きながら説明してくれた。

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日常生活に困っていない状態、つまりは安定している状態の人というのは、躁にもならず鬱にもならず過ごすことが出来る。それは、脳やら身体やらがセーフティゾーンの中でバランスを取ることが出来ているということ。
しかしながら、今の自分はこのセーフティゾーンからはみ出してしまうことが多い。しかも、それがしょっちゅうやって来る。

これが、ぱっと見でも不安定と感じられるところ。

双極性障害の人というのは、何を気をつけなければ行かないかというと、
「躁にならない」という事。
周りから見ると、躁の状態というのはとても調子が良い状態のように見えるらしいが、双極性障害の人にとってはとても危険な状態であることを自覚しなければならない。というのも、双極性障害の人は、躁の状態になってしまうと必ず反動が来て落ちてしまう。
だから、無理矢理元気を出すというのもしてはいけないことの一つになる。元気を出す=躁転させる
ということだから。

自分の場合、この波の中で鬱から浮き上がり始めたときに、そのままの勢いで。動けるからといって色々な事を計画し、実行に移してしまうなどやりすぎて過活動になってしまう。
また、活動的な思考でどんどんと身体や頭を気付かないうちに動かしてしまう特性がある。これは、特性としてADHDの傾向が強いことにも起因する。

人の特性や性質というものは、生まれながらのものであったり遺伝的なものであるのでなかなか変えることはできない。しかしながら、その他の要素をしっかりと制御することは出来る。その制御することを身につけるというのが、セルフモニタリングを中心とした認知行動療法という手段になってくる。
そのためには、生活リズム、ストレス反応、食生活、生活習慣、睡眠リズムといった5つの事柄について細かく「良い」と言われる方法を取り組み、身につけることが大切。

躁転してきている状況で、セーフティゾーンを突き抜けないためにも、モニタリングが必要で、サインをしっかりと見つけられるアンテナを持つ事ができるようにというのが、今頑張っているところになる。

正直なところ、まだまだ道のりは遠い感じがする。安定感がないから。本当のストレスの核となるところをしっかりと見つめることが出来ていないとも言われる。確かに、その事については言語化することが出来ていないとも感じている。

言語化出来て、それを意識しながら自分で自覚出来れたら、その後に楽な状態が来るのだろうか?そこのところが、自分の中のまだまだ大きな不安の一つなのかもしれない。

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