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新商品と振り返る、ソニーのスマートウォッチ『wena』(商品のあゆみ編)

ソニー広報部のHOです。

アナログ時計ならではの美しさと、テクノロジーの便利さを両立させたソニーのスマートウォッチ『wena』

スマートフォンとの新たな連携機能も加わり、デザイン、選び方、機能性に至るまで、ますます進化する『wena』ですが、その誕生の背景には「腕時計として長年培ってきた文化や伝統を大切にする」、そして「腕時計が好きな人でも違和感なく楽しめる、最高に自然なものを作りたい」、という姿勢がありました。

「wena」に込められた想い

『wena』とは、”wear electronics naturally”の略で、「人々にもっと自然に、違和感なく、ウェアラブルデバイスを身につけてほしい」という想いが込められています。財布や万年筆のように愛着を持って長く使っていただける商品づくりを目指すブランドです。

腕時計のバンド部分にスマートウォッチとして必要な機能を内蔵している点が特長で、腕時計らしいデザインや存在感を徹底的に追求しつつ、テクノロジーも独自の価値も追求します。

更なる挑戦に向けて

2015年にソニー新事業創出プログラム「Sony Seed Acceleration Program(SSAP)」から誕生し、2021年4月にはその事業母体がソニー(株)モバイルコミュニケーションズ事業本部へ移管しました。『wena』が当初から大切にしているコンセプトや商品づくりへの想いや姿勢と共に、モバイルコミュニケーションズ事業部の開発力やビジネスの体制と連携をしていきながら、お客様にとってより良い品質や性能を追求していきます。

ここで、これまでの『wena』の商品の沿革を改めて振り返ってみたいと思います。

【第一世代】『wena wrist』 (2016年~)

『WN-WB01S』 (シルバー)、『WN-WB01B』 (ブラック)

腕時計のバンド部分に必要な機能を内蔵したハイブリッド型のスマートウォッチ『wena wrist』。ソニー新事業創出プログラム「Sony Seed Acceleration Program(SSAP)」のプロジェクトから誕生し、2015年にクラウドファンディングとEコマースのサービスを兼ね備えたサイト「First Flight」にてクラウドファンディングを実施し、1億円以上の支援を頂きました。翌年2016年6月に市場販売を開始しました。

『wena wrist leather』(2017年~)

『wena wrist leather』 カラーバリエーション
(左から、ブラック、タウニーブラウン、ワインレッド、ホワイト)

素材選びから仕上げまで、徹底的にこだわり抜いた『wena wrist leather』
古来から伝わる伝統的な技術最先端のテクノロジーが高次元で融合しています。細いバンドに組み込むために専用のFeliCaモジュールを新たに開発し、充電不要で電子マネー機能が使用できます。
 
本革の中でも最高級のカーフ革を採用。一流のクラフトマンの手で、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。自由な組み合わせが楽しめるように、バンド幅は3種類カラーバリエーションは4種類

◆[製品紹介ページ|wena]
クラフトマンシップとエンジニアリングの結晶wena wrist leatherのこだわり|wena wrist leather

【第二世代】『wena wrist active』『wena wrist pro』(2017年、2018年~)

wena wrist(ウェナリスト)の新モデル(バンド部)として、『wena wrist pro(ウェナリスト プロ)』を2017年12月に、『wena wrist active(ウェナリスト アクティブ)』を2018年3月に発売しました。

『wena wrist pro』:
腕時計としての質感や高級感を追求しながら、新たに有機ELディスプレイを搭載することで通知・活動ログ機能をより便利にしたモデル。
従来モデルよりバンド幅と厚みを小さくすることで、体積比で約25%の小型化を実現。防水性能も5気圧に向上。

『WB-11A/S』 (シルバー)

『wena wrist active』:
GPS光学式心拍センサーを搭載し、ランニングにも使用できるモデル
独自設計のエンドピースにより、睡眠やランニング時などにはヘッド部を外すことでスマートバンドとして使用可能。

『WA-01A/B』 (ブラック)

【第三世代】『wena 3』(2020年~)

『WNW-B21A/S』 シルバー

スマートウォッチとして必要な機能を最薄部6.9mmの腕時計バックル部に集約した『wena』シリーズの第三世代モデル。SuicaAmazon Alexaに対応。
また、『wena 3』のさらなる進化に向けて、時計メーカーへモジュール提供するなど、他社との協業を開始。セイコーウオッチ株式会社と『wena 3』をベースに共同開発した商品を2021年に発売。また、シチズン時計株式会社とは、2021年夏に同社のIoTプラットフォームサービス『Riiiver』への対応を含めたパートナーシップ契約を締結。

さて次回は、先日発表した『wena 3』と映画『シン・ウルトラマン』 のコラボ商品についてご紹介します。どうぞお楽しみ!

執筆:広報部HO


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