空田缶

あきたかんと読みます。 何かを残したくて何かを書いてます。

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最近の記事

アニメ録#7 呪術廻戦

 二次創作見て興味出たから。  ブームにはノリたくない逆張り人間なので、呪術廻戦1期が放映されていた当時も「流行る流行るって言われたら見たくないもんねー」と五条に負けないくらいの生意気こいて見なかったのだが、ついに見てしまった。その理由がこれである。しょうもなさすぎる。  支部で良質な二次創作を探し漁っていたら、呪術廻戦の夢小説で面白いものを見つけてしまったのだ。鬼滅といいワンピースといい、どうしてこんな面白い神作品を作ってしまわれるのでしょうか。素晴らしすぎる。  一通り作

    • 散文集#23 中毒についての私見と自己分析

       活字中毒という単語が存在する。小説、評論、論文、百科事典など、内容は問わず活字でできているものを定期的に摂取しないと落ち着かないという状態、あるいは性質を指す。  「活字」を求めて中毒症状を起こすから「活字中毒」なのだとするならば、私は「芸術中毒」と定義できるだろう。  「芸術」とは書いたが、何も高尚な趣味を持っているわけじゃあない。もちろんクラシックコンサートに行くことや美術館に行って鑑賞することも好きだが。私が定期的に欲するのは漫画や小説、はたまた演劇や舞台演奏など、広

      • 散文集#22 未発見の手記

        あなたにはわかるはずもない それを理解してしまえば。あなたはこちら側に来てしまう そうなってしまえばもう戻ることはできない この地獄で生きていくのはとても難しい だから、こちらに来ようなんて思わないことだ 来てしまえば後悔するだろうから それを求めていたのは私ではない それを欲していたのは私でなく、しかしあなたでもない かの幻想が紡ぐは、かつての夢と願い。 散っていった者たちが夢見たどこかの未来。 (…これ以上は読めない)

        • 散文集#21 最後の手記

          誰かがそう言ったのだったか、僕がそう名付けて読んでいたのだったか、そんなことを忘れてしまうくらい昔の話だ。 何時かの僕が欲しかったものは何だったのか、何処かに置いてきてしまった願いはどんなものだったか。誰かに会いたかった気もするのに、何をしたかったのかが思い出せない。 僕はなにも忘れていないのに、すべてに対する感情をなくしてしまっていた。確かにそれまでの記憶があるのに、そこにあったはずの感情が抜け落ちてしまっていた。 ただ、体が生きようとしているらしいから息をしている。

        アニメ録#7 呪術廻戦

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        • 散文集
          23本
        • アニメ録
          7本
        • 名曲集
          0本
        • ゲーム録
          2本
        • 主観と実感に基づく名言集
          8本

        記事

          ゲーム録#2 FireBalls 3D

          ストレス要素多めの暇つぶしゲーステージ120までやって飽きたので、レビューを残しておく。 機内モードでやっていたので広告の頻度は分からないことを最初に記しておく。 画像を見ると何となく雰囲気がわかるかもしれないが、大砲からボールを打って壁の隙間から当てていくゲームだ。 画像で言うと赤い壁だが、右に回ったり左に回ったり急停止してまた回転したりと厄介な動きをしてくる。こちらが打てる球の軌道は固定されているので、タイミングを調整してうまく中心のジェンガもどきに当てなければいけ

          ゲーム録#2 FireBalls 3D

          ゲーム録#2 キングダムハーツ

          トロコン難度最上級?  めちゃくちゃ難しかった!!  とくにリクアンセムとラストバトルは敵の体力が減るにつれて隙がどんどんなくなっていって、焦れば焦るほどミスをしてしまう。 何度台パンしたことか・・・  ノーマル、いやファイナルミックスでもきつかったのにプラウドともなれば地獄である。  もはやレベルを上げてレベルで殴ってクリアするしかなかった。  1レベルクリアとか神の所業だろう。きっと。  というか、後の作品はともかく初代に関しては物理で殴るのが手っ取り早いし強いだろ

          ゲーム録#2 キングダムハーツ

          アニメ録#7 ウサビッチ seoson1~5,0

          疲れた心にしみわたる癒しのアニメ  とても良質な日常アニメだ。  ウサギの囚人二人が(いや、2匹か?)のんびり暮らしたりカジノに行ったりキャンプしたりする作品だ。  緑の服を着ているのがプーチン。某大統領の名前にそっくりだが、こちらは真面目で素直、機械の修理がうまいウサギである。 なぜ寝ている時までも運動しているのかは謎である。  赤い服を着ているのがキレネンコ。スニーカーが大好きで、邪魔をされるとすぐ切れる。キレると弾丸も飲み込むし囚人なのに看守をぼこぼこにする。  

          アニメ録#7 ウサビッチ seoson1~5,0

          散文集#20 正しい

          「正しいこと」は確かに正しい  が、「正しい」という理由だけで常に正しい行動をとれる人間がいったい何人いる? 正しい行動をとれなければ間違っているなんて誰が言った? お前は「正しい」というだけで大切なものを手放せるのか?

          散文集#20 正しい

          散文集#19 誰かの言葉

          「目に見えるものの意味は、すでに己が知っている。」 「ん?どういう意味だ?」 「僕らは、常に見たいものを見たいようにしか見ていないということだ。」 ーーーーーーーーーーーー 「ふんっ!ついに人間ではないものまで生み出したか。  醜いにもほどがあるぞ!  そのうえ手に負えなくなったら捨てる!?  さきにおまえらが滅ぶだろ?!」 ーーーーーーーーーーーーー 「届かない」  ゲームの前で 嘆く君   届かない    恋の旅路で 止まる僕 ーーーーーーーーーーーーーー ほ

          散文集#19 誰かの言葉

          アニメ録#6 体操ザムライ

          年を重ねてなお磨かれる美しさ  最初に映るのは引退会見。主人公・荒垣城太郎はプロの体操選手である。思いつめた顔で始まる引退会見。若いころはそのパワーと己のセンスで日本代表の座を手にしていた彼も老いには勝てず、大会に出ても成績は下がる一方だった。コーチからも諭されついには引退を…。 「引退しま・・・せぬ。」  なんと引退会見で引退を撤回したのである。新聞にも大きく取り上げられ、城太郎の娘・玲がいる小学校でもネタになるほど。  しかし、『頑張ってだめなら、もっと頑張らないといけ

          アニメ録#6 体操ザムライ

          アニメ録#5 アーヤと魔女

          CGの技術は素晴らしい だが、それだけだ  僕は宮崎五郎についてよく知らない。ゲド戦記は見たことがあるが、特に記憶に残るような部分はなかった。だから特に期待もせず、作業中のbgm程度に考えていた。  結果として、認識は間違っていなかったと思う。しかし、画面に見入られてしまったのは否定できない事実だった。  物語に特段面白い部分があるわけではなかった。では、何にひかれたかというと、表情の豊かさだ。  主人公アーヤは相手によって態度や表情を使い分ける、いわゆる八方美人だ。年下に

          アニメ録#5 アーヤと魔女

          主観と実感に基づく名言集#8 雑種

          泣きたいときに泣いておけ。 じゃなきゃ、本当に泣きたいときに泣けなくなっちまう。 自分の常識は他人の非常識 医者は人を殺した数だけ強くなる。 英雄は助けられなかった人の分だけ強くなる。 俺は、俺を殺した数だけ強くなる、のか? 政治家にとって、戦争はどうしようもない時の最終手段だからね。 失われた命は戻ってこないのだから。 しかし、命を賭してでも戦うべき瞬間があることも知っている。     ーーー御子神司(超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです)

          主観と実感に基づく名言集#8 雑種

          散文集#18 気狂いの言葉

          殺せ、お前が生きるために。 殺せ、お前がお前を許すために。 殺せ、お前が強くなるために。 殺せ、お前が前を向くために。 そうすれば、俺は「普通」でいられる。

          散文集#18 気狂いの言葉

          散文集#17 平等

          すべての可能性は平等に存在する。 「平等ではない可能性」を含めて平等に、ね。             放蕩者〇△$%の独弁

          散文集#17 平等

          アニメ録#4 神たちに拾われた男

          NHKの幼児向け番組みたいな内容  下手したらおじゃる丸とかよりひどいかもしれない。  主人公は見た目年齢11歳。ポケモンだと旅に出てる年だが、異世界でも地球でもまだまだ子どもとして扱われる年齢だ。  年齢の割に丁寧な敬語と低い物腰、おまけに働き者だ。人間として素晴らしいのは確かだけど、正直言ってちょっと気持ち悪い。  とても大きなトイレを掃除する回があるのだが、主人公は丸二日以上動き続け、周りの冒険者仲間たち(主人公の同僚?)は、「大したやつでござる。」と感心こそすれ、休

          アニメ録#4 神たちに拾われた男

          散文集#16 白の勇者

          調査報告書 2008/5/20  日本国内の森林部にある小さな村には、とある風習がある。  「30年に一度、白の勇者が南の魔王を倒しに行く」というものだ。  この風習は戦前から始まり、今もなお続いているそうだ。  しかし、私は研究所でこの噂を耳にするまでそんな風習は聞いたことがなかった。私は東京で生まれ育ったためにそんな話とは無縁だっただけかもしれないが…。  いま、くだんの村である黒井村の民家でこのレポートを書いている。一時は森の中で遭難しかけていたが、偶然村人と出会い、

          散文集#16 白の勇者