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「士魂商才」を大事にしよう【仕事の流儀】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「士魂商才」という言葉をご存じでしょうか?

これは近代資本主義の父とも呼ばれ、2024年に20年ぶりに刷新されることになったお札(一万円札)に描かれる「渋沢栄一」の理念です。

武士の精神と商人としての抜け目ない才能とを併せもっていること。
▽「士魂」は武士の精神。「商才」は商売の才能。
「和魂漢才」をもじってできた語という。

goo辞書より

今回はそんな「士魂商才」が現代こそ重要な文化になり得るということをお話しできればと思います。


「士魂」が薄れていく現代

「武士道精神」と聞くと少し古臭い考え方であると思われる方も多いかもしれません。しかし、それは間違いではないかと私は思う訳です。

5000円札の肖像になったことで有名な新渡戸稲造は自信が著書である「武士道」の中で「武士道」の「礼」についてこのような発言をしています。

『「礼は寛容にして、慈悲深く、人を憎まず、自慢せず、高ぶらず、相手を不愉快にさせないばかりか、自己の利益を求めず、憤らず、恨みを抱かない」ものである』

引用:いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

ですが、実際はSNSが発達して「自己の利益を追い求めすぎ」たり、「自慢」したりすることも簡単になりました。それは仕事にもなれば、その習慣によって仕事に影響が出たりもします。

私自身も、小さい規模ながらも毎日発信している身ですので、自分への戒めにもなりました。

1つの例だけですが、ここまで学ぶことができる「武士道精神」って面白いですよね!


士魂を以って商売を制す

私たちのような「サラリーマン」であったとしても、この「士魂」は大切になってきます。

例えば上で取り上げた「礼」についても、如何に「驕らない」「怒らない」「不愉快にさせない」か組織の一員として働く上で重要なカテゴリーであると思う訳です。

勿論、そういったことをしない人は。「人格の面で評価」されます。逆もまた然りです。

勿論、個人事業主や経営者・投資家など全ての人に言えますが、人とのつながりがある以上、この「士魂」を守り貫き「商売を制す」という考え方は大切にしたいところです。


過去の思考は巡り巡って今に返ってくる

今回は「渋沢栄一」の考え方を参考にして色々考えてみましたが、昔の型の格言であったり、考え方は100%とはいわずとも、部分的に活きることが多く、人の良い思考の根本はあまり変わらないのではないかと思う訳です。

それを誰でも簡単に知ることができるのは「書籍」ぐらいのものなので、これからも読書という習慣を続けていきたいですし、できるだけ自分も考え方を表現して外に発表できるように、思考を磨いていきたいと思った次第です。

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以上、『「士魂商才」を大事にしよう』というお話でした。
ここまで本記事をご覧いただき有難うございました!
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