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わが子のおかげで出会えた本📚

 「お母さん、この本、
絶対にいいから読んでみて!!」

上の子が一昨日からオススメしていた本📚

『嘘吹きネットワーク』

何度もオススメしてくれるので、
さらっと読むつもりが…

本当に面白くて、家事を忘れて一気読み💦

主人公は小学校6年生の女の子の理子。
学級委員で正義感が強い。

現代のSNSを中心とした情報に
振り回される理子とクラスメイト。

理子は情報の真偽を確かめ、
情報に責任を持ってほしいとの思いで問題を解決
していこうとするのだけれど…。


怒りはいつも人の判断を鈍らせる。

正義感は時に踏まなくてもいいアクセルを踏む。

誰だってヒーローになりたい。
情報の奥を見ることなく、情報の先を見ることもなく
拡散やいいねを押す。

怒り、同情、正義感は人を思考停止に陥らせやすい。
情報の真偽を確かめる冷静さを持てなくなって
瞬時に悪を成敗したくなる。

人はいつも刺激を求めていて、
嘘でその欲求を手早く満たして生きている。

「みんな」は作れる。
自分好みの狭い世界で受け取る限られた情報に
一喜一憂して。
その狭い世界が社会そのものみたいに思える。

『嘘吹きネットワーク』

情報との付き合い方や向き合い方を
深く考えさせられる良書でした✨

わが子と本の内容の良さを対話できる
幸せなひとときまでおまけについてきて。

作者の久米絵美里氏、存じませんでしたが、
他も読んでみたいと親子でファンになりました🤗

1987年、東京都生まれ。
慶應義塾大学法学部政治学科卒。
「言葉屋」で第5回朝日学生新聞社児童文学賞
を受賞。
『嘘吹きネットワーク』(PHP研究所)で、
第38回うつのみやこども賞を受賞

わが子には、
素敵な本を教えてくれてありがとう!!

という気持ちでいっぱいの火曜日です🤗



自分の考えをアウトプットして、誰かに見ていただけるって、幸せです! 拙いながらも、今の自分にできる記事を書き続けられるよう、精進します!!!