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本居宣長に関する1日

三重県 松坂城内にある、本居宣長記念館にいってきました。

サムネイルは本居宣長の宮の拝殿(記念館を降りてすぐの場所にあります⛩️)
フレアがたくさん出たので記念に掲載
ありがたいオーラがでてるかも?😁


✳︎


本居宣長(もとおり のりなが)って誰やねん?
という方へ、簡単に紹介すると

日本の歴史書「古事記」を解読、解説した「古事記伝」の著者です。

古事記は彼が解読し、世に広まるまで、オフィシャルな歴史書ではなかったそうです。

今現在、様々な古事記にまつわることは、彼の功績がなければなかったかもしれません。

僕は古事記の中でも日本神話のパートが好きですが、その入り口は漫画やゲームといった大衆メディアから。

いまでこそ、神話からメディア、物語は当然のようにモチーフにされ、溢れていますがその原点にあたる古代の書物を「読みやすく」してくれた方です。


日本神話が好きな僕にとって、彼は「大先生」

そんな宣長先生の残した書物を実際に見学できるのは、なかなかの感動ものでした。

記念館はそれほど広くはありませんが、古事記伝の下書き(草稿)や
日本神話の世界構図を描いたものや
師匠と、歌の趣の違いから揉めている手紙があったり

他にも
外国に比べて日本人が日本を卑下している姿勢を批判したものなど、現代の視点でも考えさせられる物もあったり

17歳で描いた日本地図もあります。
グーグルマップはおろか、典型的な地図帳もなかった時代に描きあげたもの

今なら「高校生が世界の解明図を作った!」くらいの偉業かもしれません。

記念館は他にも、宣長のすごした家も見学できます。
一番見たかった書斎は入れなかったけど😅

その後、車で数キロ離れた山の中にお墓があるということでお参りさせていただきました。

本居宣長の奥墓(おくつき)
駐車場から15分ほど階段を登りました。


聖地巡り、といっていいのか分かりませんが

自分が好きな世界観(日本神話)を現代までつなげてくださった方がいて、彼の所縁の地を巡っている。

たくさんの協力者がいて広まり、そして今、僕が興味を持って、お墓まいりをしている。

なんの縁なのか、不思議だな、と思う。
なんだかよくわからないけど、そんな縁に感動している僕がいます。


本居宣長の功績、人生を追いかけた1日でした。
これからも古事記にはお世話になると思います。

✳︎

そういえば、今年の初詣(2024.1.1)は「賣太神社」へお参りしました。
古事記の著者の一人、稗田阿礼を祀る神社です。

お参り中に地震警報がなったので忘れられません😓

これも何かの縁かな

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