忙しい朝に、どうやってこどもがすんなり着替えるようになったのか
こどもがいる家庭の朝は戦争である。
自分の用意をすることもさることながら、こどもの準備もしなくてはならない。
こども自身が自分で準備がすべてできればいいが、そんなことはない。
親が時間を見ながら、朝食、着替えなどを指示する必要がある。
「○○(こどもの名前)、そろそろ着替えてね。」
これで、こどもが着替えてくれれば儲けものだ。
しかし、こどもはそんなことを言って着替えてくれるはずもない。
「○○、もう何時だよ!着替えて!」
家を出るまでの時間が刻一刻と迫ってくる。こどもは一向に着替える様子がない。
「○○、いつまでパジャマでいるの!!!早く着替えなさい!!!」
もうケンカ腰である。
最終的には、こどもとケンカしながら着替えさせる。家を出るときにはみんな機嫌が悪い。
なぜこういうことが起きるのか。
「○○(こどもの名前)、そろそろ着替えてね」
この言葉を受けて、こどもの選択肢は次の2つである。
着替える
着替えない
そうした場合、よっぽど賢いこどもでない限り、『着替えない』という楽な選択肢を選ぶだろう。
人は楽な方を選ぶ。眠たい朝ならなおさらである。布団から出ているだけで素晴らしい。
さて、どうすればこどもが着替えてくれるだろう。
人間の心理については、偉い方々が研究してくれている。それを利用しよう。
「○○、着替えさせてあげようか?それとも、おにいちゃん(おねえちゃん)だから自分で着替えられるかな?」
こうすれば、選択肢としては次の2つになる。
親に着替えさせてもらう。
自分で着替える
いずれの選択肢についても、結果は『着替える』である。
ということで、こどもは無事着替えることができた。幸せな朝である。
みんな笑顔で家を出発できる。
こんなにスムーズにいかないかもしれないが、ひとつのきっかけになれば幸いである。
アレクサを使うのも一つの方法である。
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