彫刻家、安藤栄作展覧会、銀座、青山ぶらり
気づくと日本一時帰国最終日であった。ウロウロ一人でいれる最終日である。
どこへ行こうか悩んだが、結局お土産とかもあるしということで、FBFがちょうど展覧会をしている銀座へまず行くことにした。
銀座へ
お土産
イタリアの義母やオランダにいる夫へのお土産は銀座の資生堂になった。その前に銀座シックスへ行くがお目当てのものはない。やはり資生堂まで行ってくださいと言われた。それで資生堂本店へ。さすがのサービス。日本一の天国。貴族気分。
ここで銀座シックスでは手に入らなかった香水らを手に入れる。
ちなみに私は、香水とかまじ苦手であるけれど、ここの幾つかの香水はとても好き、自分には買わないけれど、きちんと匂いを確かめてから家族だけにプレゼントをする。というわけで、義母と、夫へのプレゼント。
そのほかにもいろいろ二人にはプレゼントを買ったりはするのだけれど、なぜか二人とも資生堂の香水が好きである、ラッキー。
安藤栄作展
銀座MAXの裏側通りのひっそりとしたところにギャラリー志門がある。
そこへ入る。
安藤栄作展、もはや有名な彼の彫刻。本当は長野県大町で少し前にやったのを見に行きたかったところであったけど、叶わず。あちらでは、彼の作品は森の中の大地に寝かせられている。そしてそのまま朽ちていく彫刻を撮っている写真家もいるようだ。
蹲るという作品がある。これを見ると本当に「おいおい、ここに私がいる」と思う。一番共感できた作品。非常に強くいつも立ち上がって喋っているイメージの私だけれど、実際は、いろいろなことが起きるたびにヨロヨロして、この像のようにうずくまり、内向する。内考とも言える。そこで落ち着いた後にまた、立ち上がっている。
安藤栄作さんは1989年に、福島へ移住してから、2011年アトリエ兼自宅を東大日本震災の津波で流された後、現在は奈良に移住している。奥様は彫刻家の長谷川浩子さん。
二人とも家族が無事でよかったけれど、大事な作品を津波でって、それを想像しただけで私がショックである。
今回の作品は完成をしたものに、わざと斧で傷をつけて、より人間の在り方を表現しているように見える。いまっぽい。
傷だらけの彫刻を見ていると、そういう傷ついても頑張っている人間に捧げる展覧会だったのかなと想像する。
安藤さんも丁度在廊中。少しだけ会話をした。
初めて会ったからなのか、なかなか照れていらした。こちらも照れてしまうな。
有楽町から青山、表参道へ
この後、4年前に入って美味しかった細麺のラーメン屋さんで食事をとった後、移動。今回はしじみラーメン。前の塩ラーメンの方が好みだった。
私はすごくいいタイミングで入ったけど他の人は、かなり後ろで待っている。とても人気店。
青山界隈を歩きながら表参道へ。
青山から、表参道はファッション関係の学校に通ってる最中に、洋服屋さんがどこにあるかの地図を完成した覚えが。
あれって今考えるとすごい。
途中、やたらモダンなドトールに入り休憩。
コーヒーを飲んで、足を休めた後、気を取り直して表参道まで歩く。
東京、とにかく見るものだらけなので歩くのは嬉しい。
長野にいるときに買ったスケッチャーズが、いい働きをしてくれている。
表参道、ここは骨董通りと言われた様な。とにかく変わりすぎ。
有名どころの建築家が建てたブティック街。もはや私の場合ファッションを見るというより、この通りへは建築を見に行く。
建築がとても面白い。
渋谷を通り、また蒲田のアパート(エイビー)へ帰る。蒲田といえば餃子という人が多いんで、最終日なので流石に餃子か? と思い餃子屋さんで買って帰る。コリアンダー入りにしたら美味しくなかった。もっと普通の餃子を買うべきであった。
この日は、荷物をまとめるのに時間がかかった。荷物をほぼまとめると、
もう部屋は来た時のように綺麗になっていた。
歩いた歩いた、14028歩。
オランダへ帰る前にもっと歩きたかったけど、2万歩は無理だった。
次回は、空港でまた初顔合わせの友人たちと。
↑ これまでの備忘録14回分がマガジンで読めます。今回が15回目。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?