見出し画像

再び東京。一人暮らし

朝、いま、どこにいるのかとわからず起きて戸惑う。部屋は暗く、一筋の薄暗い光がカーテンから漏れる。スマホを開けて日にちと時間を見る。11月18日。朝の6時半だ。

慌ただしく長野を出た後はまた東京へ。なぜか今回は新宿の待ち合わせが多く、昨夜も新宿だ。8波が来たということで前回の東京より実はマスク率が高い気がする。

今回のお部屋は、同じ大田区の町とは思えないほど静か。でも今や頭の中がなかなか日本に馴染めない私にはちょうどいい部屋。洗濯機やキッチンもついている。

両方の蒲田駅が使える位置

Kario kamataで、自分の時間を愉しむ



少し大変だったのはチェックイン。まぁ、それも入ってから目の前にある画面でオペレーターと話せばなんということはない。ちなみにオペレーターは、外国人の女性。本人確認ができ入ることができた。

全てがコードなのでスマホを忘れたらこの部屋には戻れないと思い、慌ててノートにそのコードを記入する。手帳、大切。

Jr蒲田の近くと違い騒音はゼロ、快適


kario kamata

11月17日の記録


休みだった甥に送ってもらい、長野駅へ。そこでスーツケースを東急ハンズで買い、キャビンバッグをそこに詰め込み、新幹線に乗る。慌ただしく家族と別れる。次はいつ会えるのかわからない。でも毎日気まぐれな母に振り回されまくったので、当分はまぁいいかと。きっと母もそう思ってる気がする。やはり遺伝? お互い似過ぎている。

午後、このエイビーと日本で言うところのアパートホテルへ入る。荷物を置いた後、指圧へ行く。どうも東京は、入った途端、水を口にした途端、わたしは調子が悪くなる。意味不明。自律神経か?
指圧を受けた後、新宿へ向かう。体調はだいぶ良くなる。


新宿の蕎麦屋 最後また欲しい蕎麦は売り切れ 

新宿で会った友人は20年以上前オランダで初めて知り合った人。夫たちの会社が一緒だったのが縁。

長い海外生活の後、日本の実家へ帰ってきている友人は少し疲れていた。年取った両親と住んでいることが原因なのか、根はもっと深いかもしれない。
日本で彼女は海外にいたことは伏せて生活をしている。
彼女は空白な20年をもって生きている。オランダ以外にも複数の国にいたのに、、、。
最後は私に色々あった嫌なことを話しホッとしたのか、顔の表情が緩まった。辛かったね〜。肩を撫で撫で。私も彼女の苦しみを聞けてホッとする。

みんななんとか生きているんだな〜と思う。まぁそれは私も一緒だ。

蒲田のスーパー、そして恵比寿へ。


目覚めた後はスーパーを探し、食料品を買いに行く。4、5日分を買う。食欲がないので、決まらなく、ぼっとする。

今日は誰とも会わない予定だったけど、恵比寿で昔の旧友に会う。彼女に似た人を上野で見てから気になっていて連絡をしてみたのだ。
思ったよりすごく元気でよかった。
なんと、20歳の時に一緒に出版社で働いていた元同僚だ。
二人共、なんでもいいから書き続けようと、将来の創作の話になる。

オランダへ帰るのは11月の22日出発。ということで、五日間ぼっちの猶予。

この日、珍しく写真はゼロ。17日は9923歩、18日は12552歩。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?