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モラハラ関連

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#大学生活振り返り

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑧

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑧

前回はこちら。

8. (泣かせた)涙の数だけ強くなれるモラさん モラと関わったことのある人なら、何度か泣かされた経験はあるだろう。勿論、誰かと深く付き合うということは、親子でも友達でも時に不快な出来事を伴うし、泣かせたり泣かされたりすることも少しはあるだろう。だが、何の縁か偶然この記事にたどり着いて、モラハラを対岸の火事だと思っている誰かがいて、その人に今交際相手がいて、二度、三度、四度……と付

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稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑤

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑤

 ちょっと流れが途切れますが、前回はこちら。

 全ての記事に目次を貼るのはだるいので、間隔を設けつつ記事URLをつなげたツイッターを目次替わりにはっておきます。

5. 閑話休題:モラとの結婚 演劇絡みであったことを書こうと思っていたが、何分自分のメンタル上重いことが色々あったので、ちょっとその辺りを書くのには充電が必要なので、寄り道をしようと思う。「モラとの結婚」というタイトルだが、私はモラど

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稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑫

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑫

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12. コース合宿を巡る、モラとの攻防
 既にサークル合宿に関する話はだいぶ最初のほうに書いたが、今回書いておくことにしたのは、私が大学二年から四年までの間にあった、コース合宿に関連するあれこれだ。稲田とは主にサークルに関連したトラブルが多かったが、同じ文学コースの先輩後輩でもあったから、コースのイベントはどうしても共有することになってしまう。初めは、それを先輩後輩カップルで何か

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稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑬

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑬

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13. 「なりたかった男」と、再び演劇を これまでの経緯を読んできた方には、概ね稲田が辿った大学生活の道筋は明らかになっていると思う。今回の記事にいきなりたどり着く人もいるかも知れないから、ざっくりと纏めると、一浪して大学に入った私がサークルの新歓で彼と知り合った時、彼は丁度大学五年目のスタートで、その次の年も卒業せず、彼が卒業する年には私は大学三年生だったということである。別れ

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稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑭

稲田七浪物語――とあるモラとの出会いと別れ――⑭

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14.「演出家」先生・稲田・取らぬ狸の皮算用

 かなり多くの人が、口にこそしていないだけで、実現できるかもわからない可能性に少しだけ期待してその先のあれこれを考えてみた経験を持っているのではないだろうか。私だってそうだ。もしこれに受かったら……とか、色々。
 稲田もそうだが、彼の場合は、良く言えば常識に縛られず、悪く言えばあまりにも非現実的な皮算用が多かった。当人は言っていなか

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