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どうしてこんなに前向きなんだろう〜ポジティブマインドの秘訣、教えます〜

ポジティブマインドのエッセンスをあなたに

ポジティブマインドの伝道師、ソラノカナタです。

私は「超前向きアスペルガー」です。

幼少期から生きづらさを抱え、重度のコミュ障・いじめ・不登校・家庭内不和・就職困難……、数えきれないくらいの困難にぶちあたってきました。

40代後半になって、自分に発達障害があることが判明。
2022年の秋に、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の確定診断を受けました。
私の生きづらさの一因は、発達障害によるものだったのです。

システムエンジニアとして勤めていた職場で適応障害を発症し、1年間休職したものの復職には至らず、とうとう会社員を辞めることになりました。

しかし、転んでもタダでは起きない私は、世の中の人たちに発達障害を正しく知ってもらうべく、活動を開始。

2023年8月、当事者ならではの超リアルな体験談を実直に綴ったアスペルガーな私のやらかし人生で念願の作家デビューを果たしました。

「生きづらさを抱えている人たちの力になる!」
「発達障害に対する世間のイメージを変える!」

……をテーマに、作家活動をしています。

こんな私に、できることって何だろう?
と考えたとき、

「どうやって生きづらさを乗り越えてきたのか」
「どうすれば前向きな人生を送ることができるのか」

ということをお伝えすることで、きっと誰かのお役に立てるはず。
そう考えました。

現代は、「生きづらい」時代だとよく言われます。

発達障害だけでなく、世の中にはさまざまな障害が存在しています。
障害とまではいかなくても、何らかの生きづらさを抱えている人たちも多く存在しています。
もはや、何の障害も生きづらさもなく生きている人なんて、この世の中に存在しているのでしょうか?

どうか私に、その生きづらさを和らげるお手伝いをさせてください。

私の記事を読んでくれた人たちが、ほんのちょっとでもポジティブな気分になってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

「さぁみんな、もっとラクに生きようではないか!」


障害があったって前向きに生きられる

「発達障害」と聞いて、あなたはどんなイメージを抱きますか?
やっぱり、ネガティブなイメージでしょうか?

発達障害があって、これほどまでにやらかしばかりの人生を送ってきておいて「超前向き」だなんて、変だと思いますか?

たしかに、周りの方たちを見ていても、私ほどのポジティブな当事者はいないかもしれません。

幼少期からずっと生きづらくて、しんどい思いを山ほどしてきたのですが、ある日、ふと気づいたんです。

「もしかして私、発達障害を楽しんでる?」って。
「こんな人生も悪くないな。私らしい人生だよね」って。

「普通」や「平凡」という道からはかなり大きく外れた人生を歩んできたし、それはいまも続いているんだけれども、それなりに楽しい人生を送ることができているんじゃないか。
そんなふうに思えるまでになりました。

「一見マイナスに思えるようなことでも、絶対にプラスにしてやる!」
をモットーに生きている私ですが、私にとって発達の特性は「プラス」なのかもしれません。

我ながら、あきれるくらいに前向きな私です。
これが私の、いちばんの取り柄なんだと思います。

どうしてこんなに前向きなんだろう。

だけど私は、最初からこんなにポジティブな人間だったわけではありません。
昔の私は、ポジティブとは程遠い、劣等感の塊のような人間でした。

いまの私にたどり着くまでに、紆余曲折ありました。
まぁまぁ波瀾万丈な、ハードモードな人生を歩んできたんじゃないかと思っています。

自分が嫌いで嫌いで、大っ嫌いで。
どうしても自分を好きになれなくて。

自分に自信なんて持てるはずもなかったし、
毎日が憂鬱で憂鬱で、気が重くて。

夜になって眠るのが嫌で嫌でしかたなくて、
明日なんて来なければいいのにと願った夜は数えきれない。

自分がまわりにどう思われているのか、
他人の目が気になってしょうがなくて、
いつもビクビク怯えてた。

人から否定されたり、
批判を受けたりすることに慣れてしまって、
自己肯定感なんてのも皆無だった。

私なんて誰からも必要とされてない。
消えてしまいたい。
ずっとそう思ってた。

生きているのが嫌になって、
死にたいと思ったこともある。

それがいつしか、
「生きててよかった」
って、心から思えるようになってた。

だから、あなたにも伝えたい。
どんなに生きづらくても、
生きることを、決して投げ出さないでほしい。

生きてさえいれば、
きっと、なんとでもなるから。
あきらめる必要なんて、ないんだよ。

大丈夫。安心して。
あなたはひとりじゃない。
生きづらいのは、あなただけじゃないからね。

ちょっとだけ、考え方や行動を変えてみたら、人生ってずいぶんラクになるもんなんだよ。

自分をしあわせにしてあげられるのは、誰でもない。
自分でしかないんだから。


「ネガティブ=悪」?

とはいえ、私も人間です。完璧なんかじゃありません。
ときにはネガティブに傾いて、気分が落ちちゃう日だって当然あります。

だけど「ネガティブ」って、決して悪いものではないんですよ!

ネガティブ感情があるからこそ、人は危険から身を守ることができます。そうやって人類は生き延び、ここまで繁栄することができたんです。

たとえば、自動車教習所で教えられる「かもしれない運転」もそうですよね。「人や自転車が飛び出してくるかもしれない」といった最悪の事態を想定しながら運転せよ、と叩き込まれませんでしたか?

これって一見、ネガティブのように見えますが、実は究極のポジティブ感情なんですよね。
考えたくもない最悪の事態を想定することで、それを回避する方法を編み出すことができ、事態を未然に防ぐことも可能になるというわけです。

一流アスリートにも、ネガティブな人が多いと聞きます。
「失敗したらどうしよう」という不安と常に隣り合わせだからこそ、血の滲むような厳しい練習にも耐えられる。そうして人一倍努力を重ねた結果、輝かしい実績を残すことができるのです。

ちょっと矛盾するかもしれませんが、根っからのネガティブの人には、最悪の事態のことなんてまともに考えられないと思います。

日本人は特に、不安の強い民族であると言われますから、日本人にネガティブな人たちが多いというのも頷けます。だからこそ私たちは、ネガティブ感情とうまく付き合っていくことが大切なんです。

負の感情ともちゃんと向き合うこと。
ネガティブなことをちゃんと考えられる人は、実はとてもポジティブな人なんですよ。

そう、ネガティブ感情としっかり向き合うことが、ポジティブな自分になるための第一歩なのです!


「陽キャ=ポジティブ」?

中身はスーパーポジティブだけれど、私は「陽キャ」ではありません。

私は口数が決して多いほうではなく、立ち居振る舞いも物静かで、どちらかというと「大人しい雰囲気の人」というふうに見られることが多いです。

ですが、基本的にいつもニコニコ笑顔だし、大きな声でよく笑うので「いつも笑顔なのがいいよね」なんてお褒めの言葉を頂いたりします。
どうやら、「明るい人」だという印象は与えられているようです。

逆に、一見「陽キャ」でポジティブに見える人が、実はものすごくネガティブな人だったりしますよね。
本当の自分はそんなキャラじゃないのに、人前では必死にポジティブな自分を演じてしまうパターンです。
こういうタイプの人は、ずっと無理をしているので、どうしてもメンタルの調子を崩しやすくなります。

私は楽しいことが大好きではありますが、人前ではっちゃけることが滅多にないので、陽キャの人がうらやましいなと思う反面、「この人、かなり無理してるんだろうな」と心配になってしまったりもします。

陽キャは必ずしもポジティブである、とは言えないのです。
このことを頭に入れておいてくださいね!


「ポジティブ=メンタル強い」?

ポジティブな人はメンタルが強いのかというと、そうとも言い切れません。

私は穏やかな性格で精神的に安定していて、わりとメンタルは強めだと自負しています。ですが、それでもメンタルの調子がおかしくなってしまった時期がありました。

自分に合わない仕事を無理して続けた結果、適応障害を発症して休職するほどの事態に追い込まれてしまったんです。

人は弱い生き物です。
どんなにポジティブな人でも、どんなにメンタルが強い人でも、病むときは病むのです。

メンタルの調子は、意外と簡単に崩れてしまうものです。
「こころの病」は決して特別なものではなく、誰にでも起こりうるもの。
決して他人事ではないということを、肝に銘じておいてください。


というわけで、新シリーズ開始します!

決意表明と前振りが、すっかり長くなってしまいました。

現在『アスペルガーな私の半世紀×半生記』を連載中ですが、書きたいネタがあふれて止まらないので、並行して新シリーズをスタートさせちゃいます。

ポジティブ心理学や自己啓発本などでよく見られるようなハックだけではなく、私ならではの手法もご紹介できると思うので、ぜひぜひ楽しみにしていてもらえるとうれしいです。

しばらくは不定期発信になりそうですが、『アスペルガーな私の半世紀×半生記』ともども、どうぞよろしくお願いします!

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