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百年無かった景色

魚沼を後にして津南へ。

朝は目的にしていた集落へ向かった。
ここも豪雪地帯の山の中なのだが、雪も膝くらいまで、道はコンクリートも見えていた。

到着して、散歩に出た。
雪ないなー、コンクリも見えちゃってるなと思い歩き出したら、氷が張っていてしっかりと転んだ。

集落の中へ入ると、水路から水が道路に溢れてきていて、氷や雪が積もらないようになっていた。

ザザー、ボンっ。ザザー、ボンっ。と屋根にちょこっと乗っていた雪が、朝が明けていくにつれて落っこちていた。
今年はなかなかこんもりと屋根に積もった雪が見れない。さすが例に類を見ない雪不足。


津南でとても好きなご飯屋さんに行った時に、
「こんなに雪が少ないことは生きてる中で初めて。親父達もないって言うから100年は無い。だからこんな津南はもう後100年見れない可能性があるくらい逆に貴重かもよ。」
と教えてくれた。
そんな言葉を聞くと、雪が少ないなーって言う残念な気持ちよりも、こんな景色は二度とないのかも!と少し気持ちが上向いた。

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