宗宮誠祐

視知覚研究者。法務博士(専門職)。日本心理学会。クライマー。法令遵守のイベルメクチン情…

宗宮誠祐

視知覚研究者。法務博士(専門職)。日本心理学会。クライマー。法令遵守のイベルメクチン情報共有グループ元管理人(ラインオープンチャット)。笠置山クライミング協会。豊田クライミング協会。

記事一覧

力あるクライマーのために常にルートはオープンにしてゆくべきだ

以下、「恵那・笠置山開拓で考えた6つのこと」に関連する拙稿・「力あるクライマーのために常にルートはオープンにしてゆくべきだ」(『岩と雪』151号)です。 ルートは誰の…

宗宮誠祐
1年前
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 恵那・笠置山開拓で考えた6つのこと

1. 初めての事前開拓許可2012年、久しぶりに開拓をした。恵那・笠置山の大岩展望の岩だ。最後の開拓は1990年代後半の鳳来・ハイカラ岩のプロジェクト設定(その後、小山田…

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宗宮誠祐
1年前
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WHOのイベルメクチン非推奨を考える 第1版

(今は有事ですので、拙速>巧緻と考え、本論考も公開を急ぎました。何度か見直しましたが、誤字脱字や勘違いなどがあるかもしれません。ご指摘いただければ、確認の上、訂正…

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宗宮誠祐
3年前
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イベルメクチンとCOVID-19のメタ解析論文を考える 第3版

2021/7/17記 Elgazzarらの論文が撤回されましたので、本論考を一部訂正します。なお論旨に変更はありません。 ・表4からElgazzarを削除します。 ・(3)メタ解析論文①は他…

宗宮誠祐
3年前
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イベルメクチンとCOVID-19のメタ解析論文を考える 第1版

2021/7/17記 Elgazzarらの論文が撤回されましたので、本論考を一部訂正します。なお論旨に変更はありません。 ・表4からElgazzarを削除します。 ・(3)メタ解析論文①は他…

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宗宮誠祐
3年前
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患者の自己決定権の現状と課題

以下は、ロースクール時代の現代医療と法Ⅱに提出した単位論文「説明義務論、自己決定権論などに関わる現状と課題~関係する裁判例を題材にして~」です。本noteでは、簡単…

宗宮誠祐
3年前
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パストリーゼ発送顛末記 中編

重量60%以上のアルコールは危険物 消防法 結論から言うと−−もちろん僕の調査の範囲ですけど−−、①僕たち個人が、②宅配便で、③適法に、パストリーゼ77を、送ることは…

宗宮誠祐
3年前
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LINEオープンチャット "Pasteuriser77情報" Open中

楽しくパストリーゼ情報を交換し、知識を深め、必要なときに、必要な種類と量を、適切な価格で、スムーズにゲットすべく、Pasteuriser77情報をLINEオープンチャットに開設…

宗宮誠祐
3年前
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パストリーゼ発送顛末記 前編

パストリーゼ送ってもらえませんか? それは、一通のダイレクトメールから始まった。 8月2日。 リカーボーイで一斗缶を発見し、ツィッター でリリースしたあとのことだ。 …

宗宮誠祐
3年前
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クライミング中の外したマスクの一時保管法

登山自粛論と医療圧迫論へのインティファーダの意味もあり、GW中は数回クライミングに行った。 で、マスクをつけてのクライミングや登る前と後の手指消毒とか、を試した。…

宗宮誠祐
4年前

コロナ下での岩場クライミング私案

以下は、2020/4/14にFBに掲載した文章です。 三密ではない登山とクライミングにまで、自粛の波が押し寄せて来たことに危機感を感じたことが発表した動機です。その後の状…

宗宮誠祐
4年前
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はじめまして 宗宮誠祐(SOHMIYA SEIYU)

はじめまして。宗宮誠祐(SOHMIYA SEIYU)です。このnoteには主に以下のことを書く予定です。①視覚心理学 (色の錯視と視野闘争)②法学(登山事故の法的責任を含む)③クライミ…

宗宮誠祐
4年前
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力あるクライマーのために常にルートはオープンにしてゆくべきだ

以下、「恵那・笠置山開拓で考えた6つのこと」に関連する拙稿・「力あるクライマーのために常にルートはオープンにしてゆくべきだ」(『岩と雪』151号)です。

ルートは誰のものか 東海地方の開拓仁義

今回のルートは誰のものかという問題は、開拓から初登までの利用はどうあるべきか、すなわち、”ルート開拓の仁義”を問うものと認識している。そこで、この機会にわたしたちの仁義ー愛知流ーを紹介させていただこうと

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 恵那・笠置山開拓で考えた6つのこと

 恵那・笠置山開拓で考えた6つのこと

1. 初めての事前開拓許可2012年、久しぶりに開拓をした。恵那・笠置山の大岩展望の岩だ。最後の開拓は1990年代後半の鳳来・ハイカラ岩のプロジェクト設定(その後、小山田氏が初登し「piku」と命名)だったから約16年の空白を経ての開拓だった。この間に開拓を巡る社会的状況はすっかり変わっていた。 

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WHOのイベルメクチン非推奨を考える 第1版

(今は有事ですので、拙速>巧緻と考え、本論考も公開を急ぎました。何度か見直しましたが、誤字脱字や勘違いなどがあるかもしれません。ご指摘いただければ、確認の上、訂正致します。どうかよろしくお願いいたします。

なお、①本稿の参考文献は、とりあえず、付録「COVID-19に係るIVM論文リスト」とします。これ以外の参考文献はしばしお待ちくださいませ。②本論考は諸々の理由で有料としましたが、本論考の主旨

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イベルメクチンとCOVID-19のメタ解析論文を考える 第3版

2021/7/17記
Elgazzarらの論文が撤回されましたので、本論考を一部訂正します。なお論旨に変更はありません。

・表4からElgazzarを削除します。

・(3)メタ解析論文①は他のメタ解析論文が抽出して解析した 7論文(Babaola, Chachar, Chowdhury, Elgazzar, Hashim, Niaee, &,Rabikirti)を抽出しなかった。
      

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イベルメクチンとCOVID-19のメタ解析論文を考える 第1版

2021/7/17記
Elgazzarらの論文が撤回されましたので、本論考を一部訂正します。なお論旨に変更はありません。

・表4からElgazzarを削除します。

・(3)メタ解析論文①は他のメタ解析論文が抽出して解析した 7論文(Babaola, Chachar, Chowdhury, Elgazzar, Hashim, Niaee, &,Rabikirti)を抽出しなかった。
      

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患者の自己決定権の現状と課題

以下は、ロースクール時代の現代医療と法Ⅱに提出した単位論文「説明義務論、自己決定権論などに関わる現状と課題~関係する裁判例を題材にして~」です。本noteでは、簡単のため、「患者の自己決定権の現状と課題」と改題しました。

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「他の人々が諸君

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パストリーゼ発送顛末記 中編

重量60%以上のアルコールは危険物 消防法
結論から言うと−−もちろん僕の調査の範囲ですけど−−、①僕たち個人が、②宅配便で、③適法に、パストリーゼ77を、送ることはできません。

理由は、パストリーゼ77はアルコール濃度が、重量パーセント(w/w%)で60%以上あるからです。

なぜ60w/w%あるとだめなのか?

60w/w%以上あると、消防法上の「危険物」に該当するからです(画像は松山市HP

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LINEオープンチャット "Pasteuriser77情報" Open中

楽しくパストリーゼ情報を交換し、知識を深め、必要なときに、必要な種類と量を、適切な価格で、スムーズにゲットすべく、Pasteuriser77情報をLINEオープンチャットに開設しました。

はじめての試みですので、いろいろ、やらかすかもしれませんが、どうかご容赦ください。

オープンチャット「Pasteuriser77情報」
https://line.me/ti/g2/qjmeoQN8VypNlo

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パストリーゼ発送顛末記 前編

パストリーゼ送ってもらえませんか?

それは、一通のダイレクトメールから始まった。
8月2日。
リカーボーイで一斗缶を発見し、ツィッター でリリースしたあとのことだ。

「パストリーゼ、購入して送ってもらえませんか? もちろん、交通費などはお支払いします。」

カナダからアウトドアグッズの代行輸入をしたこともあるので抵抗はなかった。パストリーゼの互助会もありだよなあ。好奇心が湧いた。返信した。

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クライミング中の外したマスクの一時保管法

登山自粛論と医療圧迫論へのインティファーダの意味もあり、GW中は数回クライミングに行った。

で、マスクをつけてのクライミングや登る前と後の手指消毒とか、を試した。

この時に、一番困ったのが外したマスクをどうするか、だった。

初日はビニール袋に入れた。しかし、裏表がわかんなくなったり、出し入れに表側に触れてしまったり、潰れたりして、さんざんだった。

木の枝にぶら下げてもみたが、単独のときは良

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コロナ下での岩場クライミング私案

以下は、2020/4/14にFBに掲載した文章です。

三密ではない登山とクライミングにまで、自粛の波が押し寄せて来たことに危機感を感じたことが発表した動機です。その後の状況に照らし合わせると「蟷螂の斧」的な感じは否めませんが、「STAY HOME」 と「自粛自粛とにかく外出自粛」の同調圧力には屈しないと言う決意を込めて書きました。

◎長期戦の覚悟が必要◎

クライマーの中には、以下のように考え

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はじめまして 宗宮誠祐(SOHMIYA SEIYU)

はじめまして。宗宮誠祐(SOHMIYA SEIYU)です。このnoteには主に以下のことを書く予定です。①視覚心理学 (色の錯視と視野闘争)②法学(登山事故の法的責任を含む)③クライミング④随筆(詩を含む)大まかに言うと、ぼくがこれまでやってきたことについて、思いつくがままに書いていこうと言うことです。極めて個人的なノートになると思います。