茶々

スケボーとB'zとゴルゴ13が好きなしがない39歳。妻子あり。現在無職。

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スケボーとB'zとゴルゴ13が好きなしがない39歳。妻子あり。現在無職。

最近の記事

無職34日目 余計な装飾が無い

NHKのMUSIC SPECIALに宇多田ヒカルが出演していたので、観た。 「モチベーションを上げたい時は風呂に入って血流を良くする」や「人生の選択で大切なのは自分の声に耳を傾けること。自分の人生の責任は自分しか取れないから」など、視聴者からの質問や悩みに綺麗事を言わず飄々と答える宇多田ヒカルに好感が持てた。 質問に対して迷わず答えていたので、確固とした自分の考えをきちんと持っているんだなぁ、と興味深く観ることが出来た。 語弊のある言い方かもしれないけれど、頭の良い人の言

    • 無職33日目 X エックス

      アマプラで映画「X エックス」を観た。 想像とはちょっと違ったけれど、かなり面白かった。 ポルノ映画で一攫千金を夢見る若者たちが殺人鬼の老夫婦に遭遇する、というシンプルなストーリーなので、もっと血みどろのスラッシャー映画かと思ったら、全く違った。 観客をじりじりと嫌な気持ちにさせるねちっこい映画だった。 殺人鬼の老夫婦が単なる頭のイカレたじいさんばあさんではなく、ばあさんの方はセックスと若さに執着していて、それのせいで若者たちを皆殺しにしようとする。じいさんはじいさんで

      • 無職32日目 100万ドルの五稜星

        日付が変わって、昨日は家族で映画館に名探偵コナンの劇場版「100万ドルの五稜星」を観に行ってきた。 家族で映画館に行ったのは、去年の夏の「SAND LAND」以来なので、けっこう久しぶり。 名探偵コナンの劇場版は毎回家族で観に行ってるので、今回も外すわけにはいかないだろう、ということでGWに入る前に観に行ってきた。GW前ならさほど混んでいないだろうと思ったのだけれど、読みが甘かった。映画館は超満員。売店は長蛇の列で、ポップコーンを買うのも一苦労。すっかりコナンは国民的アニメ

        • 無職31日目 FLOURISH

          日付が変わって、昨日は久しぶりにODPSのボスと会ってきた。 午前中は新横浜スケートパークでチルスケ。暖かくなってきたからなのか、激混み。セクションが全然空いてない(笑) そんな中でもちょっとしたステアやバンクや縁石を使って遊べるのがスケーターの良いところ。 小一時間ほど滑った後、メインイベントのBMX専門店FLOURISHへ。 というのも、ついにボスがBMXに手を出すことにしたのだ。ボスは数年前にスケートを始めてからすっかりストリートカルチャーの虜。元々自転車乗りだった

        無職34日目 余計な装飾が無い

          無職30日目 OEDOEDO

          きゃりーぱみゅぱみゅの新曲「OEDOEDO」をSpotifyで聴いた。 バカみたいなタイトルだなぁ、と思いながら聴いたのだけれど、けっこう好き。いや、かなり好き。 サビのフレーズがやたら耳に残って口ずさんでしまうし、何だかハッピーな気持ちになる。 歌詞は言葉遊びなので深い意味は無いとは思うけれど、あえて深読みするなら、「悩んだ時はBack to the basicだぜ」みたいな感じかしら? まぁ、とにかく、俯いてないで前を向こうぜ、という気持ちになれるので、オススメ。みんな

          無職30日目 OEDOEDO

          無職29日目 SISU シス 不死身の男

          アマプラで映画「SISU シス 不死身の男」を観た。 マジで最高。俺たちの大好きな「ナメてた相手が殺人マシーンでした」映画なので、一定の面白さは担保されてるわけだけれど、予想を遥かに超えて面白かった。 第二次世界大戦末期、金塊を掘り当てた老兵がナチスに狙われてしまう、というストーリー。 その老兵は最強の特殊部隊出身で、ドイツ兵を何百人も血祭りにあげている最強のじいさん。ナチス軍はじいさんから金塊を横取りしようとするのだけれど、上層部からは「奴を怒らせるな」と釘を刺される。ナ

          無職29日目 SISU シス 不死身の男

          無職28日目 キル・チーム

          アマプラで映画「キル・チーム」を観た。 90分くらいだし、ちょっと観てみようかな、という軽い気持ちで観たら、予想以上に面白かった。 アフガニスタンで複数の民間人を殺害した実際の軍人と彼の率いた小隊の実話を基にしたストーリー。戦場で倫理観が徐々に失われ、疑心暗鬼になっていく様子をスリリングに描く。 90分間ずっと緊張感が絶えないので観ていてキツイ。良い意味で。 たまたま舞台が戦場だっただけで、この手の倫理観の崩壊や同調圧力みたいなものは世界のどこにでも存在する。学校にも、職場

          無職28日目 キル・チーム

          無職27日目 Bring Me The Horizon / Post Human: Survival Horror

          Bring Me The Horizonのアルバム「Post Human: Survival Horror」を聴いた。 Bring Me The Horizonは、イギリスのロックバンドということくらいしか知らなくて、Spotifyでたまに流れてきて「カッコイイじゃん」と思ってはいたものの、何となく今まで腰をすえて聴く機会がなかった。 先日、家事をしながらいつものようにSpotifyでロックのコンピレーションを流していたら、Evanescenceのエイミー・リーっぽいヴォ

          無職27日目 Bring Me The Horizon / Post Human: Survival Horror

          無職26日目 ブラックホーク・ダウン

          かなり久しぶりに映画「ブラックホーク・ダウン」を観た。 アメリカ映画でアメリカ軍がここまでフルボッコにされることなんてなかなか無いよな、という意味で貴重な作品。もちろん、めちゃくちゃ面白い。ただ、戦争映画史上まれに見る絶望的な状況なので、誰にでもオススメできる映画ではない。楽勝な作戦だと思って舐めていたら反撃を食らって絶望的な状況に叩き落とされるアメリカ軍の様子をひたすら緊張感のある映像で描く傑作。実話ベースというのが恐ろしい。 初めて観たのは、確か社会人一年目の時だった

          無職26日目 ブラックホーク・ダウン

          無職25日目 アウトポスト

          アマプラで映画「アウトポスト」を観た。 かなり面白かった。 はじめは、やたらテロップばっか出てうるせー映画だなぁ、と思ったけれど、そんなことはすぐにどうでも良くなるくらい引き込まれた。緊張感がハンパない。 アフガニスタン紛争の中でも屈指の激戦と言われるカムデシュの戦いをベースにした作品で、米軍の前哨基地が300人以上のタリバンの精鋭部隊に包囲されてしまう、というストーリー。実話ということが信じられないくらい絶望的な状況で、観ていて涙が出た。タリバンは兵士300人以上に対して

          無職25日目 アウトポスト

          無職24日目 戦争映画の設定

          戦争映画が好きだ。 特に洋画の新兵訓練モノ。ていうか、俺だけじゃなくてみんな好きだよね? 逆に戦争映画でも邦画は好きじゃない。理由はあえてここには書かないけれど、俺と親しい人なら分かると思う。長髪でイケメンの特攻隊員が出てる戦争映画なんてくそってこと。 先日、YouTubeのオススメに、元アメリカ海兵隊員が戦争映画の設定を解説する動画が出てきたので、観てみた。かなり興味深い内容だった。 例えば、戦争映画の傑作「ジャーヘッド」について。 「ジャーヘッド」は大好きな映画。

          無職24日目 戦争映画の設定

          無職23日目 once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜

          久しぶりにB'zのライブビデオ「once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜」を観た。 これはけっこう思い出深い作品で。 リリースされた当時、俺は中学3年生だった。B'z好きの友達がVHSを買ったので(VHSリリースが2000年、DVDでのリリースは2001年)、その友達の家に集まって観た。 あまりのカッコ良さに昇天したことを覚えている。 アルバム「Brotherhood」のハードな曲が中心なので嬉しいし、土砂

          無職23日目 once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜

          無職22日目 思春期とパン屋

          今月末に息子の学校の授業参観がある。 妻が「見に行くからね」と言うと、息子は素っ気ない態度で「来なくていい」と答えた。 息子は小学6年生になり、思春期真っ只中。母親が学校に顔を出すのが恥ずかしいようだ。俺にもそういう時期あったなぁ、と懐かしい気持ちになった。 「ママが嫌ならパパが行こうか」 俺が言うと、息子は「うーん」と少し考えてから、「まぁ、ママよりはパパの方がマシかも」と言った。 妻が「なんでよ」と不満そうに言う。 「小学校高学年から中学生の時は母親が嫌になって、高校生

          無職22日目 思春期とパン屋

          無職21日目 SCIENCE FICTION

          宇多田ヒカルのベストアルバム「SCIENCE FICTION」をSpotifyで聴いた。 めちゃくちゃ良いアルバムだった。 ベストアルバムといっても、単なる過去曲の寄せ集めではなく、ほとんどの曲は新しくミックスし直されているし、一部の曲はレコーディングし直されているので、知っている曲でも新鮮な気持ちで聴けた。 ミックスし直された曲も、レコーディングし直された曲も、原曲とは異なるニュアンスが生まれていて、驚いた。 特に「First Love」の2022mixが顕著だった。

          無職21日目 SCIENCE FICTION

          無職20日目 亀川千代の死去

          元ゆらゆら帝国のベーシスト亀川千代さんが亡くなった。 またひとり、かっこいいミュージシャンがこの世を去ってしまった。 ゆらゆら帝国を初めて聴いたのは高校生の時だ。当時の俺はロックに飢えていて、洋楽、邦楽問わず、とにかくたくさんのロックバンドの曲が聴きたかった。 しかし、ゆらゆら帝国のことは知っていたものの、バンド名がダサいじゃん、と思って聴いていなかった。ところが、近所のレンタル屋でアルバム「ミーのカー」が「ロック好きならオススメ!」という感じで特集されていたので、試しに聴

          無職20日目 亀川千代の死去

          無職19日目 女のいない男たち

          オーディブルで村上春樹著「女のいない男たち」を聴いた。朗読は俳優の市原隼人。 市原隼人は、あまり滑舌の良い俳優というイメージがなかったので、朗読なんて大丈夫かよ、とけっこう不安だったのだけれど、予想以上に良くて驚いた。 とても聴きやすかったし、たまに出てくる村上春樹特有の気持ち悪い描写も市原隼人が読むと、不思議とあまり不快に感じなかった。 フラット過ぎず、感情を込め過ぎず、ちょうどいい塩梅の朗読だった。 オーディブルの村上春樹作品で俺が一番気に入った朗読は柳楽優弥なのだけ

          無職19日目 女のいない男たち