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無職120日目 SWEET SEASON

往年の名作ドラマをちゃんと観てみようキャンペーン、ゆっくり継続中。

今回は、「SWEET SEASON」を観た。

1998年にTBSで放送された大ヒットドラマ。主演は愛すべき松嶋菜々子。
当時、母親が毎週欠かさず観ていて、サザンの主題歌のCDを買ったし、椎名桔平がカッコイイと言っていたことをよく覚えている。

ノーテンキなイチャコラ不倫の末に修羅場が来るみたいな感じのドラマなのかなぁ、と思っていたら、全然違った。全編ずっとシリアスで、けっこうハードな展開のつるべうち。しかも、不倫というより、メインテーマは家族の再生だった。思い返してみると、俺が今まで観たTBSのドラマってわりとハードな内容が多かった気がする。「魔女の条件」とか。

人を愛することの難しさ、尊さ、誰もが大なり小なり感じる人と人が信じ合うことの厳しさ、そして美しさ、そういうものを真っ正面から描こうとしていて、好感が持てた。
もちろん、昔のドラマなので、「何だそりゃ」みたいな展開もあるけれど、それはご愛嬌ということで。

それにしても、椎名桔平演じる五嶋課長って物語の中だと誠実なキャラクターとして描かれているけれど、かなりどうしようもない奴だよね。優柔不断だし、避妊しないし、35歳にもなって10歳下の不倫相手を妊娠させて「産んでほしい」とかほざくし、松嶋菜々子演じる真尋は一体どこを好きになったのか謎。恋は盲目だなぁ、と思う。

ちなみに、松嶋菜々子も矢田亜希子もめちゃくちゃかわいい。信じられないくらいかわいい。松嶋菜々子の美しい顔を見ているだけで幸せ。俺は松嶋菜々子の全盛期に思春期だったというのに、なぜリアルタイムでその活躍を追いかけてこなかったんだ!!!俺のバカ!!!

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