『日本人』は意外に大丈夫。
なんだかんだとオリンピックの開会式もそつなく(?)こなして、あとはいくつかメダルを取って、無事に閉会式を迎えるだけだ。
しかし最近は、コロナ対策といいオリンピックといい、踏んだり蹴ったりに日本。日本人にとって、ネガティブなニュースは続いていた。
そんな状態に『日本人として日本人にがっかりした・・・。』という人も多いかもしれない。
確かに、高齢化社会だから老害多いし、日本の企業も冴えない。働き方改革なんて言いながら、なんか「コレジャナイ感」はプンプンする。
やることなすことピント外れな感じもしなくはない。
しかし、断言しよう。
『日本人』は意外に大丈夫だということを。
これでも私は色々な国を旅をしたり、ヨーロッパに3年住んだり、東南アジアに9年住んだりした。一応、40年の経験もある。そして、いろいろな人種や国籍の人に会ってきた。そんな私だから、断言できる。『フツーの日本人』の感覚をちゃんと遂行すれば、海外でもどこでも通用すると思っている。
だから意外にそんなに悲観しなくても、『フツーの日本人』はどうにかなるだけのスペックを持っているのだ。それくらい、西欧人もアジア人もそれ以外の国々の人々も、テキトーなのだ。(基本的に、私のような人間でもどうにかなっているわけだし)
それでも、彼らはなんだかんだと楽しく生きている。『日本人』のように真面目に、深刻になる必要なんて全くない。
本当にどうにかなるから安心して欲しいのだ。
ただ、『日本人』はどうにかなるけど、日本は厳しいかもしれない。。。
海外在住者の合言葉として、『日本に帰ると陰気な感じがするよね』というのがある。成田空港に到着すると、なぜだかテンションが下がるのだ。
日本帰国のワクワクして、寿司食おう、温泉入ろう!!っと、テンションアゲアゲで帰国しても、成田エクスプレスに乗って都心に向かうとどよーんとしてしまう。
まるで、日本にはどうにもならないような雰囲気があるのだ。
しかし、これは『日本人』のせいではない。日本のシステムが、ちょっとボタンの掛け違いみたいになっているからだろう。
景気なんて、所詮『人々の気分』だ。(とはいっても、私や周りの友人がちょっとテンション上げたり、財布の紐を緩めたりしても変わるものんじゃないだろうが。)
だから、周りの環境がどうであろうが関係ない。『フツーの日本人』は、今よりちょっと変われば上手くいく。インターネットの海に飛び込もうが、本当に世界に飛び込もうが、今までの価値観から少し外れて挑戦するだけでどうにかなることだろう。
とはいえ、一番いいのは、自分が日本人だということを忘れてしまうことだ。それだけで、結構楽しく生きていける。
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