20240328「旅立ちの日」
今日は旅たちの日
どこへ行こうとかまわないのなら
さてどこでもいいはず
ここにいてもいいし
ここにいなくてもいい
しばらく想いを巡らせ
いつものようにするのか
そうでないのか
できることなら
できることをしたい
骰子を転がし
出た目だけ進んでもいいし
倍の数を掛けてもいい
冪乗ならなお遠くへ
瞬間に届く知らせと
こちらからのメッセージ
見たことない景色を
既に見ている
いつもがその日なら
自分で選んだとして
言い訳もないのだろう
どれもが自由だけれども
袖を引いては引かれて
わたしを手放しておこう
合致しないそれをずらしたら
もうひとつのわたしへと移行している
もうここにはいないだとするのなら
あなたはその手を差し伸べるのだろうか
行く当てのない所を探して
そこではないことはわかっている
それでいて呼んでる声がしている
そんな気がして振り向くが
誰もいなくもう一度見れば
何だか思い出すのは
いつかの出来事
忘れつつ同時に持って行く
明日の旅路を預けて
堂々巡りの最中
確認しに行って
なるほどそういうことだったのかと
勝手に合点しながら
それをもまた解釈のひとつとして
涙目をこする
ほこりが入っただけ
立ち止まっては
ここがどこなのか
そこが何だというのか
ただ在って誰かと出会し
ひと時を共にして
また離れて行く
初めてとさよならを繰り返し
心のどっかにしまっておこう
疲れて眠るまでは
誰も許されているだろうから
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