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一番シンプルなアロマセラピーの使い方。

買うのは精油1本だけ。

アロマセラピーと聞くと、「おしゃれな人が使うもの。」という印象があるようで、身近なものではなかったと話されるお客様によく出会います。

こういうの、買わないといけないんでしょ?

ディフューザー種類

と、思いますよね。
そんなおしゃれじゃなくても大丈夫です。
10年以上セラピストと名乗っている私でも、実は自宅にディフューザーはありません。
水蒸気を用いるものは、管理が結構大変だったりします。
精油の種類を変えるときに洗浄しなければいけなかったり、
固まってしまって本体にこびりついてしまったり。
機械の種類によっては、熱によって香りの質が落ちてしまったり、
カビが生えやすい構造になっているものもあります。

写真右のスティックを用いるタイプのものは、
手軽に手に入る価格のものは、ほぼ合成香料。
合成香料は、精油に比べると価格が約10分の1程度です。
同じものをしっかり精油を使って作るとなると、大量の精油が必要となり、よって本物の精油で作ったものはとても高額となります。
2週間ほどで使い終わる小さいサイズでも、
本物の精油で作ると5ml。小瓶1本分(100滴)以上は使うことが多いです。

もちろん香らせたい場所にもよりますが、
自分一人のためのアロマセラピーなら、
精油1本とティッシュ1枚で大丈夫。
簡単でシンプルです。

調子が悪い時にこそ、精油を使って整えて欲しい。
でも、
調子が悪い時に手間をかけるのは疲れます。

自分らしくいるために
整える道具としてのアロマセラピーです。
整えようと自分を労わっている。
それだけで十分あなたはおしゃれで、
素敵な方だと私は思います。

アロマセラピーは簡単にシンプルな方法で。
続けることが一番大切です。

本日は、一番簡単な方法をご紹介します。

簡単な精油の使い方~ティッシュ1枚法

シンプルなティッシュ1枚法

①ティッシュ1枚を2回折ります。
②そこに1滴精油を垂らします。
③寝る前の寝室の枕元など、香らせたい付近に置きます。
④置いたらかならず深呼吸を数回行い、香りを体に取り入れます。

これだけで十分です。
なによりこの方法、一番経済的でもあります。

使い方Q&A

Q:瓶のフタを開けただけでも香るし、それで良いのでは?

A:精油は開封してから、
柑橘の精油であれば3か月~半年、
その他のものは1年が使用期限の目安となります。
使用期限が過ぎて腐敗したものはむしろ不快に感じてしまいます。
脳へダイレクトにつながっている嗅覚。
その嗅覚を用いるアロマセラピーだからこそ、不快な香りを使うことは避けて頂きたいです。
その為、1滴ずつ使う方法が一番経済的と考えています。


Q:1滴出すのが難しいです。

A:精油を出すためのフタ=ドロッパーは1滴0.05mlで滴下するようになっています。このティッシュ1枚法では1滴で足りるので1滴と推奨していますが、6畳のお部屋なら5滴まで誤って滴下してしまっても大丈夫です。
滴下数が多くなるとティッシュを通りぬけて、染みてしまうことがあるのでそれだけはご注意を。
直接からだに塗る方法ではないので、正確に1滴落とせないときは、
ティッシュを密着さえて、一瞬ひっくり返すという方法でも大丈夫です。
手に精油がつかないようにご注意ください。もしついてしまったら慌てずに、大量の水で洗い流してください。

1滴が難しい時

ぜひ1本目はアロマセラピーの代名詞でもある
ラベンダーで楽しんで頂きたいです。
ラベンダーにもたくさんの種類があり、中には目が覚める種類もあるので要注意。

眠たくなる、自宅で寝る前に使うタイプはこちらがおすすめです。

そして精油を使ったら、
必ず深呼吸をして、からだに取り入れることを忘れずに。

それではシンプルに、簡単に。生活に香りと彩りをお楽しみください。      yukina



【ラベンダーの種類】について、著者の記事はこちら。


いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。