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人生のミッション(使命)は存在するのか

よく世間では「ライフワーク」とか、「人生のミッション」、「魂の仕事」みたいなことが言われます。

意味はそれぞれ違うのかもしれませんが、おおよそ、”自分の本来やるべき仕事”というようなことだと思います。

実際にそういうものが存在するのか、そしてもしそれがあったとして、どうやって見つければいいのか、ということについて、私なりに考えてみたいと思います。

そこで、私自身の仕事体験をつらつらと書いて見ようと思います。




私は関西のある大学の教育学部出身です。

小学校の先生になるつもりで入学したのですが、次第に自分の進路に疑問を持つようになりました。

理由はシンプルで

もし大学を卒業して先生になったら、一生学校の中で暮らすことになる。いわゆる”世間知らず”になるんじゃないか

ということでした。

まあずいぶん失礼な話ですが、当時の私はそう思っていたのです。

だから、取りあえず会社員を何年かやって、それから教師になっても遅くない

と、考えました。

そこで結局、民間の流通大手に入社したのですが、結局会社員の仕事が面白くなり、教員にはならずじまいでした。


今でも時々、あのまま教師になってたら今頃どうなってたかなあ、と考えることがあります。

意外と楽しくやっていたかもしれないし、反対にストレスまみれになっていたかもしれません。

ひょっとしたら校長先生になってたかもしれないし、あるいはどこかのタイミングで転職していたかもしれません。

しかしいずれにしても、そもそもこんな仮定の話には大した意味はありません。

実際どうなっていたかなんてわからないし、その時自分がどう感じるかなんてことも、そうなってみないとわからないからです。

ただ、一つだけはっきり言えることは、私は”教師にならない”という自分自身の決断を後悔していない、ということです。

むしろ、”よくやった”と22歳の自分を褒めてやりたいです。

教員採用試験にも合格して、そのままレールに乗ってれば良かったのを、直前でドロップしたわけですから、当時の自分としてはそれなりに大きな決断だったと思います。

今振り返ってみると、これが、私の使命探しの第一歩でした。

それ以降もなかなか落ち着かない人生が続いていきますが(笑)、それについては改めて書こうと思います。





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