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第23回国家資格キャリアコンサルタント実技試験を受験しました!



第23回国家資格キャリアコンサルタント実技試験を受験しました

Smart相談室でインサイドセールスのtadaです。
6月25日(日)と7月15日(土)に国家資格キャリアコンサルタントの実技試験を受験してきました!Smart相談室に入社した翌月に1度受験したのですが転職前後のタイミングで準備不足もあり不合格に、、、
詳細に加え、企業の人事労務周りのトピックスを前回のnoteに記載していますのでぜひ御覧ください。

キャリアコンサルタントの勉強を始めるようになったのは、Smart相談室を私自身も利用する中で、キャリアコンサルタントの方々に何度も助けていただいたことが主なきっかけです。その方々の活躍の場をより広げていくための手段として、正しい知識を身に着けようと思い試験勉強を始めました。

ちなみに、キャリアコンサルタントの試験勉強をした上でSmart相談室のキャリアコンサルタントの方に相談しに行くと、Smart相談室のキャリアコンサルタントの方々のスキルの高さに大いに驚きます。。。傾聴のスキルが高すぎる、、、

国家資格キャリアコンサルタントの資格試験とは

キャリアコンサルタントの試験は2種類あります。
1つ目がJCDA(日本キャリア開発協会)

2つ目がCC協議会(キャリアコンサルティング協議会)

https://www.career-shiken.org/

どちらの団体を受験しても、国家資格キャリアコンサルタントの取得に繋がります。面接試験での評価ポイント等に若干の違いがありますが、合格率に大きな差はないのがこれまでの結果からわかっています。

具体的な面接試験での評価ポイントは、
JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」
CC協議会:「態度」「展開」「自己評価」
となっておりまして、表記に若干の差はあれど大きく異なっているわけではない評価ポイントになっています。

国家資格キャリアコンサルタントの実技試験とは

実技試験は論述試験と面接試験の2つがあります。
論述試験は60分の間でキャリアコンサルタントの相談の場の逐語録(ちくごろく)を読み、そこから問われる問題に対して解答します。
面接試験は相談の場の冒頭15分を想定したロールプレイングが行われ、ロールプレイングが終わると5分間の口頭試問があります。

国家資格キャリアコンサルタントの実技試験対策のポイントとは

試験では抑えるべきポイントがあります。それは人材系の会社でキャリアアドバイザーを経験してきた方々(養成講座の受講を免除されて受験された方々、私宮本もここに含まれます)の合格率が、未経験の人たちの合格率よりも低いことからもその傾向が読み取れます。では試験で抑えるべきポイントとはどういったものでしょうか。

論述試験のポイント

ずばり解答の型を用意することです。それは論述試験の試験時間が問題に対して非常に短いことが背景としてあります。型を用意する際は過去問の解答例を参考に、解答の型を自分で見つけていきます。解答の型が見つかったらそれを覚えるまでひたすら書き続けます。解答の型を覚えられたら過去問を解きましょう。知人のキャリアコンサルタント保有者の方は、過去3年分を3回ずつ解答するトレーニングを行ったようです。

面接試験のポイント

自身の価値観が面談に入らないように何度もロープレ練習することと、クライアントの感情の言葉を漏らすことなくその背景に対して問いを重ねることだと思っています。これは一人では改善が難しいと思いますので、ウェブで調べるといろんな場所でロープレ会が開催されていますし、私もロープレ実施可能ですのでお気軽にご連絡ください!(Twitterの連絡先は最後に掲載しています。)

国家資格キャリアコンサルタントの実技試験を終えて

論述試験は事前に解答の型を用意しておくことで、短い試験時間ですが焦ることなくじっくりと問いに向き合えました。また、論述試験で作った解答の型は面接試験での口頭試問でも活かされたと感じております。国家資格キャリアコンサルタントならではのワードをどのような場面で使うか頭に刷り込むことができました。ただ、論述試験が終わって解答を振り返ったときに、一つ明確に間違った解答をしていることがわかっており、結果に響かなければ良いなと願っています。少し話はそれますが、キャリアコンサルタントは国家資格なので筆記試験(鉛筆等を使用するという意味合い)であるのは仕方がないと思う一方で、キャリアコンサルタントのITレベルの向上(オンラインカウンセリング、IT技術に関わるの相談対応)が求められている今、試験の実施方法をIT化したもいいのではないかなと勝手ながらに思っています。それは論述試験が鉛筆等での記述式だと、一度解答を書き進めると大きく変更するのに時間がとられてしまい、一度書いた解答は変更が聞きづらいという試験の結果に本質的に関わりのない要素が含まれるためです。

面接試験は藤田さんとのロープレ練習が本番に好影響を与えていたように感じています。それは藤田さんが仮で作ったくださったクライアント役に近しいクライアントが試験本番に出たためです。私自身、年長者のクライアントの相談対応に苦手意識を感じていたので、藤田さんにお願いして年長者のクライアント役を複数パターンロープレしていただきました。そのためクライアントの言葉に全集中を注ぐことができ、クライアントの不安や焦り、ワクワクといったような感情の言葉を漏らすことなく拾い、問いを重ねることで、クライアントが直面している悩みの状況が少しずつ明確になっていく過程を感じました。以前、国家資格キャリアコンサルタント保有者で企業の人事の方に伺ったのですが、面接試験のクライアント役に年長者の役が出題される場合は、若手の受験者に不利に働く側面があるようで、どうしても年長の受験者の方が人生経験が豊富で、クライアントの不安な気持ちに共感を示しやすいケースがあるようです。あくまで一つの意見ではあるのですが。

今後について

インターネットでの結果発表が8/21(月)を予定しており、具体的な採点結果はその3~4日後になっています。合格していることを祈るのみ、、!!

また、あくまで個人的な思いですが、20〜30代のキャリアコンサルタント保有者の割合が40代以上に比べて圧倒的に少なくなっていることが気になっています。

図表:国家資格キャリアコンサルタント 年齢・性別

参照元:
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究報告書No.200『キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査』
https://www.jil.go.jp/institute/reports/2018/documents/0200_02.pdf

https://twitter.com/swa03291/status/1680378495963217920

このツイートが多数の方に反応をいただきました。(普段いいねの数が10前後なのですが、このときは160も、、!)20代の若手がキャリアに悩む話を頻繁に耳にしますが、果たして年の離れた先輩に本心から相談できる20代はどのくらいいるでしょうか、、、。もちろん一定数の方は本心で相談できると思いますが、年の近い方へ相談するほうが相談しやすいと感じる人は決して少なくないと思います。年の差で例えるなら、大学生が親にキャリアの相談をするとは中々思えないんです、、(あくまで私個人の主観が入っています。)これは20代に限らずどの世代にもおられると思います。私自身20代(ギリギリ)であることから同年代のキャリアコンサルタント保有者を増やすような活動もしたいと思っています。私自身もキャリアに悩みSmart相談室のキャリアコンサルタントの方々の力を借りていますし、そのような同世代の方はたくさんいらっしゃると思います。20〜30代でキャリアコンサルタントの資格を取得しようとお考えの方はぜひご相談ください!(もちろんキャリアコンサルタントに寄せられる相談は多岐にわたりますので、40代以上の方のお力はなくてはならないものだと認識しています。)

twitterアカウント:@swa03291で検索してください!

また、Smart相談室ではキャリアコンサルタント有資格者を募集しています!ご興味ある方はぜひご応募ください!