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家にある18枚のサントラ盤について【前編】

 MY SOUNDTRACK


 皆さんは、映画のサウンドトラック、いわゆるサントラ盤をどれくらい所有してますか?

 自分は意外と持ってるような気がして、CDを取り出して数えてみたら13枚所有してました。たしか、実家には、他にも5枚のサントラ盤があるので、計18枚を持っていることになります。

 自分は、時々、好きな映画のサントラを買ってしまうのですが、この数って、多いのか少ないのか、よく分からないんですよね。

 ということで、今回は所有してる18枚のサントラ盤について”note"していきたいと思います。


ほぼ、コンピレーション盤のサントラ

 まあ、映画によっては、様々なアーティストの楽曲が多く使われていて、サントラが、ほとんどコンピレーション盤になってるものもありますよね。

 なんかお得感もあって、買っちゃうわけなんですが、その代表格が

『トレインスポッティング』

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 コンピレーション盤として聴いても秀逸ですよね。
 大好きなサントラ盤です。
 関係記事はこちら ↓

 イギー・ポップやルー・リード、プライマル・スクリーム、ニュー・オーダー、ブラー、パルプ、アンダーワールドなどなど、いろんなUKのアーティストが聴けて、ほんとに傑作です。

 こういうコンピ感のあるサントラ盤って、アメリカ映画でよく作られてたんですが、USAの代表格といえば、やっぱりこのサントラ盤ですよね。

『トップガン』

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 『トップガン』も、ケニー・ロギンスやチープ・トリック、ベルリンやグロリア・エステファンなど、たくさんのアーティストが参加していて豪華でした。

 映画も大ヒットしてたし、MTVぽかったし、当時、洋楽好きのクラスメイトは皆持ってたんじゃないかな....
 個人的にはケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」よりもチープ・トリックの「マイティ・ウィングス」推しでした。


 同じように、コンピレーション感が満載なのが、クエンティン・タランティーノ監督とデヴィッド・リンチ監督作品のサントラ盤です。

 まずはタランティーノ作品で持ってるのは、こちらの3枚!

『レザボア・ドッグ』

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『パルプ・フィクション』

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『キル・ビル vol.1 』

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 タランティーノって、音楽の趣味も幅広いんですよね~。
 自分なんかでは、全然、知らないバンドの曲がいっぱいなんですが、映画にははまってるんです。
 なので、タランティーノ映画のサントラ盤は、聴いてて、とても楽しいのです。(タランティーノ監督については、今、別の記事を書いているので、ここではこのくらいで...)

 もう一人のデヴィッド・リンチも音楽というか音響にこだわっている監督だと思うんですよね。
 リンチ映画のサントラで持っているのは、こちらの2枚です。

『ワイルド・アット・ハート』

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『ロスト・ハイウェイ』

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 リンチ映画の音楽担当アンジェロ・バダラメンティの浮遊感のあるBGMもたくさん入ってるのですが、他にも、ちょっと怪しい系の方々の楽曲が収録されています。
 特に『ロスト・ハイウェイ』の方には、ナイン・インチ・ネイルズやルー・リード、そしてデヴィッド・ボウイなど、退廃的な感じの楽曲が詰め込まれています。

 どんな場面で聴けばよいのか分からないのが、リンチ映画のサントラ盤のすごさです。


主題歌が楽しみだった007シリーズ

 正確に言うとサントラ盤ではないのですが、007シリーズが大好きな自分としては、毎回、ちょっとセクシーだけど、かっこいい、あのオープニングを楽しみにしています。
 その時に流れる主題歌たちも好きなんですよね~。
 そんな自分にピッタリだったのが、こちらの主題歌集でした。

『ベスト・オブ・ボンド(50周年記念盤)』

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 第1作から22作までの主題歌が収録されていて、かなり豪華な内容だと思うんですよね。
 歴代のアーティストを見ても、ポール・マッカトニーやカーリー・サイモン、シーナ・イーストンに、デュラン・デュラン、アーハ、ティナ・ターナー、マドンナなどなど、なかなかの顔ぶれで、いや~聴きごたえ満点です。

 中でも、自分の好きな3曲を紹介しときます。

#2 『ロシアより愛をこめて』by マット・モンロー

 この時はまだ、エンディングで流れてたんですね。
 シリーズの中でも大好きな作品の主題歌でした。

#9 『死ぬのはやつらだ』by ポール・マッカートニー&ウイングス

 いつもと、ちょっと違った曲調だったんですが、少年の心に残りましたね。マッカートニーってことを知ったのは、ずっと後のことです。

#13 『ユア・アイズ・オンリー』by シーナ・イーストン

 歌ってるシーナ・イーストン本人が出てるのは謎なんですが、自分の1番好きな主題歌です。
 これぞ007って感じのイメージだと思うんですよね。

 このベスト盤以降の作品では、アデルやサム・スミスが主題歌を担当していますが、最新作の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ビリー・アイリッシュが担当しているので、どんなオープニングになるのかとても楽しみなのです。


映画世界を堪能するサントラ

 歌ではないんだけど、心に残る映画のサントラもあるんですよね。
 『スター・ウォーズ』といえばジョン・ウィリアムズ、『ジブリ映画』といえば久石譲みたいに、映画の世界を作り上げる一人として音楽監督さんがいると思うんですよね。

 自分にとって、大好きなシリーズにずっと関わってる音楽監督さんだと、ついつい、そのサントラを聴きながら映画世界を思い出したくなっちゃうんですよね。

 それで買ってしまったサントラがあって、その一人が、クリント・イーストウッド主演の『ダーティ・ハリー』シリーズを手掛けているラロ・シフリンのCDなんです。

『ダーティ・ハリー・アンソロジー』

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 ファンにはたまらない1枚なんです。
 ところどころに、映画のセリフが入ってるのも、サントラっぽくていい感じなのです。

 ラロ・シフリンはジャズ・ミュージシャンで、その他の作品では『燃えよドラゴン』や『スパイ大作戦(ミッション・インポッシブル)』のテーマ曲が有名です。
 この『ダーティ・ハリー』シリーズは第5作まで制作されたのですが、シフリンが全ての作品を手掛けています。
 

『ダーティ・ハリーⅣ』

 最初のベースにムチャクチャ痺れませんか。
 この、ちょっとジャジーな感じが好きなのです。


 さて、もう一人、もうひとり紹介するのは『ロッキー』シリーズのビル・コンティ
 『ロッキー』の熱烈ファンではない私でも、2枚のサントラ盤を持ってたりします。

『ロッキーⅣ』

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 これは、もう、ほとんどサバイバーの主題歌狙いでした。
 Ⅳの主題歌『バーニングハート』とⅢの主題歌『アイ・オブ・ザ・タイガー』の2曲とも収録されています。


 Ⅳとは違って、全てをビル・コンティが手掛けた魂のサントラ盤がこちら!

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 この真っ黒なジャケットのレコードを親に買ってもらったんですよね~。
 多分、アニメ以外で初めて買ってもらったレコードで、多分、父親も聴きたかったんだと思うんですよね。

 ロッキーのテーマである「ゴナ・フライ・ナウ」はもちろんですが、試合の途中で流れる「ゴーイング・ザ・ディスタンス」、そして最後に流れる「ファイナル・ベル」は、一度聴いたら忘れられない感じです。
 特に「ファイナル・ベル」を聴くと、なんか”グッ”と来ちゃったりするんです。

 今、聴いてみても、やっぱりいいですよね。
 なんか、自分が頑張った時に、頭の中で流れますw。


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 18枚のうち、ようやく11枚.....

 残りの7枚は【後編】に続きます。