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「すごい」と思っていたこともやってみたら意外と「すごくなかった」話。

私は22歳の時、当時新卒で働いていた羽田空港での仕事を辞めて、卒業旅行で大好きになってしまったバンコクへ引っ越すことを決意しました。

しかしそれまで海外の就活をしたことがなければ、バンコクに友達もいない、タイ語も話せない、英語を話すことにも死ぬほど自信がない。

そんな状況でした。

本当にバンコクに行けるのかどうか不安で仕方なかったですが、その気持ち以上にその夢が叶っていない状況があまりにも苦しくなってしまい、働いていた会社を辞めて、バンコク行きの就活を始めました。

さっそくバンコクの就活を始めよう!と意気込んだもののどうやってバンコクでの仕事を探していいのかも分からず、Googleに「バンコク ホテル 日本人 求人」と打ち込んで、出てくる求人情報を見る毎日でした。

そもそも「バンコク ホテル 日本人 求人」と打ち込んだところで、全然求人なんて見つかりませんでした。

仕事まで辞めてしまい本当にバンコクに行けるのか、、、なんて焦りましたが、最終的にバンコク掲示板という謎なサイトに出ていた、とある5つ星ホテルの日本人の求人を見つけました。

そこへ応募をしなんとか履歴書が通り、スカイプで面接をする運びになりました。

面接2時間前にランゲージパートナーを探すアプリを使い、英語の面接練習に付き合ってくれる方を見つけ、初対面のアメリカに住むJonhという方にみっちり1時間も練習に付き合ってもらいました。(その時Johnの住む街は深夜2時)

またあらかじめ聞かれそうな質問の答えをびっしり書いた紙を、ススカイプのカメラから見えないところに貼り付け、そんな作戦も功を奏して?見事面接に合格し、バンコク行きが決まったのでした!

私の詳しいバンコク就活のくだらない秘話はこちらの記事を読んでみてください。

私がバンコクに移住をして仕事を始め、普通に生活をし始めると友達や家族、ホテルで出会う日本人のお客様からは、
「たった1人でバンコクに移住するなんてすごい!」
「海外の就活難しそう!」
「行動力すごいね!」
「羨ましい!私も海外に住んでみたいけど、、、私には絶対にできない!」
なんて言葉をすごく言われるようになりました。

東京に帰ってきた今でも、そんなことを言われます。

「すごい!」「私にはできない」なんて言葉を思わず言ってしまう方の気持ちもすごくわかります。

だって私もバンコクの就活を始める前「自分になんてできるだろうか」「本当にバンコクへ行けるだろうか」という気持ちでいっぱいだったし、海外で働く友達を見て「すごい!」と思っていました。

しかし実際に挑戦してみて気付いたことは、「何もすごくない」ということでした。

ほとんどの方が何かを始める前、特にやったことのないことに対して、「難しい」と決めつけてしまい、行動を起こすことを躊躇してしまっているように感じます。

しかし実際にやってみると「意外とできた!」なんて思うことばかりだったなぁと、今までの色んなチャレンジを思い返してみて、最近そう思うのです。

「難しい」「難しくない」は、やった人にしか絶対に分かりません。

なので新しいことに挑戦してみたい時、やる前からそれが「難しい」または「簡単」だなんて絶対に決めつけないように心がけています。

私は去年の2月に帰国をしました。

今までずっと接客業をしてきましたが、昔からのもう1つの夢があり、それが言葉を使った仕事でした。

再び東京で就活を始めた頃「そもそもまず言葉を使った仕事って何があるのだろう?」というレベルでした。

また過去に何かを書いて褒められた経験もなければ、決して文章を書くことが得意というわけではありませんでした。

言葉を使った仕事というのは自分にとって未知な世界だったし、なんの経験もない私を雇ってくれる会社なんてあるのだろうかとも思いました。

しかしできないと思っていたバンコク行きの夢を叶えた経験のおかげで、「また挑戦してみたら意外とできてしまうのかもしれない!」と考えることができました。

今ではWebライターとして毎日記事を書いたり、インタビューに行ったり、企業のSNS運用を行ったりしています。

ついこの間までバンコクのホテルのフロントで毎日タイ人と「サワディーカー」なんて言っていた自分では、絶対に想像できないような仕事がいつの間にかできるようになっていました。

何かに挑戦する前から、何も知らない状態で「できない」「難しそう」「すごい」と圧倒されて何も行動に移せないのはもったいないと感じます!!

きっと世の中やってみると「意外とできる」ことばかりなんじゃないかと思います。

ただ行動してみない限り、実はそれが「できること」ということに、気付かずに終わってしまうんだろうなと思います。

仕事面だけではなくプライベートの面でも、去年東京に戻ってくるまで25歳にして全く料理をしたことがなく、過去にクッキーをフライパンで焼いてしまい気付いたらクッキーを炒めていたレベルで料理とは無縁でしたが😂、今では苦手だった料理を毎日するようになりました。

ずっと自分は料理が苦手なんだと思い込んで避けてきましたが、1年料理を続けてみると、肉じゃがでも餃子でも大好きなタイ料理のパッタイでもなんでも作れるじゃん!ということに気付きました。

料理を始めた頃、自分のモチベーション維持のために料理アカウントまで作りました。

また私は掃除も大嫌いで全くしてこない人生でしたが、最近は自分のやる気が少しでも出るようにお掃除カレンダーというものを作成し、少しずつですができるようになりました。

「苦手」と決めつけて避けてきたことも、やり方を工夫してやってみると、気付いた時には「意外と続いていた!」ということもこの1年で増えました。

もし挑戦してみたいことはあるけど「難しそう」「すごい」「私になんてできない」と思い込んでなかなか行動に移せない方がいたら、そもそも「できるか、できないか」知ることができるのは、やってみた人だけなので、まずはやってみて欲しいなと思います。

きっと「意外とできちゃった!」なんて思うことばかりかもしれないです、、、❤︎

こんな記事を書いているのも、最近やりたいことがたくさんありますが、なかなか行動に移せていない自分がいるので、自分を励まして体を動かし続けるためにも書きました。

2021年まだまだ半年あるので、皆さんでたくさん挑戦する日々にしましょうね☺️

ここまで読んでくれてありがとうございました!

それではサワディーカー。

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